2017年11月19日

第三回FTR100Kに参加


第三回目になるFTR100Kに参加してきました。



結果からすると、非常に残念な出来事により、大会そのものが途中で中止。私は50km地点で終了でした。エイドからはみんなで駅までジョグの移動で終わりです。



滑落による死亡事故。これが今回の出来事ですが、改めてトレイルランとはあくまでも登山だという事を思い知りました。ただ闇雲にゴールを目指すものではなく、いかに安全にアップダウンのあるコースを通過するか、これが基本だと思います。とくに、今回のコース、武甲山以降のコースは、決して整備が行き届いてるような感じではなく、登山の領域の場所だと感じました。



レース中に、多くのサイレンやヘリの飛ぶ音を聞いていましたが、レース中は当然なにが起きているかはわかりませんでしたが、中止を知らされたエイドで状況が分かって、その時のサイレンの意味を知ったのと同時に、とても身近なところで起きた事故に、身が引き締められる思いでした。



レースのほうは、スタート直後から体が重たく、武甲山以降、太ももの筋肉痛が発生してしまって、下りでの激痛に悩まされるレースとなったので、中止の知らせが、残念の思いと同時に、すこしホッとしたのが正直な感想です。最近山にあまり入れてなかったので、明らかに練習不足だったと思います。


非常にエグいコース、特に初挑戦の飯能アルプスには苦しめられました。非常に攻め甲斐のあるコース、コースの見直しや安全対策を含めて、来年以降も開催してもらいたいですね。






紅葉の綺麗な時期だし、お寺や展望の良い山頂なども随所にあって、良いコースだと思います。
  

Posted by ひでたろう at 09:53Comments(0)トレイルラン

2017年11月13日

紅葉狩りに昇仙峡


先日の日曜日、妻と日帰り小旅行
天気もいいし、紅葉のシーズンだし、で


極寒の野辺山を彷徨う人達や、駿府城公園をグルグル25時間も走り廻る仲間達がいる中で、のんびりと昇仙峡へと観光トレッキングに行ってきました。
行った事がありそうで無かった昇仙峡。丁度紅葉のピークを迎えているとの事で、混雑を避けて早朝の7:00すぎには現地着。一番下の、長潭橋たもとの駐車場に車を止めて、のんびりと渓谷を遡って歩きます。





まだまだ日が差し込む時間でもなく、とっても寒いです。それでも、赤く染まった紅葉や、所々に点在する面白い形の石(地元の人が命名しただろう案内看板を見ながら、該当する石を探します。)を見ながら楽しく歩けました。




ちなみにこれは「富士山」だそうです。






大きな岩山の覚円峰が見えてくる頃には、やっと日差しも差し込んできて、谷間も明るくなってきました。紅葉も日差しに映えてさらに彩りが鮮やかに。





その後も、石門や仙娥滝などを眺めらがらの遊歩道をトレッキング。
2時間ほどで、ロープウェイ乗り場に到着。なかなか変化のある楽しい6kmでした。




紅葉のピークの日曜日、混雑する前にロープウェイで山頂へ。歩いても1~1.5時間ほどで登れるであろう所に、たった5分で到着。今日の天気だと、絶景を満喫できます。軽食を食べられる場所や、神社や、展望台など、いかにも観光地的な場所で、時間とともにドンドン混雑してきます。そんなわけで、近くの山まで散歩です。









山頂駅からももちろん良い景色ですが、歩いて15分ほど行った弥三郎岳山頂まで行けば、360°のパノラマ。花崗岩の山頂からは、奥秩父・南アルプス・富士山などなど、雲一つ無い天気での大展望で、なかなかの場所でした。ただ、多くの観光客が次から次へとやってくるので、のんびりするようなムードではないのが残念。



1時間ほどの滞在で下界へ。まだ10時台だというのに、すでにロープウェイは大混雑で長蛇の列。やっぱり朝一で登ってよかった~です。



そろそろお昼の時間も近いし、駐車場までの帰りはバス利用。15分ほどで車まで戻って、トレッキング終了。いつものトレイルランでは考えられない行程でした。こんな観光トレッキングもたまには良いですね。




お昼は、甲府まで下って、ラー油のお蕎麦を頂いて、休みの都合でなかなか行けなかったトレランショップの「道がまっすぐ」さんにも、初めて寄れて買い物です。山梨プチ旅行、楽しめました~。
  

Posted by ひでたろう at 21:57Comments(0)トレッキング

2017年11月05日

山のお手入れ。MAMMのアフターメンテ

先月のMAMM、生憎の天気の中の開催。予想通りに少しトレイルが荒れた区間があったようです。
何百人ものランナーが走るので、土壌の柔らかい日本の山では、多かれ少なかれ荒れてしまう事が多いです。


トレラン大会って、無事開催できればそれでおしまい、では無いと思います。レース後のトレイル状況を確認して、出来れば元の状態に復元しないといけないと思います。


今回、オフィシャルスタッフの有志6人で作業することに。もちろん全てのトレイルに手を入れることも難しいので、特に崩れの目立った3か所を整備しました。全体的には、それほどの崩れた場所は少なく、この3か所の整備で、ある程度歩行には支障ないかと思います。




最後のロードに出る前の沢の所。急な斜面には杭と丸太で階段も作成。






2か所目、上の高山の林道からすぐのトレイル。
ここも、杭と丸太で階段と路肩の補強。





最後に、もう少し下ったところの林道の終点地点。
レースコースは、片斜面で崩れやすいので、別ルートを補強して下りやすくしました。




以上3か所の整備でした。
ただ、まだまだ不十分だと思うし、誰でも快適に歩いたり走ったり出来るようにしたいです。
また来年もこのコースで開催するんなら、これからも定期的に整備して、去年よりさらに良くなったよって言われるトレイルにしたいですね。






ちなみに稜線付近の紅葉がピークでかなり綺麗でした。本当はこの季節にレースができるといいですね。
  

Posted by ひでたろう at 21:02Comments(0)トレイルラン