2014年08月04日
夏山第2弾、北アルプスです~。

昨日の日曜日は北アルプスです。静岡の仲間5名で行ってきました。
長時間の山行は、6月の安倍奥以来。
夏の北アルプス、人気の山はどこも混雑が予想されます。今回行ったのは、常念岳~蝶ヶ岳のラウンド、ここも人気の山、案の定登山口の駐車場は満員御礼。3時過ぎに現地着でしたが、かろうじて隙間にスペースを見つけての駐車でした。我々の車以降はもうさすがに駐車不可だったと思います。

4時前には駐車場を出発、4時に登山口で登山届を出して登山開始。
あっ、トレランじゃないです、登山です。

常念への登りは、前半の樹林帯は単調ですね。かなり急な斜面をひたすら九十九折れの登りで高度を稼ぐ感じ、でも主尾根に乗っかれば斜度が緩んで、快適な尾根歩き。

そして、森林限界を超えれば、次々と現れる景色を楽しみながら高度を上げていきます。しかも、かなりの岩場、脚だけでなく手も目いっぱい使って登る感じは、甲斐駒ヶ岳の直登コースみたい。楽しすぎます。

目の前には前常念岳がせまってきて、

振り返れば、安曇野の平野

そして、少しずつ穂高連峰が顔を出して、

前常念岳にたどり着けば、その奥にそびえる常念岳と、北アルプス北部の山々

そして縦走路に合流する頃に、やっと槍ヶ岳を望むことができます。
一度にばっと展望が開けるのもいいですが、これはこれで楽しいですね~。
しかし、槍ヶ岳が見えたかと思った次の瞬間には、槍ヶ岳だけでなく穂高連峰も含めて、雲の中へと消えていきました。間一髪セーフで槍が見えたのは良かったですね~。

合流路との分岐からは一登りで山頂。しかし、さすが人気の山、ここからは人であふれかえっています。今日は日曜日、山小屋泊りの人たちがいっぱいいます。

山頂も人だかり、さっさと写真撮影だけすまして即下山。

ここからは、ちょっとだけスリリングな下り。まあ写真でみるよりは怖くはないんだけど。それよりも、ペースの遅い団体さんを抜かしながら下るほうが神経使います。

そして、しばらく樹林帯、でもお花畑がけっこうあって、案外この区間も違った景色が楽しめて、夏のこの時期はいいですね~。久しぶりにニッコウキスゲも見れました~。

さて、最後の登り、蝶槍です。こちらから見ると高度感があって、案外迫力ありますね。
でも、反対側から見ると、ちょっとした岩山・・・・

ここからの広―い稜線が蝶ヶ岳。すっかりガスってしまって、麓の梓川が見えるだけで、対岸の穂高連峰は見えず。まあ、次の楽しみにとっておきましょう。

蝶ヶ岳ヒュッテまで着きましたが、風ビュービューで景色も無し、簡単に昼食を済まして、蝶ヶ岳の山頂も記念写真に寄っただけで帰ります。1300mのダウンヒル。
下り始めた前半は、急だし、道は悪いしで、まるで大門沢の下りみたい。中間のまめうち平を過ぎると、下りやすい整備された道に。同じルートとは思えません。そのまま一気に下って、

ゴジラみたいな木。たしかに恐竜の顔みたい。

そして力水。唯一の水場、美味しいです。
結局10時間30分程度、かなりの長丁場でした~。距離は15~6kmなのにね。
久しぶりの北アルプス。天気はいまいちでしたが、広~い北アルプスの景色を満喫できたと思います。
Posted by ひでたろう at 21:30│Comments(2)
│山登り
この記事へのコメント
三又からでしょうか?
私もずいぶん前に周ったことがあります~
蝶が岳のテント場はサイコーでした。
また行ってみたいです~
私もずいぶん前に周ったことがあります~
蝶が岳のテント場はサイコーでした。
また行ってみたいです~
Posted by HIZA at 2014年08月07日 10:59
HIZAさん
そうです。三又からの周回です。
たしかに蝶ヶ岳のテント場は良さそうですね~。松本方面の夜景から、ご来光、穂高連峰のモルゲンロート、見どころ満載って感じですね~。
そうです。三又からの周回です。
たしかに蝶ヶ岳のテント場は良さそうですね~。松本方面の夜景から、ご来光、穂高連峰のモルゲンロート、見どころ満載って感じですね~。
Posted by ひでたろう at 2014年08月07日 12:36