2016年11月21日

MAMM無事終了でほっと一息

MAMM無事終了でほっと一息
第1回目の開催となるMAMM(南アルプスマウンテンマラソン)が無事終了しました。
まあ、無事終了とは言っても、裏ではかなりのドタバタもあり、裏方としてはなかなか大変な大会でもありました。


前日準備
残念ながら、日曜日だけかろうじて休みを取れた私は昼間の準備には参加できずに、前夜祭も終わる頃に現地到着。


ところが、すでに大問題が発生していて・・・・


現地へ着いて、仲間のオフィシャルスタッフから聞いた第一声が、「駐車場が水没した」でした。
今回の駐車場、大井川の川のど真ん中。普段は砂利の採石などをしている場所のようで、広大な場所を確保できていました。確かにその日はかなりの雨量はありましたが、でも朝からの雨も夕方までにはあがっていましたし、それほど水はけの悪いところではないと思っていました。


早速、スタッフで現地を見み行くと、全てではないですが、くるぶしあたりまで水が浸かっている場所もけっこうあり、駐車するのは無理があります。そこからが大変、現地スタッフが代替場所をあたる一方、我々も、どの程度の車が駐車可能なのか?ほかに駐車できるスペースは無いのかと検討を始めました。



ただ、時刻はすでに21時もとうに過ぎていたと思います。真っ暗な河原、そう簡単には状況確認ができません。代替駐車場の確保はある程度進んでいましたが、今度は点在する駐車場から、スタート会場への輸送の問題もあり、スタート時間の変更や、フル→ハーフに変更など、大会そのものの変更も検討する必要があります。一時は、中止だなんて声もあがったくらいです。



MAMM無事終了でほっと一息
そして、おそらく23時も過ぎたころ、予定していた駐車場のさらに奥の部分に、かなり広い場所を発見。そこならば相当数の車が置けそうなので、そこをメイン駐車場に決定。早速アクセスする通路の整備、誘導灯やコーンの移動。手際よく皆で動いて、翌日1時頃には、ある程度目途がつきました。


大会中のコースでの業務がある我々は、ここで一旦宿に戻りましたが、現地スタッフは、駐車場の受け入れが始まる前にすべてを完了しないといいけないので、その後も徹夜での作業となったようです。


宿に戻って寝る準備をしていたら、もう時間は2時。明日は4時にはスタート地点に行きたいので起床は3時30分。1時間30分ほど横になりましたが、ほとんど寝れませんでした。



翌日(といっても寝る前に翌日でしたが)
3時30分に起床して、スタート地点に向かう途中、駐車場にも寄ってみましたが、さらに奥にもスペースを確保できたようで、かなりの台数がこの場所に駐車できるみたいで一安心。受付及びスタート地点に。




MAMM無事終了でほっと一息
MAMM無事終了でほっと一息
MAMM無事終了でほっと一息
受付準備を手伝ったり、選手を誘導したりしていると、だんだんと明るくなって、いよいよ7時のスタートを待つばかり。
でも、やはり完璧にはいきません、駐車スペースがかなり奥になってしまったのも関係あると思いますが、最終のシャトルバスの到着が少し遅れてしまい、15分だけ遅れてのスタートとなりました。


MAMM無事終了でほっと一息
一時は1時間くらいスタート遅れせる話や、最悪中止の話まで出てしまったものが、なんとか15分遅れでスタートが切れました。選手の皆さんも元気に山に向かって走って行き、後は皆が無事に怪我無く完走するのを祈るだけです。




選手のスタートを見送ったスタートゲート。今度はゴールゲートへと姿を変えて選手の帰りを静かに待っています。
MAMM無事終了でほっと一息




MAMM無事終了でほっと一息
MAMM無事終了でほっと一息
いつもは、スイーパーをやったりすることが多いので山に入ってしまいますが、今日は本部。今までスタート後の会場に居た事はなかったですが、それまでの喧騒がウソのようにひっそりしていますね。秋深まって紅葉が見ごろな静かなキャンプ場が戻ってきました。少しはゆっくり出来そうなので、ホットコーヒーを飲んだり、ちょっとだけ散策したりです。


でも実際には山の中でレースは進行中。だんだんといろいろな情報が無線で飛んできて、負傷者、リタイヤ者などの対応、指示、そして搬送手伝いなど、またレースに引き戻されていきます。本部は、情報が無線や携帯で来るだけですが、実際の選手の対応は各担当エリアのオフィシャルスタッフや、救護等を手伝ってもらっている人たち、それにボランティアで参加してくれている人たちです。皆さん、選手を安全にそして楽しく走らせるかを考えて頑張っているのが、本部に居ると良くわかりました。とても頼りになるスタッフばかりだったと思います。



MAMM無事終了でほっと一息
そんな事をしているうちに、12時過ぎれば、早くもフルコースのトップがゴール。4時間9分です。速すぎますね。



どんどん慌ただしくなっていきます。
コース上のトラブルの確認や指示に追われながら、ゴール選手を迎えていたりする間に、今度は表彰式。年代別の表彰はMCまでさせられました。



なんだかあっという間に午後の時間は過ぎていき、制限時間の16時15分。最終ランナーもジャスト9時間でゴールするなど盛り上がって、レースは終了しました。


興奮冷めやらぬ会場で、片付けと同時に、制限時間に間に合わなかったけど、しっかり最後までゴールを目指したランナーを17時30分過ぎまで出迎えて、本当にゴール会場は終了です。



まあ、我々はまだ終わりじゃないんですけどね。
夜中までかかって設置した駐車場の照明や誘導のコーンの回収作業が残っています。
重たい発電機もあるので、メインスタッフの多くが残ってくれたけど、最終終了できたのは20時でした。
これで本当に終了。長い一日でした。
準備から参加していたスタッフは、長い長い2日間だったと思います。



反省点も多かったけど、それ以上に充実感も高かった大会。そんな大会に運営で関われて本当に良かったです。選手での参加や、ボランティアなら、申し込めば参加できますが、運営スタッフは、縁が無いとなかなか経験できない貴重なものです。

ぜひ来年は、今年の反省を生かして、もっともっと選手もスタッフも楽しめる大会を開催したいですね。




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Posted by ひでたろう at 21:47│Comments(2)トレイルラン
この記事へのコメント
トレイルランナーとして尊敬するひでさんに

年代別で表彰していただけた事

うれしくて密かに一人感動していた者です

運営スタッフとしてのご苦労図り知れないものだったとお察ししますが

終わってみればランナーはみんないい顔してましたよ

来年以降、さらに良い大会になりますよう応援します!!
Posted by こやすけ at 2016年11月21日 23:58
こやすけさん

返事遅れてゴメンなさい。
年代別表彰おねでとうございます。
私も、表彰された事は何度かありますが、表彰する側は初めてで緊張しましたよ。たしかに、終わった後のランナーはみんないい顔でしたね。来年は、今年の反省を活かせるより良い大会にしたいです。
Posted by ひでたろうひでたろう at 2016年11月26日 16:15
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    コメント(2)