2014年08月31日
ゆるりとトレイルランin本栖湖
妻と休みが合った日曜日。どこかへ走りに行こうとか言ってたんですが、そこそこ天気もよさそうなので、富士五湖方面へトレイルランにでも行こうって事になり、本栖湖へやってきました。

トレイル初心者の妻、比較的足場も良くって、高低差も無い、本栖湖から精進湖にかけての東海自然歩道を走ってきました。久しぶりにここを走りましたが、気持ちのいいトレイルが続きます。がっつり走るよりのんびり走るのが合っているトレイルですね。

はじめこそ足の置き場所に苦労しながら走っていましたが、慣れてくれば脚にやさしい路面のトレイル。けっこう軽快に走れるように。そして、あっという間に精進湖登山道との交差点。ここまでで約5km。ここで折り返し。
後半もバテることなくスムーズに本栖湖まで戻ってこれました。合計10km。妻の練習での最長距離。ロードよりも楽しく走れたのであっという間だったとの事。やはりトレイルだと、脚にやさしいし、景色もめまぐるしく変化するのがいいのでしょうか?トレイルにはまったようです。




もう秋ですね~。いろいろなキノコがいっぱいでした~。知識があればよいんですがね~さすがにキノコは怖いです。
朝霧にある風の湯に入って汗を流してさっぱりして、お昼は久しぶりに富士宮のきよし。味噌ラーメン美味かった~。

トレイル初心者の妻、比較的足場も良くって、高低差も無い、本栖湖から精進湖にかけての東海自然歩道を走ってきました。久しぶりにここを走りましたが、気持ちのいいトレイルが続きます。がっつり走るよりのんびり走るのが合っているトレイルですね。

はじめこそ足の置き場所に苦労しながら走っていましたが、慣れてくれば脚にやさしい路面のトレイル。けっこう軽快に走れるように。そして、あっという間に精進湖登山道との交差点。ここまでで約5km。ここで折り返し。
後半もバテることなくスムーズに本栖湖まで戻ってこれました。合計10km。妻の練習での最長距離。ロードよりも楽しく走れたのであっという間だったとの事。やはりトレイルだと、脚にやさしいし、景色もめまぐるしく変化するのがいいのでしょうか?トレイルにはまったようです。




もう秋ですね~。いろいろなキノコがいっぱいでした~。知識があればよいんですがね~さすがにキノコは怖いです。
朝霧にある風の湯に入って汗を流してさっぱりして、お昼は久しぶりに富士宮のきよし。味噌ラーメン美味かった~。
2014年08月27日
おんたけスカイレース2014
おんたけスカイレース、2009年・2010年と出場していますので、4年ぶり。坐骨神経痛の再発から2か月、さてさてどこまで走ることができるのやら。
ちなみに今回は、去年に続いて天候不順によりお鉢めぐりは中止。

さて7時丁度にスタート。多少は、山に行ったり、短い距離ですが走る練習もある程度こなしてはいるのですが、スタート直後のロード。苦しいなりにも走れます。ペースは多少遅くて、徐々に集団から遅れながら林道へ。
この林道もなんとか走ります。今回の目標の一つ、滝までは走り通す事。

なんとか目標クリアで滝に到着。いよいよトレイル区間。この前の聖岳応援登山でも、それなりのペースで登れたので、さてこれから~みたいに意気込んで登り始めましたが・・・
集団についていけません。非常に苦しいです。抜かされまくり状態です。
今回は、タイムよりも順位よりも、確実に完走することが目標。今の自分の実力をきっちり見極めて、今日のベストの登りスピードで高度を稼いでいきます。


トレイル入口ではたぶん80番くらいにはいたと思うのですが、ゴール時は227位。140~150人くらいに抜かされた計算です。しかも、下りに入ってからは、抜かされる人数よりは抜かした人数のほうが多少は多かったと思うので、トレイル入口~山頂までで140人くらいに抜かされた事になります。抜かされワースト1でしょうか。
あっ、去年の富士登山競走の時も、貧血で苦しい登りになって抜かされまくりでした。

寺さんに抜かれ、ジョンさん、シラトリさんに抜かれ、かよちゃんにも追いつかれ、山頂に到着したときにはナミさんにも追いつかれてしまって、疲労困憊です。
それでも、下りはそれほど心肺を上げなくても、それなりのスピードでは下れるので、特に山頂から田の原までのテクニカルな下りパートでは、かなりの人数をパスすることが出来て、唯一レースしてるな~って実感できた区間でした。

そんな楽しい下りも田の原まで、苦手なゲレンデ下りでは、徐々に抜かされモード、数人にパスされました。それなりに走れるので、やっぱり心肺がキツイんですね。
長い長いゲレンデを過ぎて、やっとトレイル区間。今回ほど、ここが待ち遠しかったことは無かったです。ここまで来ると、ゴールが見えてくるというか、走りやすいトレイルに安心するのか、標高が下がって空気が濃くなってくることで心肺に少しだけ余裕が生まれるのか、とにかく、徐々に走り自体も良くなって来たんです。やっと自分らしい走りが出来るようになったところで最後のロードへ突入。
それほど速くはないですが、周りの選手よりは早いみたいで、2~3人には抜かされましたが、その倍以上の人数を抜かしてのゴールとなりました。
いつもは私が出迎えるメンバーが、私を出迎えてくれる。とっても嬉しかったです。皆の笑顔を見れば、疲れも吹き飛びますね~。
今回の不調、故障明けの単なる練習不足なのか、あの苦しさから考えるとまたまた貧血なのか、よくは判りませんが、苦しいながらもしっかり完走できたし、坐骨神経痛の痛みも酷くはならないし、とりあえず良しとしましょう。
2週間後には朝霧トレイルレース、さてさてどうなるでしょう。
ちなみに、今回前泊で挑みましたが、ジョンさんに手配してもらった「滝旅館」さん、スタート&ゴールの小中学校から徒歩3分ほど、レース後もお風呂にも入れて、最高でした。来年も参加するようなら、またここがいいですね。
ちなみに今回は、去年に続いて天候不順によりお鉢めぐりは中止。

さて7時丁度にスタート。多少は、山に行ったり、短い距離ですが走る練習もある程度こなしてはいるのですが、スタート直後のロード。苦しいなりにも走れます。ペースは多少遅くて、徐々に集団から遅れながら林道へ。
この林道もなんとか走ります。今回の目標の一つ、滝までは走り通す事。

なんとか目標クリアで滝に到着。いよいよトレイル区間。この前の聖岳応援登山でも、それなりのペースで登れたので、さてこれから~みたいに意気込んで登り始めましたが・・・
集団についていけません。非常に苦しいです。抜かされまくり状態です。
今回は、タイムよりも順位よりも、確実に完走することが目標。今の自分の実力をきっちり見極めて、今日のベストの登りスピードで高度を稼いでいきます。


トレイル入口ではたぶん80番くらいにはいたと思うのですが、ゴール時は227位。140~150人くらいに抜かされた計算です。しかも、下りに入ってからは、抜かされる人数よりは抜かした人数のほうが多少は多かったと思うので、トレイル入口~山頂までで140人くらいに抜かされた事になります。抜かされワースト1でしょうか。
あっ、去年の富士登山競走の時も、貧血で苦しい登りになって抜かされまくりでした。

寺さんに抜かれ、ジョンさん、シラトリさんに抜かれ、かよちゃんにも追いつかれ、山頂に到着したときにはナミさんにも追いつかれてしまって、疲労困憊です。
それでも、下りはそれほど心肺を上げなくても、それなりのスピードでは下れるので、特に山頂から田の原までのテクニカルな下りパートでは、かなりの人数をパスすることが出来て、唯一レースしてるな~って実感できた区間でした。

そんな楽しい下りも田の原まで、苦手なゲレンデ下りでは、徐々に抜かされモード、数人にパスされました。それなりに走れるので、やっぱり心肺がキツイんですね。
長い長いゲレンデを過ぎて、やっとトレイル区間。今回ほど、ここが待ち遠しかったことは無かったです。ここまで来ると、ゴールが見えてくるというか、走りやすいトレイルに安心するのか、標高が下がって空気が濃くなってくることで心肺に少しだけ余裕が生まれるのか、とにかく、徐々に走り自体も良くなって来たんです。やっと自分らしい走りが出来るようになったところで最後のロードへ突入。
それほど速くはないですが、周りの選手よりは早いみたいで、2~3人には抜かされましたが、その倍以上の人数を抜かしてのゴールとなりました。
いつもは私が出迎えるメンバーが、私を出迎えてくれる。とっても嬉しかったです。皆の笑顔を見れば、疲れも吹き飛びますね~。
今回の不調、故障明けの単なる練習不足なのか、あの苦しさから考えるとまたまた貧血なのか、よくは判りませんが、苦しいながらもしっかり完走できたし、坐骨神経痛の痛みも酷くはならないし、とりあえず良しとしましょう。
2週間後には朝霧トレイルレース、さてさてどうなるでしょう。
ちなみに、今回前泊で挑みましたが、ジョンさんに手配してもらった「滝旅館」さん、スタート&ゴールの小中学校から徒歩3分ほど、レース後もお風呂にも入れて、最高でした。来年も参加するようなら、またここがいいですね。
2014年08月24日
おんたけスカイレース 速報

今日は、おんたけスカイレース。4年ぶりの出場。
お鉢めぐりは天候不順で中止。残念なようなほっとしたような。
坐骨神経痛明けで、練習不足の中、どれだけの走りが出来るのか?
結果は、登りで非常に苦しみ、大幅にペースダウン。
これほど苦しんだスカイレースは初めてでした。
5時間33分27秒、総合227位、年代別78位。
詳しいレポートはまた今度。
2014年08月15日
日帰り聖岳
昨日、聖岳へ日帰り登山に。
今開催中のTJAR(トランス・ジャパン・アルプス・レース)の応援も兼ねてですが。
ショーゴさんを山頂で応援するために、一応、出発前の情報を元、聖岳山頂の到着目標を10時と定めて、早朝3時30分、畑薙ダムの沼平を出発。
コースは、沼平~聖沢登山口~聖平~聖岳~聖平~上河内岳~茶臼小屋~沼平です。
まだまだ真っ暗な林道を約14kmほど走って、やっと登山口に。なんか、最近毎年この林道を走ってる。

やっと明るくなってきた赤石ダム。登山口はもう少し先。



聖沢のコースて、20数年前の高校山岳部の時に下山で使ったっきり、もう少し楽な道って印象だったけど、細かなアップダウンはあるし、沢の渡渉もあったり、危なっかしいトラバース路はあるし、かなりアドベンチャーな道でした。

途中の展望台からの景色は見事でした。川の水量も多いので迫力もあり、こんな天気がまた良い雰囲気をかもし出してました。
ただ林道ではまだ降っていなかった雨が、登山道に入ってしばらくすると降りだし、途中から本降りに。
沼平から4時間ほどで聖平小屋に到着。
ここで、おにぎりなどでエネルギー補給をしていると、

アラジントレラン部ご一行様と遭遇。なんという偶然。
彼らは、前日から1泊で、上河内~聖です。
ショーゴさんは、まだまだ来ない様子なので、先に下山するとの事で、ここでお別れ。

さて、ここからが本番。聖岳へ向けて出発。
稜線にでると凄い風。雨も入り混じってかなりの寒さ。さっきの小屋で濡れたTシャツを着替えておいてよかった~。

山頂です~。なにも見えません。風雨断続的に襲ってきてます。
選手の皆さんは、常にこの風と雨と戦って進んでいるんです。凄いです。
さすがにアンダー+Tシャツ+レインだけで留まっているのは辛くて、インナーダウンも着込んで待ちの体制。
1時間15分ほど待っていましたが、寒さ+手足の冷え、そして下山時間も考えて、11時に撤収としました。
後で分かったことですが、11時30分過ぎにショーゴさん登頂していたようです。う~ん、もう少し待っていればよかった・・・・
帰路は、TJARと同じ上河内岳を越えて茶臼小屋からの下山。
上河内岳周辺の稜線も半端ないですね。途中で休憩する気にもならず一気に茶臼小屋まで、そして下山開始。
たった1日の私ですが、林道走って、聖まで一気に2000mUP登って、さらに上河内岳を越えてきたので、かなりヘロヘロ。TJAR戦士って、想像が出来ない気力・体力ですね。
最終的には、総距離45kmほどありました~。疲れるわけですね。
4時30分には、沼平に下山。この時間に下山できるんなら、あと30分まってりゃ~よかった~って後悔。
さてさて、白樺荘で汗を流して、再び沼平。ショーゴさんを待ちます。

6時30分過ぎ、ついにやってきました。表情にも余裕があるし、思っていた以上に元気そう。まずは一安心ですね。
後は、のこりのロード85km。今日のお昼過ぎでしょうか? 大浜に迎えに行こう!
今開催中のTJAR(トランス・ジャパン・アルプス・レース)の応援も兼ねてですが。
ショーゴさんを山頂で応援するために、一応、出発前の情報を元、聖岳山頂の到着目標を10時と定めて、早朝3時30分、畑薙ダムの沼平を出発。
コースは、沼平~聖沢登山口~聖平~聖岳~聖平~上河内岳~茶臼小屋~沼平です。
まだまだ真っ暗な林道を約14kmほど走って、やっと登山口に。なんか、最近毎年この林道を走ってる。

やっと明るくなってきた赤石ダム。登山口はもう少し先。



聖沢のコースて、20数年前の高校山岳部の時に下山で使ったっきり、もう少し楽な道って印象だったけど、細かなアップダウンはあるし、沢の渡渉もあったり、危なっかしいトラバース路はあるし、かなりアドベンチャーな道でした。

途中の展望台からの景色は見事でした。川の水量も多いので迫力もあり、こんな天気がまた良い雰囲気をかもし出してました。
ただ林道ではまだ降っていなかった雨が、登山道に入ってしばらくすると降りだし、途中から本降りに。
沼平から4時間ほどで聖平小屋に到着。
ここで、おにぎりなどでエネルギー補給をしていると、

アラジントレラン部ご一行様と遭遇。なんという偶然。
彼らは、前日から1泊で、上河内~聖です。
ショーゴさんは、まだまだ来ない様子なので、先に下山するとの事で、ここでお別れ。

さて、ここからが本番。聖岳へ向けて出発。
稜線にでると凄い風。雨も入り混じってかなりの寒さ。さっきの小屋で濡れたTシャツを着替えておいてよかった~。

山頂です~。なにも見えません。風雨断続的に襲ってきてます。
選手の皆さんは、常にこの風と雨と戦って進んでいるんです。凄いです。
さすがにアンダー+Tシャツ+レインだけで留まっているのは辛くて、インナーダウンも着込んで待ちの体制。
1時間15分ほど待っていましたが、寒さ+手足の冷え、そして下山時間も考えて、11時に撤収としました。
後で分かったことですが、11時30分過ぎにショーゴさん登頂していたようです。う~ん、もう少し待っていればよかった・・・・
帰路は、TJARと同じ上河内岳を越えて茶臼小屋からの下山。
上河内岳周辺の稜線も半端ないですね。途中で休憩する気にもならず一気に茶臼小屋まで、そして下山開始。
たった1日の私ですが、林道走って、聖まで一気に2000mUP登って、さらに上河内岳を越えてきたので、かなりヘロヘロ。TJAR戦士って、想像が出来ない気力・体力ですね。
最終的には、総距離45kmほどありました~。疲れるわけですね。
4時30分には、沼平に下山。この時間に下山できるんなら、あと30分まってりゃ~よかった~って後悔。
さてさて、白樺荘で汗を流して、再び沼平。ショーゴさんを待ちます。

6時30分過ぎ、ついにやってきました。表情にも余裕があるし、思っていた以上に元気そう。まずは一安心ですね。
後は、のこりのロード85km。今日のお昼過ぎでしょうか? 大浜に迎えに行こう!
2014年08月10日
こんな天気でも、トレイルレース
台風が上陸するって日なのに、トレイルレースです。

富士山こどもの国で、「トレイルランナーズカップ富士」です。
トレイルランナーズ松永さん主催のトレイルレースシリーズ、初の静岡での開催。そして、サポートするのはフジヤマユナイテッド。今回は、わたしもサポートに回って、大会を支えました。
私は、受付にゴールでの誘導、一緒に参加した妻も、受付に軽食係りと、1日楽しんで働いてきました。

時折風雨も強まる中、そんな天気の中でも、130人近い人たちが集まってくれました。
そして、みなさん楽しそうに走っていました。

距離は、3kmと6km。トレイルレースとしてはと~っても短い距離。でもここは子供の国のクロスカントリーコース。家族みんなで一緒になって走れる安全なコース。しかも、当日参加まで受け付けているんです。いいですね~。
最近は、とにかく長距離のレースばかりが話題になって、TVや雑誌で特集されますが、家族みんなで楽しめる、こんな大会もとても大切だな~ってあらためて思い知らされました。
来年は晴天の中、富士山をバックに思いっきり走りたいですね~。

富士山こどもの国で、「トレイルランナーズカップ富士」です。
トレイルランナーズ松永さん主催のトレイルレースシリーズ、初の静岡での開催。そして、サポートするのはフジヤマユナイテッド。今回は、わたしもサポートに回って、大会を支えました。
私は、受付にゴールでの誘導、一緒に参加した妻も、受付に軽食係りと、1日楽しんで働いてきました。

時折風雨も強まる中、そんな天気の中でも、130人近い人たちが集まってくれました。
そして、みなさん楽しそうに走っていました。

距離は、3kmと6km。トレイルレースとしてはと~っても短い距離。でもここは子供の国のクロスカントリーコース。家族みんなで一緒になって走れる安全なコース。しかも、当日参加まで受け付けているんです。いいですね~。
最近は、とにかく長距離のレースばかりが話題になって、TVや雑誌で特集されますが、家族みんなで楽しめる、こんな大会もとても大切だな~ってあらためて思い知らされました。
来年は晴天の中、富士山をバックに思いっきり走りたいですね~。
2014年08月04日
夏山第2弾、北アルプスです~。

昨日の日曜日は北アルプスです。静岡の仲間5名で行ってきました。
長時間の山行は、6月の安倍奥以来。
夏の北アルプス、人気の山はどこも混雑が予想されます。今回行ったのは、常念岳~蝶ヶ岳のラウンド、ここも人気の山、案の定登山口の駐車場は満員御礼。3時過ぎに現地着でしたが、かろうじて隙間にスペースを見つけての駐車でした。我々の車以降はもうさすがに駐車不可だったと思います。

4時前には駐車場を出発、4時に登山口で登山届を出して登山開始。
あっ、トレランじゃないです、登山です。

常念への登りは、前半の樹林帯は単調ですね。かなり急な斜面をひたすら九十九折れの登りで高度を稼ぐ感じ、でも主尾根に乗っかれば斜度が緩んで、快適な尾根歩き。

そして、森林限界を超えれば、次々と現れる景色を楽しみながら高度を上げていきます。しかも、かなりの岩場、脚だけでなく手も目いっぱい使って登る感じは、甲斐駒ヶ岳の直登コースみたい。楽しすぎます。

目の前には前常念岳がせまってきて、

振り返れば、安曇野の平野

そして、少しずつ穂高連峰が顔を出して、

前常念岳にたどり着けば、その奥にそびえる常念岳と、北アルプス北部の山々

そして縦走路に合流する頃に、やっと槍ヶ岳を望むことができます。
一度にばっと展望が開けるのもいいですが、これはこれで楽しいですね~。
しかし、槍ヶ岳が見えたかと思った次の瞬間には、槍ヶ岳だけでなく穂高連峰も含めて、雲の中へと消えていきました。間一髪セーフで槍が見えたのは良かったですね~。

合流路との分岐からは一登りで山頂。しかし、さすが人気の山、ここからは人であふれかえっています。今日は日曜日、山小屋泊りの人たちがいっぱいいます。

山頂も人だかり、さっさと写真撮影だけすまして即下山。

ここからは、ちょっとだけスリリングな下り。まあ写真でみるよりは怖くはないんだけど。それよりも、ペースの遅い団体さんを抜かしながら下るほうが神経使います。

そして、しばらく樹林帯、でもお花畑がけっこうあって、案外この区間も違った景色が楽しめて、夏のこの時期はいいですね~。久しぶりにニッコウキスゲも見れました~。

さて、最後の登り、蝶槍です。こちらから見ると高度感があって、案外迫力ありますね。
でも、反対側から見ると、ちょっとした岩山・・・・

ここからの広―い稜線が蝶ヶ岳。すっかりガスってしまって、麓の梓川が見えるだけで、対岸の穂高連峰は見えず。まあ、次の楽しみにとっておきましょう。

蝶ヶ岳ヒュッテまで着きましたが、風ビュービューで景色も無し、簡単に昼食を済まして、蝶ヶ岳の山頂も記念写真に寄っただけで帰ります。1300mのダウンヒル。
下り始めた前半は、急だし、道は悪いしで、まるで大門沢の下りみたい。中間のまめうち平を過ぎると、下りやすい整備された道に。同じルートとは思えません。そのまま一気に下って、

ゴジラみたいな木。たしかに恐竜の顔みたい。

そして力水。唯一の水場、美味しいです。
結局10時間30分程度、かなりの長丁場でした~。距離は15~6kmなのにね。
久しぶりの北アルプス。天気はいまいちでしたが、広~い北アルプスの景色を満喫できたと思います。