走ったり登ったり・・・

今日は、レースについて。

前日の雨も、朝には上がり、晴れ間も広がった。時間とともに気温も上昇。
曇り空で走りやすいかと思ったが、どうも大変なレースになる予感。

いつもなら中学校の体育館が控え室なので、そこでのんびりしているのが
今年は高校の体育館が控え室でちょっと遠い、40歳以上は荷物をトラックへ預けるため居場所が無い。
ゴールの五日市会館前でうろうろ。



そこで、アラジントレラン部の精鋭が記念撮影。
ショーゴさんを中心にやる気まんまん。


スタート前の緊張の中、去年と同じ10時間のプラカードに並ぶ。
今年は、並ばせ方が上手で、スムーズにスタートできた。

最初から飛ばすと後で大変なので押さえぎみに、
と思ったけど、周りの流れもあるのでなかなか難しい。
しかも、入山峠を過ぎてから、前方にＹ下さん発見。
ついついペースが上がってしまう・・・

案の定、途中からペースダウン。いつに無く苦しい。
しかも、先月捻挫した足首も痛み出す。

まだ60ｋｍもの距離があると思うとリタイアの言葉も浮かんでくる。
気温が上がったのに、水分を1.5Ｌしか持っていなくて、けちったのもいけないのかも。


それでも何とか第1関門到着。以外に去年よりはタイムは良い。3時間8分・110位
しかもカメラの前では余裕の表情、でも本当はいっぱいいっぱい。
それでも、我慢の時間だと思って黙々と進む。

ここから、三頭山までが本当に苦しかった。
雨は降るし、心拍は苦しいし、足も動かない。
ほとんど抜かされるだけの状態に・・・

三頭山をやっと越えて下りに。
この辺からようやくいつもの調子にもどりつつある感じがしてきた。
一時は、ベスト更新も出来そうも無い気持ちだったけど、なんとか気持ちも入れ替えてやる気モード突入。

第二関門も、去年よりはちょっと早い。6時間32分・115位（区間タイムは2分遅いし、順位も落ちたけど・・）
ここは水を1.2Ｌ給水。珍しく固形物のスポンジケーキを食べる。うまい。腹が減っていたんだ。

ここからは、絶好調に。
今までは抜かされるだけだったのがウソのように抜かしていける。
ただ、この辺り霧がすごいことになってきた、小河内峠から御前山にかけては、本当になにも見えない。
今回は、ペツルのミオＸＰの拡散フィルターを黄色く塗ってあるがそれが良かった。
遠くは照らせないが、頭に着けていても近場の視認には問題が無い。
注意深く登山道を確認しながら進む。

おおだわでハンドライトの電池を交換。
大岳山も問題なく通過。
調子よさもそのまま。このまま行ければベストタイムも期待十分。

第三関門　9時間9分・91位
この区間　24人もパスできている。われながらすごいと思う。
去年よりも区間で15分も短縮。

気がつけば空も満天の星空に、
日の出山からの夜景も雨上がりで空気が澄んでいて、過去3回で一番の輝きだった。

金比羅尾根も、ほぼ走りきって金比羅神社へ、
この尾根下りで1度も抜かされなかったのは初めて。

さすがに金比羅神社からのコンクリートの急な道は苦手で、ちょっとペースダウンしたけど、
最後まできっちりと走りきりました。

もう少しで10時間30分が切れると思い、全力で金比羅尾根を下ってきましたが、
2分近く足りなく、10時間31分32秒・81位でゴール。



ゴールでは、ショーゴさんと、Ｙ下さんが。
Ｙ下さん、私のほんの数十秒前にゴールしてました。
途中捻挫で後半ペースダウンしてしまったよう。

まだまだ反省点はありますが、
気象条件があまりよく無いなか、トップ選手のペースもそれほど速くなかった中で、
ベストタイムを25分くらい短縮できて、満足できるレースになったと思います。

この後、着替えをしに高校へ行きましたが以外に遠い。
レース後の疲れた体にはツライ。なんで若者が近場で、年寄りが遠くの控え室なんだ・・・
しかも風呂に行くために、また会場まで歩いて戻る。ふ～～ゴールしても大変だ。

これで今年のトレイルレースは一区切り。
冬の間は、ロード中心のレースでスピードを身につけたいです。