2023年10月20日
千曲川源流から甲武信岳へ
昨日の水曜日は秋晴れの快晴予報。山に行くしかないでしょ。
当然、こんな時期なので紅葉が満喫できる場所。
で、川上村の毛木場から千曲川を遡って源流経由で甲武信ヶ岳へ、下山は三宝山から十文字峠へと。
6時30分前にに毛木場へ。標高は1450mくらい、気温は氷点下?。前日から駐車している車は凍ってます。
そそくさと準備して6時40分頃に出発です。
最初は、千曲川沿いをゆるゆると登っていきます。
もう、周りは紅葉した樹木がそこらじゅうに。
気温も低いのでちょっとペースアップして登っていきます。谷沿いで日陰なのでいつまでも寒くて、ついこの前までTシャツ姿で行動していたのが信じられない。
源流までは多少の巻き道はあっても基本渓谷沿い。紅葉を楽しみながら、こんな滝もあったりして、楽しく高度を上げていけます。
ずっとユルユル高度を上げているので、気が付けば標高2200m越え、あっという間に千曲川源流へ到着。2時間もかからないくらい。
源流はこんな感じ。川床から染み出しているいるのが千曲川の最初に1滴。
ここからはいきなり急登。標高差100mちょっとをグイっと登れば稜線です。
ここまで登れば甲武信ヶ岳はすぐそこ。一気に登ります。
標高2475m、甲武信ヶ岳到着。
東側の展望は樹木に遮られていますが、富士山~南アルプス~八ヶ岳~北アルプス~浅間山まではグルっと見渡せます。
絶景ですね。快晴、風も穏やか。気温は低いはずですが、とても心地よい山頂でした。
ここからは十文字峠へと三宝山経由で下っていきます。
三宝山までは、とても穏やかなトレイル。標高が2400mもあるなんて思えないくらい。
景色の無い三宝山へはあっという間。ここが埼玉県の最高峰なんですね、2483m。知らなかった。
ここからは、トレイルの表情が一気に変わります。
2200mラインまで下ると、岩尾根のアップダウンがあったりして急にテクニカルなルートに。
こんな岩峰があったり、
鎖場の下りが続いたり。
もちろん、ちゃんとルートが作ってあるので怖くはないけれど、初級者ではちょっと手こずる箇所もありますね。
途中の岩峰の上でカッコつけてますが、360度のパノラマを堪能してます。
十文字峠にある小屋で小休止。
今日は小屋番さんは歩荷で留守でしたが、ベンチでランチタイム。
ここからは一気に標高を下げていきます。
八丁坂を下って、沢底まで降りると、再び紅葉の見事なエリア。
だいたい、標高1600~2000mくらいが一番紅葉が綺麗だったかと。
最後に下りきったところの紅葉。これが今日一の見事な紅葉でした。
12時30分過ぎには下山完了。
登りの渓谷沿いの紅葉、そして千曲川最初の1滴、甲武信ヶ岳の展望、テクニカルな尾根、そしてまたまた紅葉と、いろいろな景色を堪能できたトレッキングとなりました。
今年は、もう1回くらい紅葉を楽しめる山行ができるでしょうか?
Posted by ひでたろう at 05:11│Comments(0)
│山登り