2018年07月26日
花の八ヶ岳。コマクサの群落に会いに。
八ヶ岳って、最近は雪の時期に訪れる事が多くて、夏の時期ならもう少し早めのツクモグサの花の時期なんですよね。久しぶりに7月の花の真っ盛りの時期に登ったと思います。
いつもはサクッと廻る美濃戸口からの周回が多いですが、今回は美濃戸に車を止めて、御小屋尾根から阿弥陀岳経由のコース。阿弥陀岳~赤岳~横岳~硫黄岳。このコースも久しぶりです。
標高差1300mを一気に登るこの尾根道、御小屋山あたりは、非常に歩きやすくて快適ですが、阿弥陀岳が近づいてくると、どんどん傾斜を強めて、かなり登り堪えのある急登になってきます。
阿弥陀岳がデンと姿を現わせば、そんな急登もあと少し。ハイ松の急登を登りきったところから、ちょっとした岩場を越えれば山頂です。
主稜線から外れているので、南は権現岳や編笠岳、北側も、赤岳~横岳~硫黄岳の主稜線がバッチリ。なかなかの展望です。ちょっと薄曇りの今日は、遠望が利かないのが残念。
非常に下りにくい阿弥陀岳の下り。ザレていて浮石も多いので登ってくる登山者にも気をつけてゆっくり下ります。
振り返った阿弥陀岳。どこから登っても急な阿弥陀岳、やっぱかっこいいですね。
赤岳山頂には、登山ワンコ。とってもおとなしく山頂標識の横にちょこんと座っていました。しかし、さすが花の時期の八ヶ岳。水曜日でも、赤岳山頂には大勢の登山者。下りでも中学生くらいのグループ登山で渋滞したりしていました。
さあ、いよいよ横岳。ここから高山植物の山、今年は夏が早く訪れていたので、どうかと思いましたが、まだまだ多くの花で賑わっていました。今回出合った花々です。
なぜか誰も居ない横岳。山頂占有でした。
ここから硫黄岳までは、今回一番の目玉のコマクサ。硫黄岳までの稜線はコマクサの群落で有名ですが、まさに一面のコマクサでした。
白いコマクサも1株だけですが咲いているのを見れてラッキー。
硫黄岳山荘で、コーラの補給と、カップ麺の昼食。
一息入れたら、後は硫黄岳を越えてグングン下るだけ!!
赤岳鉱泉でトイレ休憩だけ入れて、そのまま美濃戸まで一気です。
稜線では、薄曇りで非常に涼しくて、快適な稜線歩きが出来ましたが、美濃戸口あたりまで降りてくると、やっぱり暑いです。美濃戸口の駐車場もほぼ満車、花の時期は平日でも混みますね。ゴールの美濃戸まで下れば、すっかり夏が戻っていました。
6時間ちょっと、思ったより早く周回できたので、お風呂に入って、一般道で帰りましたが、夕方には静岡に帰ってこれました。しかし、山梨では車の外気温計で35~36度もありエアコンの効きも悪かったです。さすが猛暑の山梨。