2022年09月29日
久しぶりにコース整備に参加~八ヶ岳スリーピークス~

今週もまた山梨は八ヶ岳方面へ。
八ヶ岳スリーピークスのレースコースの整備があるというので参加。
ただせっかく八ヶ岳まで行くんだし、集合も9時だし、朝一でどこかのお山へ。
集合地点に近くて、先々週に登っていなかった編笠山へ、観音平からのピストン。
6時スタート。ひたすらの急登を詰めて行き、距離4km・累積標高1000mあまりを70分で登頂。
なかなか手強い登りでした。本番のスリーピークスの良い練習となったかな。
登りはじめから上空には雲。登るにつれて雲の中に。


しかし山頂に着いてみれば、南側だけが雲が取れて、雲海の絶景。
富士山や、南アルプスも雲の間から部分的には見えていて、頑張って登ってきた甲斐があるというものです。
しかし寒いですね~。先々週に西岳~権現岳へと登った時より格段に気温が低かったです。すっかり秋の空気。
下りは青年小屋経由。濡れた岩場が多くて、けっこう怖い。滑らない様に注意しながら下りますが、それでも数回尻もち。岩に強打した右臀部がまだ痛い。
下りも1時間かかりました。
そして今日のメインイベントのトレイル整備は、八ヶ岳横断歩道の整備。片斜面の九十九折れの下りが狭くてちょっと怖い箇所。


法面を少しだけ削って道を広げて、さらに斜めになっていたトレイルも水平補正して下りやすくなったかと思います。ただまだ土が固まりきってないので、残り3週間で安定してくれたらと思います。スリーピークスのレース前週には別レースでここを通るそうなので、そこでしっかり踏み固められればいいですね。

草狩り部隊も、快適に走れるようにきっちり刈り込んでいました。
お昼過ぎには作業終了。まだ時間に余裕があるので、帰り際、いつも気になっていた御勅使川沿いの、御勅使南公園内のクロスカントリーコース。ちょっと走ってきました。


公園内に1周2kmちょっとのコース。ほぼ森の中なので日差しも気にならなくて、暑い季節でも走りやすそう。適度なアップダウンもあって、芝生と土が半々くらいのコースがとっても良かった。こんな公園、そしてクロカンコースが近くにあれば通うのに~。そんな素敵な公園でした。
朝の登山、トレイル整備、そしてクロカンコースでのジョギング。とっても充実した一日となりました。
2022年09月15日
秋山と思ったけど、暑くてまだまだ夏山でした。西岳~権現岳の周回

天気の良い水曜日、しかし気温は高い予報。
ならば高い山に行けばと思い、八ヶ岳へ。
走る事が日常になってから15年、毎年のように八ヶ岳は行っているが、ここへは行っていなかった。西岳。
走る前には2度ほど訪れていますが、主稜線から外れていて、かと言ってわざわざ行くほどでもないという思いが強くて行けずじまいでした。
単発で行くと、あっという間に下山してしまいます。一般的には富士見高原から編笠山と絡めて登ることが多いと思いますが、今回は権現岳を絡めた周回としました。
なので、富士見高原ではなくて、小淵沢道の駅を基点に富士見高原経由で西岳、そして権現岳の先は三ツ頭から観音平へ下って、そこから道の駅へ下山です。

5時45分頃に道の駅をスタート、棒道を経由して富士見高原へ。棒道も3年前のスリーピークス以来。

富士見高原のゴルフ場横、ここが登山口。しばらくはトレイルと林道を交互に登ります。


不動清水からは本格的な登りのトレイルへ。
富士山南麓のトレイルに良く似た感じ。ゆるい斜面を直登していきます。雰囲気は最高。


富士山と同じように傾斜がどんどんキツくなって、植生も段々と低くなって、ひょっこりと西岳山頂に到着。ギリギリ森林限界を越えないくらいの場所。山頂も南側だけが開けています。
南アルプスと、権現岳から編笠岳と、遠くに富士山の展望地。

ここから青年小屋へは初トレイル。
西岳と青年小屋ってほとんど標高は変わらないので、ゆるくアップダウンを繰り返すと青年小屋へと行けます。とても快適な稜線でとても気に入りました。


青年小屋手前の水場でしっかり補給して権現岳へ。今回、編笠岳は見上げるだけでスルー
ここからは展望も開けてくるので気持ち良く高度を稼げます。


いつもはスルーしているギボシも初登頂。
権現岳、そして赤岳や阿弥陀岳方面の展望も。

一旦下って、権現岳へ登り返す頃には雲が湧きだして、登頂した時には雲の中。展望はなしでした。
おにぎり1個だけ食べて、そそくさと下山です。

三ツ頭まで下って振り返ると、雲は多めながら南八ヶ岳の山々の展望は良好でした。
さて、ここからは八ヶ岳スリーピークスのコースと被ります。今年は逆走なので、まさしくレースでもここを下っていきます。今年は招待選手としてエントリーさせてもらっているので、試走ってほどでもないですが、初めての下りなので、当日の事を頭に入れながら下ってみました。

やはりヘリポート跡までの前半のテクニカルな下りは大変そうです。ただヘリポート跡でもまだ標高は2100mくらい。まだまだ1000m以上も下るのでしっかり脚を残しておかないと、途中の観音平前後の登り返しを含めて、かなりしんどい後半の走りになりそう。
特に、防火帯の下りは長くて単調。ゲレンデの下りが苦手の私は、やっぱりここも苦手。最後の最後で苦労しそうです。
道の駅に戻ってみれば29.5km。6時間ちょっとの山行でした。
小淵沢の道の駅は、温泉もあるし、買い物も出来るし、食事も出来るし。登山基地としては最高ですね。
2022年09月12日
秋の風を感じる高原のトレイル~車山~八島ヶ原湿原~霧ヶ峰~

100マイルメンバー男子3人でのゆるゆるトレッキング。
私以外の二人が来週末に信越五岳100マイルを走るからと、激しいアップダウンのアルプスではなくて、車山~霧ヶ峰あたりの高原をゆるっと走ってきました。
私は妻と観光トレッキングでは一部歩いた事がありましたが、他の二人は初訪問。

天気は晴れ、朝は涼しく気持ちのよいスタート。昼間も日差しは強いですが風が涼しくて終始快適なラン&ウォークでした。
スタートは車山高原のスキー場から。まずは車山山頂までハイクアップ。もちろん歩き。


40分くらいで車山山頂。まさしく360°パノラマ。スカイデッキなる展望台も最近できたみたいです。八ヶ岳、南・中央・北の各アルプス、浅間山方面から志賀高原など、そしてその奥には、上州武尊山や赤城山まで。空気が澄んでいるんで遠くの山々も一望でした。今回は後半に登頂予定でしたが、急所寄り道して登った甲斐がありました。

ここからは、ゆる~くアップダウンの続くエコーバレースキー場上部の縁の稜線。ここが今日一番気持ち良くトレイルランのできた場所。景色も良いし、トレイルも気持ち良いし最高でした。


しばらく下ると、八島ヶ原湿原。周回路は木道、ハイカーも多いので景色を楽しみながら歩きにて。広い湿原です。雪の季節も綺麗でしょうね。

ここからは鷲ヶ峰への登山。途中の樹林帯は風も無く夏の暑さでしたが、稜線に出ればこのとおり、気持ちの良い風のなかピークまでしばし快適稜線歩きが楽しめます。トリカブトの群落もとても綺麗でした。


鷲ヶ峰、駐車場からもすぐなので賑やかな山頂でした。ここからは諏訪湖や岡谷・下諏訪の街が見下ろせるんですね。

再度湿原まで下ってから、今度は登り返して、物見岩
次に蝶々深山へ。蝶々深山は、車山肩の駐車場から近くて、それほど登りもないので多くのハイカーや観光客で賑わっていました。

そして車山肩はまさに観光地。さらに下って霧ヶ峰。ここも大きな駐車場もあり、売店や食堂もあって、ドライブやバイクツーリングの人達で大賑わい。我々トレイルランナーは完全に浮いた存在でした。



ここで霧ヶ峰をちょっと散策。山頂にはグライダーの滑走路があって、ちょうど飛び立つ所を見れたり、その先の倉庫には、おおくのグライダーが展示。かなり古い物も展示してあってしばし見学。昭和29年製と記載の物も。木製の骨組みが剥き出し、しかも操縦席も剥き出し。これで飛ぶの?ってくらい怖そうな乗り物ですね。もちろん今の新しいグライダーは快適そうでした。
あとはのんびりと車山を越えてスキー場の駐車場まで。午後の時間は周りの山々も雲がかかり始めていて、しかもリフトで登ってきた多くの観光客で混雑した山頂。やっぱり朝一で登っておいて良かったです。

31km、ちょうど7時間での周回でした。車山から八島ヶ原湿原、霧ヶ峰までほぼ網羅できたコース。ゆるい感じで走っても7時間。初心者のトレランにも最適な場所でした。
また、違う季節にも走りに来たいです。