2017年08月16日
夏休みの山は、南アルプス南部の旅 ~1~
今年の夏休み、13~15日
天気予報とも相談して、13~14日で南アルプスへ。
せっかくのお盆休みなので、休みの合った二人を誘って、3人パーティーで出かけました。
私と、S井さん、U山さん。
コースは、4年前と同じ、荒川~赤石~聖~上河内の予定。ペースによって臨機応変に変更するつもりで。
宿泊予定は、百間洞。
夜中の静岡を車で出発。3:30頃には沼平に到着して、4:00過ぎにはいざスタート。
登山口の椹島までは林道をひた走ります。テン泊は送迎バスには乗れないので・・・・
16kmの道のりを2時間30分くらいかけてのんびりジョグ。
荷物が重たいので、それなりに疲れます。
赤石沢のライブカメラ地点。なんとか赤石岳のピークが見えます。
そして椹島からいよいよ本格的な登り。エネルギー補給をして出発です。
登り始めの痩せた尾根を越えれば、後は緩やかに高度を上げていく快適な尾根。
天気もまだまだ青空が覗いています。
せめて悪沢岳くらいまではもって欲しいと思いながら、グングン高度を稼ぎます。
でも、どんどんガスが濃くなって、駒鳥池に着くころにはパラパラと雨。樹林帯なのでレインを着こむほどではないけど、ちょっと残念な天気に。
けっこう時間がかかりました。千枚小屋に到着です。予定より30分ほど遅いでしょうか。
メンバーの中に、前日50km以上もロードを走っていた者がいて、疲労が残っている模様・・・・あ~
ガスは濃いですが雨は落ちてません。レインは羽織らずそのまま千枚岳へ。
景色の無い山頂、休憩もそこそこにいよいよ悪沢岳に向かいます。
千枚岳からの下り。ちょっと嫌な岩場があるんですが、いつの間にか梯子が掛ってました。ここはかなり怖かった場所なので、これならS井さんでも安心して降りられます。
千枚~悪沢に向けての稜線はお花天国。今回も凄く綺麗なお花畑でした。ちょうど見ごろなんでしょうか、様々なお花で埋め尽くされてました。
丸山手前で、今回の山行唯一のライチョウに出会いました。岩の上で佇んで遠くを見ているライチョウがかっこ良かったです。
いよいよ悪沢岳が近づいてくると岩々の連続、歩きにくい大岩を登って行けば、今回の最高峰悪沢岳です。
ガスが濃くて景色は無かったですが、風も穏やかで過ごしやすい山頂でした。
悪沢岳からのガレた下り降りきる頃には、少しづつガスが取れはじめます。中岳・前岳もうっすら見え始め・・・・
もう少しで中岳って頃には、かなりの青空が。
さらに主峰の赤石岳も雲の中から顔を出しました。
前岳の山頂も一応足を運んでから、荒川小屋へと下山開始。
前岳から振り返った中岳はけっこう大きいですね~。
前岳前のお花畑もなかなか華やかなんですが、千枚岳のお花畑を見た後だと、ちょっとイマイチ。昔のほうが、もっと花の密度が濃かった記憶があります。
荒川小屋には、3時前には到着。
天気もすっかり回復してます。青空が広がっていて、今降りてきた荒川岳の絶壁も見ごたえあります。
さて、赤石避難小屋までは行けそう。
でも、前日50km以上も走っているU山さん、そろそろアルコール燃料が切れてしまったようで、今日はここで終了~。としました。明日の行程が少しだけハードになりますが、一晩寝ればかなりリフレッシュするでしょう。
早速、アルコール燃料を注入だそうです。1Lほど注入。
私とS井さんは、ストックシェルターでもテン泊。U山さんは山小屋です。
でも、夕食の支度が面倒なのと、せっかくの荒川小屋。カレーが無性に食べたくて夕食だけ小屋で頂きました。
小屋での夕食も食べて、あとは寝るだけ。
と思っていたら、いよいよ降り出しました。本降りです。
この後、明け方まで降ったり止んだりを繰り返してました。ストックシェルターは、換気の為に少しだけ入口を開けていたので、しっかり浸水してました。はやり、快適に寝るならテントですね。
それでも、起き出した3時前にはすっかり雨は上がって、二日目のスタートです。
Posted by ひでたろう at 11:56│Comments(0)
│山登り