走ったり登ったり・・・

先週行った玉川・足久保トレイルラン。

実は、地図を見ても登山道の無いところが半分でした。

1／2万5千分の地形図って、登山道等が点線で載っているけど
その点線があるところでも、道がはっきりしなかったり、
逆に地図には載ってないけど、しっかりしたトレースがあったり。

林業の人達や、電力会社の人達なんかが使う作業道なんかも地図には載っていない。


大棚山への道は、ブログなんかを検索すると、何人かは登っているので、問題なく行けると思っていましたが、帰りに通った、ホテルりんどうの先、東海自然歩道から分かれる尾根はあまり情報が無くて、どうなっているのか不安半分、楽しみ半分でした。
思った以上に、トレースがあって、それほど苦労も無く（急でしたが）通過できました。
ピークから先は、ほとんどトレースらしきものは無かったですが、地図を読みながら、下山方向の検討をしていくように下っていきました。途中藪漕ぎもあったけど、結果的には地図に無い林道に出て、スムーズに下山できました。
今回、地形図を持参したので、このような山域でもあるていど行動できますが、普段、トレイルランをする人達は、どれくらいの人達が地図を持って走っているのでしょう？それほど多くはないと思います。もちろん、トレイルランナーだけでなく一般登山者でも、特にツアー登山のおばちゃんなんかは、どこを登っているのかよく判らずに登る人もいるようです。

トレイルランも一種の登山です。セルフレスキューが基本のスポーツだと思います。
基本的な装備（食料・水・防寒・ライト・非常用具などなど）と一緒に、ぜひ地図＆コンパスも持って、地図読みのスキルを持って山に入りたいですね。
そうすれば、レース以外のトレイルランの楽しみがもっと大きくなっていくと思います。

まずは、有度山トレイル三昧のロゲイニングに出て、地図読みの楽しさを覚えましょう。