走ったり登ったり・・・

今週の水曜日。トレラン部水曜休みメンバーにて八ヶ岳。

ツクモグサが早くもかなり咲いているとの情報で、赤岳～横岳～硫黄岳の周回です。



平日の良いところですね。朝7時半過ぎってのに駐車場はまだ余裕。ツクモグサの時期でもさすが水曜日！



南沢から赤岳を目指します。八ヶ岳らしい苔むした森を徐々に高度を上げながら進みます。やっぱり八ヶ岳の森はいいですね～。



シカがお出迎え。じっとこちらを伺っていました。



一旦枯れた沢に出ると、これから登る横岳が！！



さらに行者小屋が近づけば赤岳がデーン！！テンション上がります！




行者小屋からは文三郎尾根に取り付く。初めは残雪ですが、途中からは階段地獄に突入！八ヶ岳初の2人には、かなりハードなようです。ただ、どんどん景色が広がっていくので、大変さとは裏腹にテンションは上がりっぱなし。風もなく最高な天気で、気持ちよく高度を稼ぎます。



核心部の岩場を登り始めれば、




いままで、尾根の影に隠れていた、南部に位置する権現岳や編笠、そしてその向こうに南アルプス。



変化にある岩場なので、気がつけば山頂って感じで、赤岳です。




本日の最高峰。2899ｍ、八ヶ岳の主峰・赤岳！



これから向かう、横岳～硫黄岳、さらに北八ヶ岳が見渡せます。さて、ここからは急な岩場の下り。慎重に行きましょう！



赤岳展望荘を過ぎれば、横岳の稜線に。振り返った赤岳がかっこいいです。ここの稜線も楽しいところですよね。すこしだけスリリングな岩の稜線。そして少しずつ高山植物が見えてくると・・・・





やっと会えました。ツクモグサ。　今年も、このかわいい花に出会えて良かったです。







ほかにも、少しだけですが、こんな花たちが咲いてました。
6月になれば、もっと多くの花が咲くでしょう！



横岳です。



赤岳～横岳まで、あれほどの岩場の連続だったのが、硫黄岳に差し掛かるとだだっ広い稜線に。
この変化がいいですね。それほど長い稜線歩きではないけど、いろいろな表情を見せてくれます。




相変わらずの迫力！爆裂火口！



そして恐る恐る覗く二人。




最後まで好天の稜線を歩けて、ラッキーでしたね。
赤岳鉱泉への下りでも、残雪ありましたが、凍ってるわけでもないので、トレランシューズでも問題なしでした。今年は雪解けが早くて、5月とは思えないほど快適に歩けました。



赤岳鉱泉まで下れば、あとは散歩気分。明るい北沢を一気に下れば、あっと言う間に美濃戸に到着。
予定よりは1時間くらい余分にかかってしまったけど、その分、山を満喫出来ました。やっぱり、高い山に行くと、いそいそと走るんじゃなくて、ノンビリ歩くのがいいですね。