2023年09月28日
秋の甲州アルプス

今週の水曜日は、甲州アルプス。
大菩薩嶺から牛奥ノ雁ヶ腹摺山の主稜線と、反対側の走れる稜線を結んだ周回コース。
まだ紅葉には早いですが、稜線まで上がると冷たい風が心地よくて、しっかり秋を感じる山行でした。

スタートは、上日川峠。すでに標高は1600m。大菩薩嶺までの400mちょっとのアップで本日の最高嶺に到着です。

まずは雷岩に到着、主稜線に乗りました。振り返れば大菩薩湖越しに富士山、そして甲府盆地。曇り予報が良い方に外れて大絶景。
大菩薩嶺はすぐそこ、展望もないのでサクっとピストン。


ここから牛奥ノ雁ヶ腹摺山までの主稜線がメインディッシュ。
小金沢山手前に岩場の連続する区間が少しありますが、その他は笹原や気持ちの良い樹林帯の穏やかなトレイル。肌寒さが丁度いい!

小金沢山。ここからも富士山。


そして牛奥ノ雁ヶ腹摺山。日本一長い名前の山に到着。
相変わらずの大展望。

みんなで記念写真です
ここからは一気に、すずらん昆虫館まで下ります。
なかなか不明瞭なトレイルですね。踏み跡もわかりにくいし、テープもそれほど多くない印象。でも、ここって甲州アルプストレイルレースのリリールートの下山路ですよね。まあ大会では誘導テープが増えるから問題ないんでしょうね。


下ってきました。木陰で広い場所があったので、倒木に腰かけてランチタイム。
この後は、ロードで対岸の稜線まで登り返し。とは言っても300mも登らずに稜線です。

ここからは、多少のアップダウンもありますが、ほぼ走れるトレイル。しかもフカフカトレイル。あっという間に上日川峠の駐車場に戻ってこれます。
ただし、蜘蛛の巣が非常に多くて、先頭は蜘蛛の巣との戦闘が大変でした。

絶景のトレイルと走れるトレイル。この二つを一度に楽しめて、距離20km、累積標高差1300m。半日ちょいで十分楽しめるナイストレイルでした。
2023年09月18日
真夏のような9月の日曜日、岡崎までハーフマラソン走ってきました。

今シーズン最初のロードレース
岡崎リバーサイドマラソン、ハーフの部に行ってきました。
9月も中旬、そろそろ30度は下回ってくるだろう、くらいに思っていましたが、相変わらずの暑さ真夏のまんまです。
会場は岡崎城のすぐ横、矢作川支流の乙川の河川敷。
1周3.5kmの周回コースを6周で21.1kmのハーフ。
他にも3周のクウォーター、1周の3.5kmの部がありました。

スタートまでは岡崎城を見たり、岡崎城公園の木陰でのんびりしたり、まだこの頃は風も心地よくて良かったのですが・・・

9時30分にクウォーターと3.5kmがスタート、そして5分後にハーフがスタート。
最初は気持ち良くスタート、4分1ケタ台で1周目は周回。

しかし、2周目からいきなり失速。キロ10~15秒程度遅くなっています。やっぱり暑さで身体が動かなくなってきたのか、体感的にもかなりキツくなっています。
3周目、さらにキツくなり、キロ4分20秒~30秒くらい。もう止めたくなるくらい。この時はクウォーターの部になぜしなかった?と自分を責めたくなりました。

3周目が終わって、フィニッシュしているクウォーターの部の選手を横目に、4周目に。
ここからは、もう割り切って行けるペースを守るだけ、って意識でなんとかキロ4分30秒程度を維持できるように。キツさの中にも、ちょっとだけ余裕ができました。最遅ラップはキロ4分40秒程度まで落ちていますが、大きく崩れることなく最後まで。

なんとか途中で止めることなくフィニッシュ。1時間32分51秒。
90分を越えて走ったのはいつ以来だろう?っていうくらいの遅いタイムとなりました。
しかし、脚につけたCOROSの計測ポッドで気温を確認したら、平均で34度。マラソンをするような気温じゃないですよね。よく最後まで走りきったと思います。
リザルトを見ると、男子の出走400人、DNF108人、完走率74%、まるでウルトラマラソンの完走率みたいな結果。周回コースなので、周を重ねるごとにリタイヤする人が続出だったと応援の妻も言っていました。

私は、20位。タイムの割には良かったのかな。皆さんのリザルトを見ても、上位の選手でも後半に失速している人が多かったので、暑さの影響は大きかったようですね。後半の心拍を後で確認したら160越え、ペースを考えるとありえない数値です。普段ならほぼ全力で走った時の心拍、ヤバいです。
周回コースで、しかもコースが狭いところも所々あるので、追い越しに少し苦労はしましたが、1ヶ所だけある橋への登り下り以外は、ほぼフラットで走りやすいし、6周の周回も応援するほうからすれば楽しめるし、こじんまりした大会ですが、非常に楽しめました。ただ、せめてあと2週間遅ければとは思いました。
帰りは、刈谷のハイウェイオアシスに昼食がてら寄ってきましたが、さすが3連休中日、予想どおりの大混雑でした。
2023年09月16日
三峰神社から雲取山へ2023

今週も暑いので、スカッとアルプスって思ったけど、関東周辺が一番天気が良さそうだったので、5年ぶりくらいに雲取山へ。
今回も三峰神社からのピストンで。

サクライさんと二人で、6時15分くらいに三峰神社をスタート
とっても良い天気、気温もけっこう涼しくて樹林帯の尾根道は終始気持ち良く歩けました。

スタートが1000m、雲取山が2017mの標高差1000m程度で、途中、霧藻ヶ峰、前白岩山、白岩山、芋木ノドッケのピークを少しずつ高度を上げながら越えて行く稜線。最終の累積標高差は2000m。急登も多少はありますが、基本は歩きやすい稜線なので、片道10kmもあっという間に歩ける感じ。


あまり途中の景色はありませんが、霧藻ヶ峰、前白岩山や白岩小屋前の展望台からは、西方面の展望が開けています。


とても立派な雲取山荘。ここの天然水が美味しいです。
ここからは、10~15分くらいで山頂へ。1kmもないはずです。


山頂でいきなり開けて大展望。最高の天気で気持ち良かったです。
アルプス方面は雲の中ですが、奥秩父や奥多摩、丹沢の山々などは、全て見渡せました。

山荘まで戻って、カップ麺ランチ。
帰りは下り基調なので、ゆるーく走ったりして、ほんとうにあっと言う間。
まだ時間も早いので、三峰神社の奥宮のある妙法ヶ岳へ寄り道。

水曜日なので、ここまでほとんど人に会わなかったのに、ここだけはとても賑わっています。ちゃんとした登山装備の人から、三峰神社への参拝ついでに来ちゃったって感じの人まで。ただ、けっこうな岩場もあるし、最後は鎖場もあるしでそれなりの登山スキルが無い人には、ちょっとしたアドベンチャーですね。

最後に神社に参拝してから駐車場でフィニッシュ。神社もけっこうな混雑ぶりでした。

往復23km、7時間のトレッキングでした。
フィニッシュ地点の三峰神社のお風呂が休止中なのが残念ですが、駐車場も広いし、トイレも綺麗だし、神社には売店もあったりして、とても利用しやすいところですね。