2011年10月25日
ハセツネ レポ ②
いよいよ後半戦です。
疲れもかなり出てきましたが、霧もかなり出てきました。
雨模様だったので、かなり覚悟していましたが、金比羅尾根まで断続的に続いちゃいましたね。
ライトは、ミオXPを頭、ハンドはジェントスのドミネーターの200ルーメン。
去年と全く同じです。
ミオXPは、拡散フィルターに黄色く塗ったセロハンテープを貼って、ぼんやりとした黄色い光にしてます。霧区間では、拡散フィルターをセットすることで乱反射を抑えるけど、かなり近くしか照らせないため進むべき進路を探すにはハンドを照らさないとダメ。登り区間では、手は、手押しや腰に当てたりしてハンドライトは使いにくい。やはり腰ライトを追加することを検討したほうがいいのかな?
さて、第二関門から小河内峠までは、緩やかなアップダウン区間。昼間で元気なら、さぞかし快適なトレイルランが出来るだろうと想像できる場所です。もちろん今は景色も無いし、へばってきてるしで、御前山の登りのことしか頭にありません。
その御前山ですが、やはり辛いですね~。三頭山のように岩まじりの急登って感じではないけど、のっぺりとした斜面を永遠と登り続けるイメージがあって堪えます。
そして下り。ここから大ダワまでは、一気に下るイメージ。滑りやすい場所も多く、テクニカルな下りが続きます。下りの苦手な人には、一番嫌な場所かもしれませんが、こんなテクニカルな下りは大好きです。レース全体で、抜かされることが多かった今回ですが、ここでは唯一抜かすことの方が多かったかも。
なので、御前山さえ過ぎれば、大ダワにはあっさりと到着。

ここでも、ナミさんやキヨコさんが応援に駆けつけてくれてました。
さすがに疲れた表情だね・・・
ドミネーターの電池を替えて、応援パワーももらって、さあ最後の大きな登りへ。
大ダワに来ると、あとは大岳山だけって思いが強くなるので、すぐに登りだってイメージがあるけど、実際には、しばらくは緩やかな快適な尾根道が続くんですよね。ここって走れるだけに意外と辛かったりします。もちろん元気なときにはランラン気分で走れるんだけど。
大岳山は、標高も少し下がるし、登り始めれば一気に山頂まで登り詰めるので、三頭山や御前山ほどは大変じゃなく精神的には余裕が出てきます。しかも登りきれば後は下りメインだしね。
大岳山からの下りは、雨で濡れていて、岩場が連続。流石にテクニカルな下りだとは言っても、ここは慎重に歩いて下山。大岳神社まで来ればまたペースアップして第3関門へ!
途中、綾広の滝上部の水場があるけど、今回は水量も少ないし樋に水が引かれてなくて、ちょっと飲みにくい。でも、真水が飲みたくてやっぱり寄ってしまった。うまい!
第3関門は、9時間20分。前回より10分遅れ。
やはり、少しずつペースが落ちてる。
普通に走れれば、残り1時間30分は掛からないはずだけど、今日は自信が無い。
とにかく11時間は切りたい思いがあったので、とにかく1時間40分は頑張って走ろう。
日の出山のちょっとの登りもかなり苦しい登りだけど、その後の金比羅尾根もとにかく長くて辛い。
しかも、ゆるやか~に下るのでそれなりにしっかり走らないと、すぐ失速して歩きそうになる。
途中のちょっとちょっとある緩い登りは歩いてしまったけど、後はほぼ走りきってやっと金比羅神社。
あ~やっと帰ってきたって感じがする場所だ。
でも、ここから最後の難関。ここから麓までの下りは、本当にキライ。
急だし、ガレたダートとコンクリートの道が交互にやってきて、疲れた太ももに追い討ちをかける。しかも、思ってる以上に長かったりするんだよね。それでも前後に人が居なかったから、思いっ切りマイペースで下れて良かった。
下のロードに出た段階で、11時間も間違いなく切れる状況だったし、後ろを振り返っても人影は無かったのでJOGペースでゴールも目指してた。ところが、最後の曲がり角に差し掛かる頃から、背後に激しい足音。かなりのペース(明らかに私をパスしようとしてる感じ)で接近してます。流石に、ゴールにいるギャラリーの前で抜かされるのもいやなので、こっちもラストスパート!!直前までゆっくりペースで足を使ってなかったからか、なんとか逃げ切れました。やれやれ。

10時間55分 一昨年と近い記録でなんとかゴール。
途中の苦しさも忘れるくらい、このゴールの時は良いですよね。
この時点で、もう来年は?なんて考えたりしちゃいます。
この後も、トレラン部のメンバーが続々と帰ってきましたが、約半分は途中リタイア。非常に残念ですが、その経験もハセツネだし、さらに来年に向けてのモチベーションになるんですよ。きっと。
完走したメンバーも、膝を痛めてたり、途中で補給食をほとんど受け付けなくなったり、様々な苦労を乗り越えてゴールしてきていました。そんなメンバーを見ていると、ゴールタイムだけでない、完走に至るまでの苦労そのものが賞賛に値するんだと思います。
次は、春のUTMF。その時は、私もきっとタイムじゃなく完走目標でゴールを目指すことになるんだと思う。やっぱ、長距離レースは面白いな。
疲れもかなり出てきましたが、霧もかなり出てきました。
雨模様だったので、かなり覚悟していましたが、金比羅尾根まで断続的に続いちゃいましたね。
ライトは、ミオXPを頭、ハンドはジェントスのドミネーターの200ルーメン。
去年と全く同じです。
ミオXPは、拡散フィルターに黄色く塗ったセロハンテープを貼って、ぼんやりとした黄色い光にしてます。霧区間では、拡散フィルターをセットすることで乱反射を抑えるけど、かなり近くしか照らせないため進むべき進路を探すにはハンドを照らさないとダメ。登り区間では、手は、手押しや腰に当てたりしてハンドライトは使いにくい。やはり腰ライトを追加することを検討したほうがいいのかな?
さて、第二関門から小河内峠までは、緩やかなアップダウン区間。昼間で元気なら、さぞかし快適なトレイルランが出来るだろうと想像できる場所です。もちろん今は景色も無いし、へばってきてるしで、御前山の登りのことしか頭にありません。
その御前山ですが、やはり辛いですね~。三頭山のように岩まじりの急登って感じではないけど、のっぺりとした斜面を永遠と登り続けるイメージがあって堪えます。
そして下り。ここから大ダワまでは、一気に下るイメージ。滑りやすい場所も多く、テクニカルな下りが続きます。下りの苦手な人には、一番嫌な場所かもしれませんが、こんなテクニカルな下りは大好きです。レース全体で、抜かされることが多かった今回ですが、ここでは唯一抜かすことの方が多かったかも。
なので、御前山さえ過ぎれば、大ダワにはあっさりと到着。

ここでも、ナミさんやキヨコさんが応援に駆けつけてくれてました。
さすがに疲れた表情だね・・・
ドミネーターの電池を替えて、応援パワーももらって、さあ最後の大きな登りへ。
大ダワに来ると、あとは大岳山だけって思いが強くなるので、すぐに登りだってイメージがあるけど、実際には、しばらくは緩やかな快適な尾根道が続くんですよね。ここって走れるだけに意外と辛かったりします。もちろん元気なときにはランラン気分で走れるんだけど。
大岳山は、標高も少し下がるし、登り始めれば一気に山頂まで登り詰めるので、三頭山や御前山ほどは大変じゃなく精神的には余裕が出てきます。しかも登りきれば後は下りメインだしね。
大岳山からの下りは、雨で濡れていて、岩場が連続。流石にテクニカルな下りだとは言っても、ここは慎重に歩いて下山。大岳神社まで来ればまたペースアップして第3関門へ!
途中、綾広の滝上部の水場があるけど、今回は水量も少ないし樋に水が引かれてなくて、ちょっと飲みにくい。でも、真水が飲みたくてやっぱり寄ってしまった。うまい!
第3関門は、9時間20分。前回より10分遅れ。
やはり、少しずつペースが落ちてる。
普通に走れれば、残り1時間30分は掛からないはずだけど、今日は自信が無い。
とにかく11時間は切りたい思いがあったので、とにかく1時間40分は頑張って走ろう。
日の出山のちょっとの登りもかなり苦しい登りだけど、その後の金比羅尾根もとにかく長くて辛い。
しかも、ゆるやか~に下るのでそれなりにしっかり走らないと、すぐ失速して歩きそうになる。
途中のちょっとちょっとある緩い登りは歩いてしまったけど、後はほぼ走りきってやっと金比羅神社。
あ~やっと帰ってきたって感じがする場所だ。
でも、ここから最後の難関。ここから麓までの下りは、本当にキライ。
急だし、ガレたダートとコンクリートの道が交互にやってきて、疲れた太ももに追い討ちをかける。しかも、思ってる以上に長かったりするんだよね。それでも前後に人が居なかったから、思いっ切りマイペースで下れて良かった。
下のロードに出た段階で、11時間も間違いなく切れる状況だったし、後ろを振り返っても人影は無かったのでJOGペースでゴールも目指してた。ところが、最後の曲がり角に差し掛かる頃から、背後に激しい足音。かなりのペース(明らかに私をパスしようとしてる感じ)で接近してます。流石に、ゴールにいるギャラリーの前で抜かされるのもいやなので、こっちもラストスパート!!直前までゆっくりペースで足を使ってなかったからか、なんとか逃げ切れました。やれやれ。

10時間55分 一昨年と近い記録でなんとかゴール。
途中の苦しさも忘れるくらい、このゴールの時は良いですよね。
この時点で、もう来年は?なんて考えたりしちゃいます。
この後も、トレラン部のメンバーが続々と帰ってきましたが、約半分は途中リタイア。非常に残念ですが、その経験もハセツネだし、さらに来年に向けてのモチベーションになるんですよ。きっと。
完走したメンバーも、膝を痛めてたり、途中で補給食をほとんど受け付けなくなったり、様々な苦労を乗り越えてゴールしてきていました。そんなメンバーを見ていると、ゴールタイムだけでない、完走に至るまでの苦労そのものが賞賛に値するんだと思います。
次は、春のUTMF。その時は、私もきっとタイムじゃなく完走目標でゴールを目指すことになるんだと思う。やっぱ、長距離レースは面白いな。
夏山が始まった!鳳凰三山+高嶺
トランス静岡応援ラン
そしてSouth2へ、彩の国ラストステージ
彩の国 Southに突入です
今年もこの季節、100mile&100km in 彩の国
善光寺まで走りに行ってきた。
トランス静岡応援ラン
そしてSouth2へ、彩の国ラストステージ
彩の国 Southに突入です
今年もこの季節、100mile&100km in 彩の国
善光寺まで走りに行ってきた。
Posted by ひでたろう at 12:58│Comments(4)
│トレイルラン
この記事へのコメント
完走おめでとうございます!
レポ楽しみにしてましたよ
ハセツネに出ることは一生ないと思いますが
ひでたろうさんの一生懸命な姿には心を打たれます
僕も来年はウルトラやらのフルマラソン以上の距離に参加してみようと思います
レポ楽しみにしてましたよ
ハセツネに出ることは一生ないと思いますが
ひでたろうさんの一生懸命な姿には心を打たれます
僕も来年はウルトラやらのフルマラソン以上の距離に参加してみようと思います
Posted by カルマ
at 2011年10月26日 22:23

完走おめでとうございます!
SFMTのDNFから見事復調されて、しかも好タイム!
すばらしいです。
UTMFへ向けて大きなステップですね。
きっとあっという間に半年経ってしまうのでしょうが、またすばらしい走りを楽しみにしています。
お疲れさまでした!
SFMTのDNFから見事復調されて、しかも好タイム!
すばらしいです。
UTMFへ向けて大きなステップですね。
きっとあっという間に半年経ってしまうのでしょうが、またすばらしい走りを楽しみにしています。
お疲れさまでした!
Posted by ATC Store Captain at 2011年10月27日 22:02
ATC Store Captainさん
三頭山の登りでガクッっとスピードが落ちた時は、またか?って思いもありましたが、やめようなんて気持ちも出ず、前に前に進むことができました。復活を祈って進みましたが、最後まで我慢のレースになりましたが、今年の出来からすると満足な結果だと思います。
三頭山の登りでガクッっとスピードが落ちた時は、またか?って思いもありましたが、やめようなんて気持ちも出ず、前に前に進むことができました。復活を祈って進みましたが、最後まで我慢のレースになりましたが、今年の出来からすると満足な結果だと思います。
Posted by ひでたろう at 2011年10月28日 08:31
カルマさん
ぜひウルトラの世界に足を踏み入れてください。
フルマラソンとはまったく別の世界です。
フルって競技性が強いですが、ウルトラは旅です。楽しいですよ。
ぜひウルトラの世界に足を踏み入れてください。
フルマラソンとはまったく別の世界です。
フルって競技性が強いですが、ウルトラは旅です。楽しいですよ。
Posted by ひでたろう at 2011年10月28日 08:34