2022年08月21日
火祭りロードレース 10年ぶり

今日は火祭りロードレースに参戦
10年前に一度だけ走ったことがあるけど、アップダウンがとてもキツく、さらに8月開催で暑かったイメージしか残っていない大会。
今日は雨予報、少しは涼しく走れるのか?って期待してたけど、晴れ間のみえるまずまずの暑さ。それでも30度を越すような猛暑ではないので、8月のレースとしては良いのかな。

9時30分スタート。競技場から出て、ぐるっと外周を走ってからロードへ。いきなり登りから、しばらくは少し平坦もありますが、2kmを過ぎたあたりから本格的に登りへ。富士登山競走でも走るロードですねー。中の茶屋から林道のトレイル、そしてまたロードへ出てさらに登って行きます。折り返しは8kmくらい。
ロードの登りが苦手な私、周りからジリジリ離されますが我慢の登り、とにかく無理せずマイペース。
折り返し前後の2kmくらいは緩いアップダウン。その後一気にダウンヒルです。6kmくらいはひたすら下り。まだ後半に登りがあるので、とにかく足を置く感じで、温存しながらもペースアップ。ここだけは、4分/kmを切るペースで頑張りました。
下り切ると片道1kmくらいの側道の往復。緩やかなアップダウンですが下り切った脚にはけっこう辛い。フルサブスリーペースも維持できず。
そして後半の登り。1km足らずのはずですが、ガクっとペースダウン。もう歩きたい。でも頑張る。
残り1kmでやっと北麓公園に帰ってきました。野球場とかの外をぐるっと廻ってやっと競技場へ。ラストのトラック半周はかなり頑張りました。

1時間36分20秒ちょっとだと思います。10年前は1時間40分かかったから、それなりに頑張れたでしょう。
来年は、年代別が一つ上にあがるから、もう一度来年チャレンジしようかな。
2022年08月16日
光岳ヘ、テントを背負って。

お盆休みの15日〜16日、どこかヘ1泊テントで。
前線の影響で北や中央アルプスはイマイチな予報。なるべく前線から離れている南アルプスでも、さらに南部の光岳に決定。2日目の天気が良ければ上河内岳のピストンも追加で。
15日、5時過ぎにスタート。まだ晴れ間が出てるし、稜線も見えています。せめて茶臼岳までは晴れていればと急ぎます。

去年は工事中だった吊り橋も綺麗に掛け替えられて、これで安心して渡れます。

やっぱりと言うか、茶臼小屋まで来ましたが、上はガスの中。雲の切れ間からの景色を期待して稜線へと登ってみると・・・暴風です
流石にTシャツに短パンは非常識かと思い、上だけウィンドシェルを羽織って風を防ぎながら登頂。

ガスだけならいいですが、風が半端なく、写真を一枚だけ撮って先を急ぎます。
茶臼岳から少し降れば、二重稜線になるのでウソのように穏やかに。雰囲気の良い稜線なのでガスの中でも歩いていて気持ちいいです。
希望峰の手前でもう一度だけ暴風の稜線がありますが、その先はずっと樹林帯。

木に付いたガスの露が風に煽られて落ちてくるのが、少しだけ気になりますが、濡れるほどでもないので、涼しくて快適です。この区間のトレイルは走れるような所も多くて、こんな天気でも樹木が風を遮るので今日みたいに強風の日でも楽しく歩けます。

易老岳を越えて2200mの鞍部まで下れば、ここからは光岳への登り返し。まずは250mアップで静高平の水場ヘ。
ガレた岩がゴロゴロの沢沿いのルート。岩が濡れているので滑らないように注意。帰りが怖いです。
ちなみに帰りにここでスマホで通話できたのはビックリ。沼平にドコモの基地局が建ったのが影響してるのでしょうか?

静高平で水補給。テン場で使う分も入れていきます。高山植物はもう少ないですが、トリカブトはいっぱい咲いていましたね。

登りきってもガスの中。光小屋もあと少し。

7時間ちょっとで小屋に到着!
テン場もまだテントは一つだけ、自由に場所が決めれるので一番奥に。

2時間後にはぎっしりでした。


テントを張った後に、光岳山頂と光岩、やっぱりガスですが、たまに雲が流れて晴れ間も見えたりしてました。

イザルヶ岳も初めて行きましたが、やっぱりガス。ここは晴れていればパノラマの景色なのに。


夕方一時的に雨が降りましたが、その前後には少しだけ景色が。今回唯一の展望を楽しめました。
小屋からすぐの水場降り口のところで景色を楽しめましたが、スマホの電波もここならバッチリ。

今回の夕食。メスティンで炊いたご飯にレトルトのサンマ。それにアマノフーズの野菜カレー。

おかわりで、アマノフーズのクリームパスタを追加。
ビールは350缶が800円なので、1本だけ。
翌朝、4時起き。隣の高校の山岳部のパーティーはもう出発した後。私も山岳部時代に暗い中ヘッドライトで出発したのを思い出してました。

朝食は、またまたアマノフーズ。にゅうめんです。
2日目は、昨日以上の強風。
この時点で上河内岳は断念。のんびり戻ります。

希望峰を越えて、樹林から森林限界ヘ。
凄い突風!まるで台風みたい。雨が降ってないのが救いですねー。

茶臼岳を越えたら、雷鳥さんが。この天気だから出会えるかな〜って思っていたら目の前に、って感じて現れました。しばらく登山道を先導してもらえました。
茶臼小屋まで下れば平和が待ってました。
2200m地点の倒木ベンチでレインも脱いでいつものTシャツ短パンに。
あとはひたすら下ってフィニッシュ。
帰りは6時間15分くらいでした。

沼平に出来たドコモの中継局
これは非常に助かりますね〜。

お昼に下山だったので、白樺荘ではお風呂プラスしてお昼ご飯も。カツ丼美味しかったです。
天気はイマイチでしたが、急な山行でもテン場の予約がいらない光小屋は正解でした。行き帰りの樹林帯も快適だし、光小屋周辺もいろいろ散策出来て楽しめました。
でも次は快晴の光小屋からの展望も楽しみたいですねー。
2022年08月04日
甲斐駒ケ岳~黒戸尾根からのソロ登山~

たぶん5年ぶりくらいの甲斐駒そして黒戸尾根。
はじめてソロでの黒戸尾根なので、今の自分の力でどの程度で登れるのかも知りたくて、登りはけっこう頑張って登りました。

4時55分駐車場出発。参拝を済ませて5時頃に吊橋からいよいよ登りはじめ。
天気は良さそう。ただ午後は雲が出ると思うので、早めに登頂して景色を堪能したい。

最初の取付きの急登を登って尾根に乗れば、快適な尾根歩き。ちょっとオーバーペースぎみかもしれませんが、行けるとこまで頑張るつもり。


刃渡りまで来れば景色も広がり、涼しい風も気持ち良い。
ここからは梯子や鎖も出てきて、いよいよ黒戸尾根核心部へと入っていきます。

一旦、黒戸山をトラバースして五合目小屋跡で一息ついたのち、さらに梯子でグングン高度を上げて、七丈小屋へ。この区間が地味にキツいです。七丈小屋で水分補給。
ここまで2時間30分。まあ予想どおり、あと1時間で登りきって3時間30分で登れそうな気がして、やる気全開。
まだ余裕があるかと思っていたけど、ここから先の登り、かなり苦労しました。空気が薄くなってきたのもあるのか呼吸がかなり苦しいし脚も上がらず。


でもどんどん景色も広がってきて、振り返れば八ヶ岳、左には鳳凰三山越しの富士山。

正面には甲斐駒山頂が徐々に近づいてくるし、苦しい中でも頑張れます。
さて、北沢峠からの分岐まで登って、山頂までわずか数十メートル。
3時間28分。余裕でしょ、と思って横をみたら、

ライチョウの親子。思わず写真をパチパチと数枚。かわいいですね~。癒されます。
でも残り1分で3時間30分!慌てて山頂を目指して!

3時間30分ジャストで登頂。(吊橋からだと3時間25分)
天気も良かったので、写真撮りながらのんびり登山が良かったはずが、なんだかTTっぽく登ってしまいましたが、それはそれで楽しく登れました。ソロ登山ならでは。



涼しい風が気持ち良く、パンを2つほど食べてエネルギー補給。
いつもガスの中や雲ばかりで景色のない甲斐駒でしたが、ここまで景色を堪能できたのは初めてかも。(高校生の時に登ったときは天気が良かった記憶はあるのですが・・・記憶がはっきりしません。まあ37年くらい前の記憶なんで)
帰りは、無理しない程度のペースで気持ち良く、と思っていたのですが、刃渡りを過ぎたあたりで速いトレイルランナーの方に抜かされて、ついつい私もペースアップ。最後は踏ん張りが効かないくらい脚が疲れたのでした。いい刺激でしたね。
11時30分には下山完了。途中お風呂に入りながら帰りましたが、14時30分には無事帰宅。その後、映画に行ったりして充実の1日となりました。