2022年06月30日
梅雨明けで一気に夏山到来~南八ヶ岳周回~
気がついたら前回の山行から1ヶ月も経っていました。まあ天気的な事もあったし用事もあったしで、おとなしくしていました。
と思ったらいきなりの梅雨明け宣言!行くしかないでしょ
この時期だと、花が良さげな八ヶ岳の横岳かな~
で、いつもの阿弥陀岳~赤岳~横岳~硫黄岳の周回に、天狗岳と峰の松目をプラスしたプランで行ってきました。
距離も30kmくらいにはなりそうなので、ちょっと早めの4時40分スタート。御小屋尾根をグングン高度を上げて阿弥陀岳へと一気に登り詰めます。
この尾根は良いですよね~。気持ちのよい尾根道を登っていって、展望台以降視界が開けてきて振り返ると、南アルプス・中央アルプス・御嶽山・北アルプスの見渡せて、足元は茅野の平野から諏訪湖を見下ろす絶景。
2時間ほどで阿弥陀岳。誰もいない山頂を独り占めでした。富士山も良い感じ。
次は赤岳、まずは鞍部まで降りてかっこいい阿弥陀岳を振り返る。
山頂部以外は風裏だったのか穏やかでTシャツ1枚で十分だったのに、鞍部に着いたとたんに突風です。まだ早朝なので風も冷たくて寒いくらい。阿弥陀山頂もそれなりには風が吹いていましたがそれほどではなかったのに。
鎖場のある山頂直下は風裏なのか少し穏やか。でも稜線に出たらやっぱり突風。赤岳山頂では山頂標識の写真だけ撮って、山頂小屋側で風裏探して休憩です。
赤岳山頂からの下山区間が一番風が強かったかもしれません。ちょっと怖いくらいでした。
写真だと穏やかそうに見えるんだけど。
さていよいよ今回の核心部の横岳。花が楽しみです。
今回もいろいろな花を楽しめましたが、かろうじてツクモグサも間に合いましたし、ウルップソウは丁度見頃、そして気の早いコマクサも少しだけど見ることができて、来た甲斐があるというものです。
横岳到着。
この後、硫黄岳山荘への下り、そして硫黄岳への登り、吹きっさらしのトレイルなので、突風との戦いって感じで楽しく歩けました。
硫黄岳までやってきました。
いつもならここから赤岳鉱泉へと下山ですが、時間のも余裕もあり天狗岳へと歩を進めることに。
夏沢峠付近まで下れば樹林帯、強い風と強い日差しからやっと逃れる事ができて、ほっと一息。箕冠山まではのんびりハイキングですね。暑いのでウィンドジャケットもやっと脱げます。
東天狗登頂、そして西天狗へもピストン。天狗岳はけっこう賑やかでした。水曜日ですが、梅雨明けの情報に皆さん一斉に出かけてきたのですかね。
さて折り返しです。帰りは峰の松目へと寄りたいので、一旦オーレン小屋へと下ります。
けっこう疲れてきました。
オーレン小屋、たぶん20年ぶりくらいに訪れました。
ここから最後の登りで、峰の松目を目指しましょう。
峰の松目も。オーレン小屋と同じで20年ぶりくらい。
急登だし景色無いしって記憶で、すっかり脚が遠のいている山頂です。
たしかに途中えげつない急登はありましたが、記憶の中の急登ほど距離もなくて思ったよりあっけなく山頂へ。
山頂は記憶どおりの樹林帯。狭い山頂です。
わずかな木々の隙間から阿弥陀岳だけは眺めました。
あと100mも標高が高くて森林限界を越えていれば、阿弥陀~横岳の展望が良いはずなので人気が出るんでしょうけど。
ここから尾根通しで登って行けば、いつもの赤岩の頭。もう一度南八ヶ岳の絶景を楽しんで、いよいよ下山。赤岳鉱泉でペットボトルを1本購入して休憩した以外は一気に美濃戸口へ、林道もおんたけの練習にと思い、それなりのペースで走って下山です。
予定では3時30分くらいの下山としていましたが、2時過ぎには下山完了。5時スタートでも良かったですね。
今から梅雨が明けると、夏山を楽しむ時期が長くなるので、これからどこに行こうかいろいろ考えるのが楽しみです。
この記事へのコメント
黄金コースですね!!素晴らしい!!物凄く素晴らしい!!
お疲れさまでした!!
お疲れさまでした!!
Posted by アーバンギア at 2022年06月30日 21:51
アーバンギアさん、コメントありがとうございます。
いつもなら硫黄岳から下山なんですが、天狗岳経由悪くないですね。
南八ヶ岳満喫コースって感じです。
いつもなら硫黄岳から下山なんですが、天狗岳経由悪くないですね。
南八ヶ岳満喫コースって感じです。
Posted by ひでたろう at 2022年07月01日 15:55