2017年05月28日
今年の八ヶ岳。

先週の野辺山ウルトラ、天気が良かったせいで、八ヶ岳もばっちり見えていて行きたいな~って思いながら走ってました。ちょっと雪多めだけどなんとかなりそうだし、ツクモグサも1株は咲いたようなので、赤岳~硫黄岳の周回に行ってみました。先週のウルトラの疲れもあるので、単独でのんびり。
本来、周回コースだと美濃戸まで車で入るんだけど、下回りを擦る危険がある車なので、安全策で美濃戸口に駐車。2.5kmだけ林道がプラスされます。5時30分スタート、ゆるく走ったので正味20分くらいで美濃戸に到着。ここから本格的な登り。
コースはいつものように、南沢から入って、赤岳~横岳~硫黄岳、赤岳鉱泉から北沢経由で下山です。

相変わらず素敵な八ヶ岳の森。このあたりはまだ雪もなくて歩きやすい。

行者小屋に近づくと、こんな感じの雪道に。朝一で冷え込んでいるので、まだまだ締まった雪なので歩きやすい。


美濃戸から1時間ほどで行者小屋。赤岳・阿弥陀岳が出迎えてくれます。
寒いわけで、テーブルや椅子に霜が降りて凍ってます。
ここから一気に傾斜が増していきます。

しかも完全な雪道。今回はトレランシューズなので、先行者のステップに慎重に足を置いて高度を稼いでいきます。
階段のところまで雪道は続きました。


高度が上がるにつれて周りの山々も見えてきて、マムートのマークの階段を登り切れば分岐点。一気に視界が開ける場所!!


権現岳の向こうに南アルプス。
阿弥陀岳も真正面に。その後ろにも、中央アルプス~北アルプスです。

さらにこんな岩場を登っていけば山頂です。

今日一つ目のピーク、赤岳。
360°のパノラマが待ってました。


富士山と奥秩父連山は、雲海の上に顔を出してます。
南アルプス~北アルプスまでのアルプス大パノラマは、雲一つない最高の景色でした。

そして、これから向かう横岳・硫黄岳方面。
赤岳からの下りも、ほんの一部だけ雪が残ってましたが、ほぼ問題無いレベル。慎重に下ればアイゼンは要りません。


横岳への登りで唯一の雪の登り。
まあ、登りなんで問題無いですが、反対方向から下りで通る場合は念のためアイゼン付けたほうが安全かも。

ツクモグサ。今年は、時期が遅れているようで、登山道脇で、ちゃんと咲いている株はこれだけだと思います。
この時期は、これを見るために登っていると言ってもいいくらいです。

二つ目ピークの横岳制覇。
あと一つ。

その前に、このコース一の難所。カニの横ばい。
上から見下ろすとけっこう怖そうですが、手掛かり足がかりも多く、鎖もしっかりしているので全然問題なしですね。距離も短いですし。でも落ちたら死んじゃいます。通るときには慎重にです。
今回の山行で感じましたが、南八ヶ岳もヘルメットの装着率高いです。特にこの時期に登る登山者は、意識が高いのかも。私も見習わないと。
ここを過ぎれば、ちゃっちゃと行きます。硫黄岳山荘はスルーして硫黄岳です。

いつもは山頂標識のところで良しにしてますが、天気も良いし時間もあるし、火口の反対側の縁まで行ってみることに。

いつも立っている山頂側の下には雪が付いているんですね~。

アップです。こんな怖いところにいるんですね。

いつものケルンと阿弥陀・赤岳・横岳。
赤岩の頭にもけっこうな雪が残ってました。二年前の同じ時期に登ってますが、残雪の量も、花の開花も、今年のほうが1~2週間ほど遅い感じです。


赤岩の頭から一気に下って赤岳鉱泉。
こちらのルートにも雪が残ってますが、トレイルの傾斜が緩やかなので、下りでもそれほど怖くなく下れます。
赤岳鉱泉にてカップ麺のお昼。となりのテーブルではカレーを注文してましたが、6種類のカレーがあるそうで、とても美味しそうに食べてました。たまには山小屋の食事もいいですね~。
ここからは、短パンになってトレランスタイルで美濃戸口まで一気にGOです。
そういえば、北沢の林道終点地点で、外人さんの10人くらいのトレイルランナーとすれ違いました。一人だけ日本人がいたようなので、ツアーかなにかですかね?日本にトレイルツアーに来る人たちもこれから増えるんですかね?
ちなみに橋の上ですれ違ったら、全員とハイタッチでした。なんか楽しいですねこういうの。
11時30分過ぎには美濃戸口まで下山完了。半日コースでした。こんなに早く下れるんだったら阿弥陀岳も登っておくんだった。
でもまあ、ウルトラマラソン1週間後のリハビリトレッキングには丁度良かったです。
2017年05月22日
2017 夏?の野辺山ウルトラ
今年で3年連続、4回目の野辺山ウルトラです。
天気予報は、晴れ。晴れすぎの予報。気温も夏なみの予想なんです。

それでも標高1350m。早朝の5時は、やっぱり涼しいです。この後どれほどの暑さになるのか、不安の中のスタートとなりました。
去年のサブ10がまぐれで無いのをちゃんと証明したくて、去年並のペースで八ヶ岳林道へ。
お腹の調子がいまいちなのか、前半戦の八ヶ岳山麓で2度も大のトイレに入るものの、なんとかペースは維持。
正直、この時点で少しだけ突っ込みすぎてるかな~とか思っていたんですが、同じアラジンメンバーのS井さんと抜きつ抜かれつしながら50kmの折り返しポイントまで下っていきます。
サブ10の目安の50kmでの4時間30分。去年はジャスト4時間30分、今年は4時間27分。ちょっとだけリードしてます。リードしてますが、4時間30分を意識して、ちょっと無理して下ってきました。しかも標高880mまで下ってくると暑さを感じるようになります。そして、ここからは登り基調。
いままでのペースがウソのようにペースダウン。前半の下りで脚は売り切れたようです。やっぱりねって感じだけど、ここで無理をすれば馬越峠さえ越えられなくなりそう。かなりペースを落としながらも歩かない様にゆっくり走っていきます。この頃から、各エイドで水かぶり必須となりました。少しでも体を冷やしてオーバーヒートにならないように気をつけます。
北相木村役場への登りも気力で走り、折り返し。
ここで後続のメンバー確認しますが、予想どおりの人たちが予想どおりの場所ですれ違います。ちょっとでも油断すれば追いつかれそう。滝見の湯への登りでは、さすがに急な坂は歩いてしまい、かなりやばい状況。このまま滝見の湯の71kmの部のゴールで終わりたい心境に。
さて、ヘロヘロになりながらも、やっと滝見の湯。ここから後半最大の山場の馬越峠越え。気力を振り絞ってリスタート。走っているのか歩いているのかわからないようなスピードではありますが、半分くらいは走って峠に。この時点で残り2時間ありません。サブ10は断念。(すでに滝見の湯で断念してましたが・・・)


川上村へダウンヒルはけっこういい感じで下れて、そのままの勢いでゴールまで!!とか思っていましたが、やはり野辺山、残り10kmは苦労させてくれます。90km地点からの登り、その後の相変わらずの長い直線、いつまでも辿り着かないんじゃないかと思ってしまいます。

去年のサブ10でのモチベーションに比べると、ちょっとだけ落ちたモチベーションでしたが、やっぱりゴールは嬉しいですね。これでもう今日は走らなくていいんだって安堵感は格別です。特に、苦労してたどりついた今年の野辺山は、それが一段と大きかったように感じます。

結果10時間25分225秒、サブ10には25分ほどオーバーしてのゴール。

北相木村での折り返しの時と同じメンバーが同じようなタイム差で次々とゴール。そのゴールを出迎えながら、やっぱり頑張ってゴールに向かった良かったな~と思いました。
さて、来年は?まだ考え中です。
天気予報は、晴れ。晴れすぎの予報。気温も夏なみの予想なんです。

それでも標高1350m。早朝の5時は、やっぱり涼しいです。この後どれほどの暑さになるのか、不安の中のスタートとなりました。
去年のサブ10がまぐれで無いのをちゃんと証明したくて、去年並のペースで八ヶ岳林道へ。
お腹の調子がいまいちなのか、前半戦の八ヶ岳山麓で2度も大のトイレに入るものの、なんとかペースは維持。
正直、この時点で少しだけ突っ込みすぎてるかな~とか思っていたんですが、同じアラジンメンバーのS井さんと抜きつ抜かれつしながら50kmの折り返しポイントまで下っていきます。
サブ10の目安の50kmでの4時間30分。去年はジャスト4時間30分、今年は4時間27分。ちょっとだけリードしてます。リードしてますが、4時間30分を意識して、ちょっと無理して下ってきました。しかも標高880mまで下ってくると暑さを感じるようになります。そして、ここからは登り基調。
いままでのペースがウソのようにペースダウン。前半の下りで脚は売り切れたようです。やっぱりねって感じだけど、ここで無理をすれば馬越峠さえ越えられなくなりそう。かなりペースを落としながらも歩かない様にゆっくり走っていきます。この頃から、各エイドで水かぶり必須となりました。少しでも体を冷やしてオーバーヒートにならないように気をつけます。
北相木村役場への登りも気力で走り、折り返し。
ここで後続のメンバー確認しますが、予想どおりの人たちが予想どおりの場所ですれ違います。ちょっとでも油断すれば追いつかれそう。滝見の湯への登りでは、さすがに急な坂は歩いてしまい、かなりやばい状況。このまま滝見の湯の71kmの部のゴールで終わりたい心境に。
さて、ヘロヘロになりながらも、やっと滝見の湯。ここから後半最大の山場の馬越峠越え。気力を振り絞ってリスタート。走っているのか歩いているのかわからないようなスピードではありますが、半分くらいは走って峠に。この時点で残り2時間ありません。サブ10は断念。(すでに滝見の湯で断念してましたが・・・)


川上村へダウンヒルはけっこういい感じで下れて、そのままの勢いでゴールまで!!とか思っていましたが、やはり野辺山、残り10kmは苦労させてくれます。90km地点からの登り、その後の相変わらずの長い直線、いつまでも辿り着かないんじゃないかと思ってしまいます。

去年のサブ10でのモチベーションに比べると、ちょっとだけ落ちたモチベーションでしたが、やっぱりゴールは嬉しいですね。これでもう今日は走らなくていいんだって安堵感は格別です。特に、苦労してたどりついた今年の野辺山は、それが一段と大きかったように感じます。

結果10時間25分225秒、サブ10には25分ほどオーバーしてのゴール。

北相木村での折り返しの時と同じメンバーが同じようなタイム差で次々とゴール。そのゴールを出迎えながら、やっぱり頑張ってゴールに向かった良かったな~と思いました。
さて、来年は?まだ考え中です。
2017年05月05日
今年のGWの旅行は、長野。
GW唯一の休み&連休の3日・4日。
妻との恒例の旅行。今回は、毎度おなじみの長野県。
蓼科~美ヶ原~松本方面です。

初日は、蓼科の北八ヶ岳ロープウェイにて坪庭散策。

もう少し残雪が多いかと思ったのですが、案外融雪が進んでいるみたいです。
今回は観光のみなので、坪庭の散策路を1周だけ散歩。

それでも、場所によっては、これくらいの残雪。なんとなく雪の壁です。

もう少し天気は良いかと思ってましたが、薄曇りって感じでスカッと晴れてないですが、一応、北・中央・南アルプスもしっかり見えます。
風もほとんど無く、穏やかで、それほど寒さを感じなく歩けて良かったですね。

それでも、散策路を一歩外れるとご覧の通りしっかり雪道。北横岳や縞枯山方面は雪山装備じゃないとまだまだダメです。


下山後の昼食は、女神湖近くのお蕎麦屋さん。お蕎麦と天丼のセット。これで1300円くらいだったと思うので十分リーズナブル。

ここからはドライブ。ビーナスラインをひた走って、車山~霧ヶ峰~美ヶ原です。
途中で立ち寄ったレストハウス。すぐ後ろが小高いピークになっていてなかなかの展望。初めて寄りましたが、ほとんど足で登らずにこの景色。普段運動していない人には最高の場所でした。

今日のお宿の「美ヶ原ホテル山本小屋」
ホテルと名前が付いているけど、山本小屋ってのが合っている素朴な感じの宿です。
建物は古いですが、それが美ヶ原の景色になじんで良い雰囲気。食事もボリューミーで美味しいです。
ひとまずチェックインですが、夕食までにはまだ時間があるので、かるく走りに。


片道2.5kmの王ヶ頭までのRUNです。
未舗装の道路が牧場の中を走っているので、トレイルに不慣れな妻でも安心して走れます。
ただ、標高2000m。ちょっと空気が薄いので大変そうですが・・・・


曇り空で、景色はいまいちだけど、涼しくて、走りやすかったです。
あとは翌朝の天気に期待。

宿の温泉で温まったあとは待望の夕食。
メインはジンギスカンで、サーモンの刺身に焼き物、山菜にキノコ汁・お蕎麦などなど。
おかずの量が多いので、ご飯は遠慮したほどでした。
翌朝、というか、まだ暗いうちに星空撮影をしたくて、3時に目覚ましセットしたのにちょっと二度寝。
3時40分くらいにあわてて起き出して外に出てみたけど・・・

すでに、東の空が明るくなり出していて満足いく写真にはならなかったけど、それなりに星空撮影成功。
そのまま一旦宿に帰って妻を起こして、今度は日の出を見に出発。


宿から15分程度で登れる、牛伏山。ここで日の出。水平線近くは雲がありましたが、なかなか綺麗な日の出でした。


少しづつ日に照らされていく美ヶ原を眺めながら宿へと戻って、妻はお風呂。私は朝食前のトレイルラン


昨日も行った王ヶ頭を越えて、そのすぐ先の王ヶ鼻まで。
昨日の林道とは違うトレイルで行きます。絶景の景色の中を走れるこのトレイル。距離は短めですが、早朝トレランには最高の場所なんです。



王ヶ鼻からも、当然北~南アルプスが一望。
早朝でも、ちょっと霞んでしまっているのがちょっと残念。

宿に戻って、朝風呂でさっぱりしたら朝食。
朝は洋風な感じで軽く食べれてこれも良いです。パンとスープ、牛乳はおかわり自由。

2日目は松本観光。メインの松本城は流石のGW。
入場するのに長蛇の列なので、中には入らずに外から眺めただけ。



後は街ブラしたんですが、松本ってこんな素敵な通りがあるんですね~。
城下町の雰囲気が漂っていて楽しい空間でした。
昨日より日差しも強くて暑いくらい。安納芋のアイスも美味しかったです。
後は定番の八ヶ岳アウトレットに寄ったりしながらの帰宅。
GWの割には渋滞に嵌ることもなく楽しく2日間楽しめました。
妻との恒例の旅行。今回は、毎度おなじみの長野県。
蓼科~美ヶ原~松本方面です。

初日は、蓼科の北八ヶ岳ロープウェイにて坪庭散策。

もう少し残雪が多いかと思ったのですが、案外融雪が進んでいるみたいです。
今回は観光のみなので、坪庭の散策路を1周だけ散歩。

それでも、場所によっては、これくらいの残雪。なんとなく雪の壁です。

もう少し天気は良いかと思ってましたが、薄曇りって感じでスカッと晴れてないですが、一応、北・中央・南アルプスもしっかり見えます。
風もほとんど無く、穏やかで、それほど寒さを感じなく歩けて良かったですね。

それでも、散策路を一歩外れるとご覧の通りしっかり雪道。北横岳や縞枯山方面は雪山装備じゃないとまだまだダメです。


下山後の昼食は、女神湖近くのお蕎麦屋さん。お蕎麦と天丼のセット。これで1300円くらいだったと思うので十分リーズナブル。

ここからはドライブ。ビーナスラインをひた走って、車山~霧ヶ峰~美ヶ原です。
途中で立ち寄ったレストハウス。すぐ後ろが小高いピークになっていてなかなかの展望。初めて寄りましたが、ほとんど足で登らずにこの景色。普段運動していない人には最高の場所でした。

今日のお宿の「美ヶ原ホテル山本小屋」
ホテルと名前が付いているけど、山本小屋ってのが合っている素朴な感じの宿です。
建物は古いですが、それが美ヶ原の景色になじんで良い雰囲気。食事もボリューミーで美味しいです。
ひとまずチェックインですが、夕食までにはまだ時間があるので、かるく走りに。


片道2.5kmの王ヶ頭までのRUNです。
未舗装の道路が牧場の中を走っているので、トレイルに不慣れな妻でも安心して走れます。
ただ、標高2000m。ちょっと空気が薄いので大変そうですが・・・・


曇り空で、景色はいまいちだけど、涼しくて、走りやすかったです。
あとは翌朝の天気に期待。

宿の温泉で温まったあとは待望の夕食。
メインはジンギスカンで、サーモンの刺身に焼き物、山菜にキノコ汁・お蕎麦などなど。
おかずの量が多いので、ご飯は遠慮したほどでした。
翌朝、というか、まだ暗いうちに星空撮影をしたくて、3時に目覚ましセットしたのにちょっと二度寝。
3時40分くらいにあわてて起き出して外に出てみたけど・・・

すでに、東の空が明るくなり出していて満足いく写真にはならなかったけど、それなりに星空撮影成功。
そのまま一旦宿に帰って妻を起こして、今度は日の出を見に出発。


宿から15分程度で登れる、牛伏山。ここで日の出。水平線近くは雲がありましたが、なかなか綺麗な日の出でした。


少しづつ日に照らされていく美ヶ原を眺めながら宿へと戻って、妻はお風呂。私は朝食前のトレイルラン


昨日も行った王ヶ頭を越えて、そのすぐ先の王ヶ鼻まで。
昨日の林道とは違うトレイルで行きます。絶景の景色の中を走れるこのトレイル。距離は短めですが、早朝トレランには最高の場所なんです。



王ヶ鼻からも、当然北~南アルプスが一望。
早朝でも、ちょっと霞んでしまっているのがちょっと残念。

宿に戻って、朝風呂でさっぱりしたら朝食。
朝は洋風な感じで軽く食べれてこれも良いです。パンとスープ、牛乳はおかわり自由。

2日目は松本観光。メインの松本城は流石のGW。
入場するのに長蛇の列なので、中には入らずに外から眺めただけ。



後は街ブラしたんですが、松本ってこんな素敵な通りがあるんですね~。
城下町の雰囲気が漂っていて楽しい空間でした。
昨日より日差しも強くて暑いくらい。安納芋のアイスも美味しかったです。
後は定番の八ヶ岳アウトレットに寄ったりしながらの帰宅。
GWの割には渋滞に嵌ることもなく楽しく2日間楽しめました。