2019年10月07日

7年ぶりのチャレンジ富士五湖

昨日は、チャレンジ富士五湖。
秋のトライアルレースってことで、初の秋開催だそうです。

ウルトラマラソンは、野辺山ばかりに出ているので、富士五湖は7年ぶり2回目の出場です。
前回は112kmの部(今は118kmに延びています)今回は100km、本栖湖だけは廻らない4レイク。


4時30分のスタートですが、春の時期より日が短いので、暗い時間帯が1時間くらいあります。念のためライト持参ではしりましたが、ロードなので暗いなかでもなんとかなりそうな感じでした。


予定としては、9時間30分は切りたいなと思っていて、ペース的には5分30秒/kmを基準(10kmで55分程度)で走るつもりでスタート。



とりあえず山中湖。ちょうど明るくなるタイミングでなかなかの景色。朝一の清々しい空気の中を走れるので、気持ちがいいですね。ペースも順調。


折り返して、一旦北麓公園近くを通過、71kmの部とも合流するので、一気に賑やかになります。登り返しがありますが、まだ元気なのでここも問題なくいいペース。
河口湖へと一気にダウンヒル。ちょっと脚を使いすぎたか?



これで2レイク目。湖北側を走っている途中で50km地点。
4時間30分で通過。野辺山の50km通過と同じタイム。林道の山越えのある野辺山と同タイムなのはビックリですが、野辺山は長い下りがこの区間にはあるので、こんなものなんでしょう。


ちょっと疲れが出始めました。ドロップのある56km地点までは、それでもペースを崩さすに到着。ヘッドライトを預けて、後半のジェルを補充してリスタート。



3レイク目の西湖。このあたりから、いつもの不整脈が出始めて、走るのが息苦しくなってきました。ペースも維持しにくくなり、何度か立ち止まったり、歩いたり。



4レイク目の精進湖。この頃が一番キツイ時間帯でした。エイドでの滞在時間も長くなって、ペースも6分台/kmが当たり前。リタイヤも考えた70km過ぎのエイドで、一旦大休止をすることに。5分以上もブルーシートに寝転がって身体を休めます。時間的にはまだサブテンペース内に納まっているので、この後ゆっくりと進んでも十分に完走には間に合います。取合えずリタイアは保留にしておいて、再びスタート。


精進湖民宿村のエイドで折り返して、再び西湖へと戻ります。ここが後半の最初の山場。2.5kmくらいの登り返し。ところがさっきまでの息苦しさは何処やら。グングン走れます。どうやら不整脈が鳴りをひそめているようで、不思議なくらい調子が戻りました。いつまで続くかわからないので、とりあえず登りきるまでは頑張ってみました。


その後は、絶好調は続かず、普通にウルトラ後半の疲れの中のランって感じのペースに戻って、6分ちょっと/kmくらいのペースで淡々と。


西湖を通過している時に、残りの距離を残りの時間を計算すると、サブテンが微妙な感じ。
河口湖に戻ってきても、やはり微妙なタイム。最後の登り坂を考えると、ちょっとオーバーかも。


93km最後のエイドで再確認。残り44分。距離は7km。
6分/kmで走りきれば間に合う計算。しかし、ほとんど登り坂。やっぱり微妙。



ところが、この後、ちょっといいペースで走る人に抜かされ、なんとなくその人に付いてペースアップ。意外とそのペースで走れる自分。そして運動場の交差点を曲がるといよいよ最後の坂道。さらにペースを上げますが走れるんです。嘘みたいな本当の話。サブテンという目標がはっきりしたので、最後の力が出たみたい。不整脈もおきません。

それまで平坦でも6分ちょっと/kmのペースだったのが、この坂で5分45秒/kmくらいまでペースを上げての力走。登りきって残り2km。この時点で9時間45分。あとは平坦からの最後の下りだけ、100kmの余韻を楽しみながら、程よいペースでフィニッシュしました。





9時間55分48秒。目標だった9時間30分には遠く及ばなかったですが、最後の追い込みでなんとか達成できたタイム、今日はこれで大満足です。



野辺山に比べればサブテンなんて余裕だよね~と思って参加しましたが、やっぱり100kmって距離は、簡単には走らせてもらえませんね。ウルトラの面白さを再認識しました。
  

Posted by ひでたろう at 18:28Comments(0)マラソンウルトラレース