2009年10月12日
ハセツネ サブ11への道
いよいよやってきました。山岳耐久レース(ハセツネ)
台風あとの秋晴れで、レースコンディションも良さそう。
駐車場、体育館の場所取りもあるので、早めに会場入り。8時には現地着するが去年よりみんな早め、駐車場もあと少しで一杯だった。
今回はこんな格好、アームカバーは夜間に使用するため、あらかじめ腕に通しておく。
なんか並ばせ方が下手で、全員がコース内に納まらないままにスタート。17回も開催しいている割には、どうにかできないものか。
おそらく250番目くらいでスタート。ちょっと後ろ過ぎた感じなので、ロードである程度抜かしながら進む。トレイルに入った段階では200番くらいか。
とにかく前半は抑えて、後半まで走りきる余力は残しておきたいと思う。
周りのペースは程よい感じ、たまに前との間隔が開いてしまった人がいたときに、うまくかわしながら登っていく。
相変わらず、細かなアップダウンの連続するいやな区間。序盤で体力があるのでずんずん進めるが、後半でこれがきたら大変だ。
かなり明るいうちに第1関門到着。去年3時間42分かかっているが、今年は3時間15分。27分の短縮。ちょっとオーバーペースかと思ったが、体はまだまだ平気。出来ればこのペースを維持したい。
ここで、ゴンゾーさんに遭遇。もっと前を走ってると思ったのに。かかとが痛み出して調子悪いようだ。でももう少し走ってみるとの事で、あっという間に見えなくなった。やっぱり登りはすごく早いなあ。ゴンゾーさんから、このペースなら11時間は確実に切れるよとのコメント。俄然やる気が出る。
こちらもなるべくペースを落とすことなく笹尾根を順調に走る。去年はこの辺はバテバテで、走ったり、歩いたり、休んだりで全然進めなかったところだ。
笹尾根の途中からライトをつけて走り出す。今回腰にヘッドライト、右手にハンドライトで挑んだが、腰のライトだけではちょっと不満だった。やはり少し暗くても、軽量のヘッドライトを頭部に装着するべきだった。
急な登りでは、進路がとても見にくくなってしまったのだ。
三頭山の登りはさすがにまいったが、ほどほどのペースでなんとか第2関門に到着。ここまでは一度も休憩を取らずに到着。
去年7時間41分。今年6時間37分。区間タイムも去年の約4時間から、3時間22分に大幅短縮。
今年は本当に調子が良いみたい。本当に11時間切りが見えてきた感じ。
でもまだ、御前山、大岳山の2つのピークが控えている。本当にこのペースが維持できるか?
それでも、それほど早いペースではないが、バテルことなく進める。ジェルの補給もうまく出来ているみたいだ。
大岳山の登りに入って、8時間30分くらい。最後の第3関門からゴールまでがんばっても1時間30分はかかると思う。
って事は、あと1時間(9時間30分)には第3関門に着かなくてはならない。大岳山を1時間で越えられるか?
必死になって山を越え、鎖場を越えて、やっと遊歩道のような広いトレイルに出る。水場を越えてしばらく走るが、なかなか第3関門が見えてこない。時間は9時間25分も過ぎて、やっと関門の灯りが見え始める。
9時間29分。リミットギリギリで到着。ちなみに去年は11時間2分
ここからは本当に時間との闘いだった。これほど時間を気にして走ったことは無かった。
それでも、前半に突っ込み過ぎずにマイペースを守れたのが、ここで幸いした。
金比羅尾根を下っていく足がちゃんと残っている。11時間切の目標が無ければ疲れから歩いてしまうような緩やかな登りもほぼ走りきって下っていく。しかしこの金比羅尾根は長い。なかなかコンクリートの橋が見えてこない。でも時間は迫っている。
やっとコンクリートの橋が見えたときは20分前くらい。金比羅神社からそのままコンクリートの急坂へと突入。
あと14分。かなり痛み出した足首を我慢しながら精一杯のペースで激下り。
一般道に出た時には50分をとっくに越えている。ラストスパートをかけてそのままゴール。
10時間56分43秒 あと3分で日付が変わるところだった。やったなんとか11時間を切れた。
ゴールでは、とっくにゴールしていたモッチさんも、激励の握手。誰かがゴールで声をかけてくれるってこんなにも嬉しいことなんだな。妻にも早速完走連絡の電話。
ゴールの余韻に浸りながら三平汁を頂く。
丁度その時リタイヤバス到着。兄が乗っていた。足のトラブルで第2関門でリタイヤしたようだ。
朝まで車が出庫できないので、ビールで乾杯して朝まで仮眠して帰宅。
来年も無事エントリーできるようなら、更なるタイムを狙ってがんばりたい。目標10時間30分?
台風あとの秋晴れで、レースコンディションも良さそう。
駐車場、体育館の場所取りもあるので、早めに会場入り。8時には現地着するが去年よりみんな早め、駐車場もあと少しで一杯だった。
今回はこんな格好、アームカバーは夜間に使用するため、あらかじめ腕に通しておく。
なんか並ばせ方が下手で、全員がコース内に納まらないままにスタート。17回も開催しいている割には、どうにかできないものか。
おそらく250番目くらいでスタート。ちょっと後ろ過ぎた感じなので、ロードである程度抜かしながら進む。トレイルに入った段階では200番くらいか。
とにかく前半は抑えて、後半まで走りきる余力は残しておきたいと思う。
周りのペースは程よい感じ、たまに前との間隔が開いてしまった人がいたときに、うまくかわしながら登っていく。
相変わらず、細かなアップダウンの連続するいやな区間。序盤で体力があるのでずんずん進めるが、後半でこれがきたら大変だ。
かなり明るいうちに第1関門到着。去年3時間42分かかっているが、今年は3時間15分。27分の短縮。ちょっとオーバーペースかと思ったが、体はまだまだ平気。出来ればこのペースを維持したい。
ここで、ゴンゾーさんに遭遇。もっと前を走ってると思ったのに。かかとが痛み出して調子悪いようだ。でももう少し走ってみるとの事で、あっという間に見えなくなった。やっぱり登りはすごく早いなあ。ゴンゾーさんから、このペースなら11時間は確実に切れるよとのコメント。俄然やる気が出る。
こちらもなるべくペースを落とすことなく笹尾根を順調に走る。去年はこの辺はバテバテで、走ったり、歩いたり、休んだりで全然進めなかったところだ。
笹尾根の途中からライトをつけて走り出す。今回腰にヘッドライト、右手にハンドライトで挑んだが、腰のライトだけではちょっと不満だった。やはり少し暗くても、軽量のヘッドライトを頭部に装着するべきだった。
急な登りでは、進路がとても見にくくなってしまったのだ。
三頭山の登りはさすがにまいったが、ほどほどのペースでなんとか第2関門に到着。ここまでは一度も休憩を取らずに到着。
去年7時間41分。今年6時間37分。区間タイムも去年の約4時間から、3時間22分に大幅短縮。
今年は本当に調子が良いみたい。本当に11時間切りが見えてきた感じ。
でもまだ、御前山、大岳山の2つのピークが控えている。本当にこのペースが維持できるか?
それでも、それほど早いペースではないが、バテルことなく進める。ジェルの補給もうまく出来ているみたいだ。
大岳山の登りに入って、8時間30分くらい。最後の第3関門からゴールまでがんばっても1時間30分はかかると思う。
って事は、あと1時間(9時間30分)には第3関門に着かなくてはならない。大岳山を1時間で越えられるか?
必死になって山を越え、鎖場を越えて、やっと遊歩道のような広いトレイルに出る。水場を越えてしばらく走るが、なかなか第3関門が見えてこない。時間は9時間25分も過ぎて、やっと関門の灯りが見え始める。
9時間29分。リミットギリギリで到着。ちなみに去年は11時間2分
ここからは本当に時間との闘いだった。これほど時間を気にして走ったことは無かった。
それでも、前半に突っ込み過ぎずにマイペースを守れたのが、ここで幸いした。
金比羅尾根を下っていく足がちゃんと残っている。11時間切の目標が無ければ疲れから歩いてしまうような緩やかな登りもほぼ走りきって下っていく。しかしこの金比羅尾根は長い。なかなかコンクリートの橋が見えてこない。でも時間は迫っている。
やっとコンクリートの橋が見えたときは20分前くらい。金比羅神社からそのままコンクリートの急坂へと突入。
あと14分。かなり痛み出した足首を我慢しながら精一杯のペースで激下り。
一般道に出た時には50分をとっくに越えている。ラストスパートをかけてそのままゴール。
10時間56分43秒 あと3分で日付が変わるところだった。やったなんとか11時間を切れた。
ゴールでは、とっくにゴールしていたモッチさんも、激励の握手。誰かがゴールで声をかけてくれるってこんなにも嬉しいことなんだな。妻にも早速完走連絡の電話。
ゴールの余韻に浸りながら三平汁を頂く。
丁度その時リタイヤバス到着。兄が乗っていた。足のトラブルで第2関門でリタイヤしたようだ。
朝まで車が出庫できないので、ビールで乾杯して朝まで仮眠して帰宅。
来年も無事エントリーできるようなら、更なるタイムを狙ってがんばりたい。目標10時間30分?
Posted by ひでたろう at 20:20│Comments(8)
│トレイルラン
この記事へのコメント
おめでとうございます!
11時間もの間、集中できるって本当に凄い!
大幅な記録更新おめでとうございます。
お疲れさまでした。
11時間もの間、集中できるって本当に凄い!
大幅な記録更新おめでとうございます。
お疲れさまでした。
Posted by アンクル・ジョン at 2009年10月12日 23:18
見事なペース配分で目標達成、おめでとうございます。
あの時間に第1CPで遭遇、ひでたろうさんの力なら
10時間台は出そうだと思いましたが、目標にしてるとは知りませんでした。
最後まであきらめずに走ってよかったですね
あの時間に第1CPで遭遇、ひでたろうさんの力なら
10時間台は出そうだと思いましたが、目標にしてるとは知りませんでした。
最後まであきらめずに走ってよかったですね
Posted by ゴンゾー at 2009年10月13日 06:23
アンクル・ジョンさん
ありがとうございます。本当に11時間もの間、よく集中力が切れなかったものだと思います。
ハセツネは、距離も長いですが、後半での大きなアップダウンで気力が萎えそうになります。よく踏ん張ったと思います。
ありがとうございます。本当に11時間もの間、よく集中力が切れなかったものだと思います。
ハセツネは、距離も長いですが、後半での大きなアップダウンで気力が萎えそうになります。よく踏ん張ったと思います。
Posted by ひでたろう at 2009年10月13日 08:03
ゴンゾーさん
確かに、11時間切りは目標として持っていましたが、去年より2時間近くの短縮なので、ちょっと無理かもって気持ちはありました。第1関門過ぎのゴンゾーさんの一言で、はっきりとした目標になったと思います。
ありがとうございました。
確かに、11時間切りは目標として持っていましたが、去年より2時間近くの短縮なので、ちょっと無理かもって気持ちはありました。第1関門過ぎのゴンゾーさんの一言で、はっきりとした目標になったと思います。
ありがとうございました。
Posted by ひでたろう at 2009年10月13日 08:07
こんにちは!
完走おめでとう!自己記録更新おめでとう!
2時間近くの更新とは、昨年は「心が折れてたの?」と、思うくらいの更新ですね。
やっぱり、参加を完走を目標にするのでは、途中で心が折れて失速してしまします。
定量的な目標を持っていれば、良い結果につながるんですね。
ご苦労様でした♪
完走おめでとう!自己記録更新おめでとう!
2時間近くの更新とは、昨年は「心が折れてたの?」と、思うくらいの更新ですね。
やっぱり、参加を完走を目標にするのでは、途中で心が折れて失速してしまします。
定量的な目標を持っていれば、良い結果につながるんですね。
ご苦労様でした♪
Posted by pegasus at 2009年10月13日 13:47
pegasusさん
ありがとうございます。
去年は、走力も未熟だったのもありますが、初挑戦ということもあり完走が最大の目標でした。今年は、しっかりとした目標が持てて、しかも後半までその目標に届くような走りが続けられたことが、最後の一踏ん張りに繋がったと思います。
ありがとうございます。
去年は、走力も未熟だったのもありますが、初挑戦ということもあり完走が最大の目標でした。今年は、しっかりとした目標が持てて、しかも後半までその目標に届くような走りが続けられたことが、最後の一踏ん張りに繋がったと思います。
Posted by ひでたろう at 2009年10月13日 20:59
おほぉ~ ヤッター
おめでとうございます!
いや すごいなー 一言に付きますね!
うーーん やっぱり初心者はハーフからにしようかな。
時間切りで敗退よりも完走したいし、これから一年を目標に頑張ろうと思いますが・・・なんにせよ練習の成果がハッキリと現れていますね、しかしよく捻挫した足首の不安を抱えながらも乗り越えましたね。
おめでとうございます!
いや すごいなー 一言に付きますね!
うーーん やっぱり初心者はハーフからにしようかな。
時間切りで敗退よりも完走したいし、これから一年を目標に頑張ろうと思いますが・・・なんにせよ練習の成果がハッキリと現れていますね、しかしよく捻挫した足首の不安を抱えながらも乗り越えましたね。
Posted by 奥山 at 2009年10月14日 00:09
奥山さん
ありがとうございます。
どんな距離でも、しっかりと目標を持って練習して本番を迎えれば、きっと良い結果となって現れると思いますよ。
足首の捻挫は、最近レースのたびに発生していて、ある意味慣れの部分もあります。(でもちゃんと治して、またしっかりテーピングして予防もしなければと思います。)
ありがとうございます。
どんな距離でも、しっかりと目標を持って練習して本番を迎えれば、きっと良い結果となって現れると思いますよ。
足首の捻挫は、最近レースのたびに発生していて、ある意味慣れの部分もあります。(でもちゃんと治して、またしっかりテーピングして予防もしなければと思います。)
Posted by ひでたろう at 2009年10月14日 12:30