走ったり登ったり・・・

野辺山ウルトラに5年ぶりに参戦してきました。
100ｋｍ超の距離自体も、2年前のUTMF以来。ほんと久しぶりのウルトラです。



ウルトラ特有の早朝スタート。野辺山ももちろん5時にスタート。富士五湖だとまだ4月なので暗い時間にスタートですが、野辺山は1か月遅れなので、スタート時間にはすっかり明るくなってます。

晴れの予報だったので、放射冷却で冷え込むかと思ってましたが、曇り空でそれほど寒くは無く、Tシャツにアームカバーだけで十分でした。静岡組数人と朝の挨拶を交わして、いざスタート。



5分/ｋｍをちょっと切るくらいのペースで平地を走った後、林道の登りに突入です。この頃には雲が取れはじめて、正面には八ヶ岳、西方面には南アルプスが出迎えてくれました。



林道の登りも、ちょっと苦しいかなくらいのペース。まずまずのペースですが、いまいち身体が重い感じ。それでも無理をしているほどでは無いので気にしないで高度を稼いでいきます。


ここで異変が・・・・もう少しで最高地点ってとこで、ちょっとめまい？すると、心拍が一気に上昇して170台に。あまりの苦しさに一気にペースダウンです。去年のおんたけスカイや、朝霧のときのよう。まったく速く走れません。下りもスピードに乗れず、抜かされまくり。


原因は良くわかりませんが、スタート前から少し胃の調子が悪くて、食べたものがしっかり消化出来ていない感覚はありました。こうなっては無理できません。下りは走りますが、登りは走ったり歩いたりで様子を見ます。目指せサブ10って意気込んでスタートしましたが、完走すら出来ないんではないかと不安になります。なんせ、まだ70ｋｍ以上も距離が残っているんで。




だましだまし走って、ようやく稲子湯のエイド。ここは大エイドで食べ物も豊富。お汁粉とかの補給で復活に期待です。食べるものはちゃんと食べることができるので、しっかり食べて走ります。もちろん固形物だと、消化に時間がかかってエネルギーになるまでのタイムラグが大きいので、今回はジェルメインとして、大きなエイドの食べ物以外は、ほとんど固形物は摂取しなかったと思います。


さて出発しようって時に、同じトレラン部のサクライさん登場。最近のレース、いつもちょっと後ろを走っていて、つつかれてます。今回も、しばらくは後からつつかれて、いい意味でプレッシャーをもらいました。


ちなみに、ここから写真ありません。気持ち的に撮ってる余裕が無くなっています・・・・


国道に出ると長い長い下り、42ｋｍの部のゴール八峰の湯を過ぎてさらに下って松原湖までくると、だいぶ心肺も落ち着いてきて走れるように、50ｋｍのエイドまで来るころには、いつものような走りに戻ってきました。手打ちそばとおにぎりでエネルギー充填して折り返しです。さて残り50ｋｍです。もうリタイヤとかの思考は無くなっていて、ゴールを目指す思考へと切り替えることが出来ました。ここからはまた登り基調になりますが、しっかり走っていけるでしょうか？



って事で、後半へ続く。