2018年08月27日
東京都最高峰 夏の雲取山

8月最終の日曜日。最後の夏山でしょうか?
8月なので、もちろんアルプス!!
ではなくて、奥秩父方面へと行ってみました。
東京都最高峰、雲取山。前々から行きたかったけど、なかなか行けずに、今回やっと登ることが出来ました。雲取って言うと奥多摩のイメージなんで、一般的には奥多摩湖側からの登山なんでしょうけど、静岡からだとかなりアクセスが悪いです。
そこで秩父の三峰神社の登山口から。秩父側からだと甲府から雁坂峠越えでアクセスできて、静岡からだと3時間30分程度で登山口である三峰神社に行けるんです。

7時ちょっと過ぎ、三峰神社の駐車場をスタート。これから登る雲取山とそれに続く稜線が目の前に見えています。一番奥が雲取山ですね。天気もかなり良さそう。メンバーは兄とジョンさんと私の3人。


トレイルの状態も上々。一部急斜面やトラバースで若干歩きにくい場所もありますが、静岡の山々に比べればやはり関東の人気の山。非常に歩きやすく、快適登山ができますね。もちろんトレランでも快適に走れる場所が多いですが、登山者もそれなりに多いので、すれ違いや追い抜きは要注意でしょうね。今日はトレッキングなんで走りは無し。

霧藻ヶ峰。最初のピーク。山頂には休憩所の山小屋があり、北西方面の展望も開けています。うっすらと北アルプスも見えました。


さらに白岩山。手前の白岩小屋からは西方面の展望が少しありますが、山頂からは展望は無し。このトレイル、木々の間からはちらほらと展望はありますが、見渡せるような展望は、雲取山頂までおあずけ。

白岩山のすぐ先の芋ノ木ドッケをトラバースして、大ダワを越えれば雲取山荘。ここまで3時間くらい。あと20分も登れば山頂です。相変わらずの気持ちの良い稜線歩きが続きます。

三峰コースは、樹林帯から一気に展望のある山頂に出るんですね。いきなりの展望に感激です。



南アルプスはほぼ全山。富士山もクッキリ。奥秩父の山々から奥多摩の山、丹沢方面と、360°パノラマが素晴らしい。
しかし、これだけ南アルプスにも雲が無いと、あっちでも良かったかな~とかちょっと思っちゃいますね。
雲取山荘まで戻ってお昼。


今日は、シーフードヌードルを、お湯の代わりに牛乳でスープ。さらにとろけるチーズと半熟卵のトッピング。カルボナーラヌードルの完成です。めちゃくちゃ美味しかったです。欲を言えば、ちょっと焼いたベーコンなんかも入れたら最高でしょうね。

さあ下山です。途中の白岩山や霧藻ヶ峰など、アップダウンがけっこうあって、帰りも歩きごたえのあるコースですね。
鹿をけっこう見ましたが、人馴れしてるのか、こんな近くでも逃げません。びっくりです。
さて、スタート地点が三峰神社ってくらいで、三つの峰からなる山の総称が三峰山ってことだそうで、今登ってきた雲取山・白岩山が二つ。残りの一つが、稜線から少し外れた妙法ヶ岳。ここは三峰神社の奥宮にもなっている所。残り2kmほどで三峰神社ってところから枝道で妙法ヶ岳へ。

鞍部に東屋と鳥居。ここからが妙法ヶ岳への登りになります。



距離はたいした事はないですが、予想以上にアップダウンが激しく、最後は鉄骨階段にコンクリの急な階段、そして鎖場を登ると奥宮に到着です。ここを往復している最中も、一般の参拝者の人達も登っていましたが、参拝ってよりも登山ですね。この暑い時期にペットボトル1本もって気軽に来るようなところではないですね。

そんな寄り道で三峰山の三山制覇して無事下山。せっかく来たからと三峰神社へ参拝に行くも、拝殿は長蛇の列。時間がかかりそうなので今日は参拝はパスして帰る事に。まあ、奥宮は参拝できたので良しとしましょう。
今度あらためて、じっくりと三峰神社は楽しみたいです。
激暑の8月(今日の埼玉は猛暑日でかなり暑かったみたいです)なので、晴天の日曜日なのに思ったよりも空いていて楽しい山歩きが出来ました。片道10kmちょっとと、程よい距離も良かったです。
Posted by ひでたろう at 18:20│Comments(0)
│山登り