走ったり登ったり・・・

2年ぶり2回目の身延山 七面山 修行走
しっかりと修行してきました。


結果を先に言えば、5時間18分、前回よりも28分ほどの遅れ。10月の風邪以来どうも不調で、先週走ったキウイマラソンのハーフタイムでも、それは判っていました。特に登りの弱さが出ていただけに、今回の修行走の非常にきつい登り区間にかなりの不安がありましたが、やはりの結果。まあ、今出来る走りはしっかりやったと思います。



スタート位置が、去年から少し変わって商店街の駐車場からのスタートに。商店街は沿道の応援が嬉しい区間ですね。

身延山までの林道、相変わらずのキツさですが、一昨年は半分以上は走った記憶があるのですが、今回は2／3は歩いていたかと思います。この時点で黄色信号点灯！




なんとか早歩きメインで山頂越え。そして、ここからの林道の下り。ここも体がバラバラな感覚。なんか、一生懸命下っているんですが、前にも追いつけないし後続からも抜かされるし・・・。それでも、七面山の登りではなんとか食らいついて行こうととか思っていたんです。




羽衣のエイドで一息。橋を渡ればいよいよメインイベントの七面山登り。

標高差1200ｍを一気に登ります。初めこそ調子よくひょいひょい登っていけます。数人はパスができていました。でも、長続きはしません、抜かしていった人たちに追いつかれ始めたあたりからもうダメ。ただただ休むことなく50丁目を目指して登るだけです。





登りの勾配が緩やかになり、富士山も顔を出すようになると、この門が現れます。ここまで来ればあと少しで敬慎院。山頂です。





やっとこさ標高差1200ｍを登りきって、名物のエイド案内のお坊さんに導かれて第3エイドです。今回は疲れもあるし、少しは休憩もしたくて、お汁粉いただきました。とても美味しかったです。


1200ｍ登ったら、今度は1400ｍ下ります。表参道の羽衣よりも、裏参道の角瀬のほうが200ｍも低いんですね。この下り、けっこう急だし、岩や石も多くて、けっしてフカフカトレイルじゃないんです。最近転んで怪我ばかりしているんでちょっと慎重に下ります。もちろんどんどん抜かされます。4～5人にはパスされたでしょうか。


脚がガクガクになる頃に角瀬到着。ゴリラとハグしたら身延山に登り返しです。


標高差600ｍ、ひたすらロード＆林道。ここは頑張って走ります。半分くらいは走れたかと思います。七面山の下りで酷使した脚には辛い登りですが、ここまで来ればゴールが見えてくるので頑張れますね～。




感井坊までくればもらったようなもん。後はひたすらガッツリ下ります。標高差650ｍの下りですが、ほぼ林道の下りで我ながら良いペースで下れました。今日一番の走りの下りで、そのままゴール。5時間18分の修行でした。



このレース、コースは走れるロードや林道が多いし、トレイル部分はひたすら登り、ひたすら下りでえげつないし、で大変なレースなんですが、その反面、日帰りの参加者にも手厚いもてなし、そう、暖房の効いた旅館の大広間を開放してくれて、そのうえお風呂まで入れてもらえて、しかもそんな旅館が、スタート＆ゴール地点のすぐ近く。初冬の寒いなか非常にありがたいことです。


来年も参加したくなる、キツくて温かい、そんなレースです。