2019年08月12日
夏山第2弾は、八ヶ岳

先週、おんたけ100の打ち上げで決定した企画。
みなさん、八ヶ岳はあまり経験無いようなので、一番のメインルートの赤岳周辺の周回ルートへ!
美濃戸口から御小屋尾根経由で、阿弥陀~赤岳~横岳~硫黄です。
6時15分出発、天気は上々、ひんやりした空気が気持ち良く、グングン高度を上げていきます。

美濃戸口の駐車場もほぼ満車だったし、お盆休み2日目だし、かなりの混雑は予想してましたが、御小屋尾根は静かでよかったです。すれ違う人、追い越す人もほんのわずかで、いつもの水曜日の登山のような、のんびりした気持ちで登れます。


どんどん急登になってきて、最後は手を使って登る場所もあったりして、やっと山頂手前のピーク。まだまだ雲の低くて、南~中央~北のアルプスが一望です。



2時間半くらいで、最初のピーク阿弥陀岳。
いままで阿弥陀の影にかくれて見えなかった赤岳も、ドーンと姿を現わします。
一気に下って、一気に登る、そんなコースが目の前にあらわれて、みんなビックリ。
その先も横岳~硫黄岳方面も雲一つない絶景

権現岳方面は、かなり雲が湧いてきました。なんとか赤岳山頂までは、雲に待ってもらいたい気分。

いつも思うけど、いやな下りです。滑りやすい足場、そしてピストンで登る人が多いので、かなり登山者も増えて、すれ違いに気を使いながらの下降。

中岳まで登って振り返ると、よくもあんな所を下ったな~って思えます。でも、ここからの阿弥陀岳ってかっこいいですよね。


さて次は本日のメインの赤岳。
見上げると、かなりの登りのように感じますが、登り始めのザレたジグザグ路さえ登りきれば、後は変化に富んだ岩場をグイグイと登っていけば、あっという間に山頂。
のはずが、さすがお盆休み、阿弥陀岳以上に登山者が増えて、すれ違い渋滞もありの混雑。


山頂も人でいっぱいですが、ガスに包まれる事もなく、東や北方面は十分な景色を堪能することが出来て良かったです。


ここから先も、硫黄岳山荘手前までは、危険度は低いですが、岩場、鎖、梯子が続くし、すれ違う登山者も多いので、より慎重に。でも景色も良いし、花もまだまだ多く咲き誇っているし、とっても楽しく通過できました。

タイタニックだそうです。

この人もタイタニックだそうです。
でも、タイタニックって二人でするんじゃなかったっけ?


急峻な横岳を過ぎると、ガラッと景色が変わり、広くて歩きやすい尾根道に。
コマクサの群生も、少しだけピークを過ぎた感じはありますが、まだまだ十分な見頃。コマクサは今年はこれで見納めかな。


最後のピーク、硫黄岳。若干ガスがかかってしまって、景色はいまいちでしたが、風も穏やかで多くの人達がのんびりと昼食を。
我々もここで昼食を取ることに。

さあ後は下るだけ。赤岳鉱泉で最後の休憩をとりながらさらに高度を下げていきます。
赤岳鉱泉まで下ったら、山頂のガスがすっかり取れてましたね。

標高が下がってきて、気温は上がってきています。でも沢沿いのこのルート、涼しい風が吹き抜けるので、思ったよりも快適で、気持ち良く下っていけました。

最後の林道。ここだけは走って下る。ずっと歩いていたので、十分脚は残っていて、気持ち良く走りぬきました。
8時間40分。ちょうど20kmくらいでしょうか?累積標高差も2100mちょっとと、日帰り登山としては丁度いい感じ。
静岡にも、7時までには戻ってこれて、やっぱり八ヶ岳は便利で面白い。
Posted by ひでたろう at 08:52│Comments(0)
│山登り