走ったり登ったり・・・

本当は、一人でどこか安部奥の山頂で山ご飯でもと思っていたところ、ジョンさんのＦＢでショーゴさんと山に行こうって企画になって、結局ショーゴさん、善さん、ジョンさん、作ちゃん、兄、私の総勢6名でのユルトレに。

行き場所は、安倍川西稜線の二王山から見月山までの縦走。かなりマイナーな山です。二王山は高校生の頃に一度行ったきり、見月山は初挑戦です。


スタートは湯の森。ここから二王山に。ここから二王山までは比較的登る人がいるので安定したトレイルです。


植林帯の途中からはこんな素敵な景色も楽しめます。梅ヶ島方面の山々（大谷崩～八紘嶺方面）です。


植林帯から自然林に。非常に気持ちの良いトレイル。歩く人も少ないので、ふっかふかです。


1時間程度で二王山山頂に。安部奥方面の景色が楽しめますが、それほど展望は良くありません。
このあたりが不人気な理由でしょうね。

あさ、ここからが本番。見月山に向かって稜線を南下です。
はじめは非常に走りやすい、とても手入れの行き届いたトレイル。


こんな明るい、ふかふかトレイルが続きます。


途中からは安部東稜線も目の前に迫っています。
はるか下が安倍川なので高度感も抜群です。


って、ここはすぐガレていて崖になっているので、迫力満点でした。

奥仙俣の分岐を過ぎて、徐々に道が不明瞭な所が出てきます。
赤テープは随所にあるので迷うことはないですが、広い尾根道なんかではちょっと注意が必要です。
実際、うっかり作業道の巻き道に入ってしまい西に下る尾根に乗ってしまって、200ｍほど登り返す事もありました。


程よいピークでランチ。もともと山ご飯をやろうと思っていたので、今日はアルファ米の牛飯とレトルトの豚汁。
そしていつもの食後のコーヒーです。


景色はそれほど良い尾根ではないけど、所々でこんな景色に出会える楽しい尾根道。
見月山手前で三星峠に下るので、その登り返しが急登でしたが、基本的に1000ｍ前後の稜線がずっと続くので、まさしくトレイルランに適したトレイルでした。判りにくい場所さえ気をつけてルートファインディングすれば走れるところが多くて、ものすごく楽しかったです。


こんな標識がありますが、それほど危険な感じはありません。基本尾根添いなので変に下ってしまったら、登り返せば問題無いと思います。もちろん、地図は必携です。常に現在位置を把握しながら進む必要はあると思いますが。


見月山は景色の何も無い残念な山頂。人気の無いのが良くわかります。
さあ、ここからは下り基調。4つのピークを越えれば、後は750ｍ程度の一気下りだけです。
この下りは大変でした、ルートも判りにくいし急だし、最後は茶畑に迷いこんでしまってゴール。


相淵の赤いつり橋を渡れば、車をデポした駐車場。
18.5ｋｍ、5時間のトレイルトリップでした。

若干道がわかりにくいのと、ハイカーがほとんど居ない（今日は一人もいませんでした）ので、さすがに単独では恐いかもですね。でも、距離の割りに細かなアップダウンもあって、なかなか走り応えがありました。

で、ユルユルでなんていってましたが、結局途中からは将悟塾になってました。

予想以上に大変なコースですが非常に楽しめました。エスケープルートも随所にあっていろいろなルートで楽しめそう。また、ほどほどにわかりにくいルートなので地図読みの練習にもよいところだと思います。


やっぱり冬は低山ですね。