2015年04月14日
奥三河パワートレイル 後半戦
小松エイドまでで35km。
食べるもの食べて、出すもの出して、ここからが本番のトレイルレース。
たしかに、ここまではトレイル・林道・ロード、それぞれ1/3ずつって感じで、しかも下りパートはほとんどロードか林道。トレイルレースって感じよりウルトラに近い感覚。まさにここから本番です。
さて、小松エイドを出ますと、かる~く山登り→ロード→山下り、で一旦麓に降ろされます。そこから今回のレースの山場、岩古谷山~鞍掛山の縦走。地図で見ると、それほど大変でもないかと思うのですが、稜線までの九十九折れのトレイルを登りきると、いきなりですが鉄階段。
こんなです。さらに
こんなです。そして
こんな岩尾根も登ります。
新城トレイルレースの岩尾根もそれなりだとは思っていましたが、これは凄いです。楽しいです。アルペンムード満点。レースじゃなくて楽しみで歩きたい山域ですね~。
と、初めは楽しさのほうが上回ってましたが、岩古谷山を過ぎて鞍掛山への稜線を走り始めると楽しさよりもしんどさが上回るように。
果てしなく続くアップダウン、しかも、そのすべてが直登、直下りの連続。さらに急なんです。石川さんが、この区間が最もタフですよ~と説明会で言ってましたが、納得。前半下りで脚を使いましたが、ここではさらに登りの脚を酷使します。
そんなこんなでヒーヒー言いながらも、頑張って走っていると、タコウズ川で颯爽と抜かされた梅さんをロックオン。登りの苦手な梅さんにやっとこさ追いつけました。
下りで離され、登りで追いつきを、結局宇連山の分岐手前まで繰り返してました~。苦しいなかでも、頑張れるモチベーションがあったのはとても良かったです。
鞍掛山からは一気に下って、こんな素敵な森を抜けると
千枚田のエイド。
おにぎり2ヶ、レッドブル、マグマ1袋の補給で再出発。
緩い登りの林道を走りきれば、仏坂トンネルから再びトレイル。次に麓に降りるときがゴールだと思うと気合が入ります。
ここから一気に300m以上のアップ。今回のレースで最大の登りでしょう!もちろん気合いで登ります。さすがに後半戦での急登、前後するランナー皆さん苦しんでます。
ただ、ここの登りさえクリアすれば、その後は徐々にアップダウンが少なくなっていって走れる区間が多くなって、気がつけば知ってる場所。新城トレイルレースでもおなじみの宇連山から棚山高原への分岐です。
やっと走れる区間です。
山腹のトラバース路から林道、東海自然歩道と走り継ぎ、棚山高原のエイドです。
東海自然歩道のトレイルは今回初ですが、それでも唯一の知っている区間、先が見えるんで気持ちは楽に走れました。
さて、棚山高原では美味しい梅サイダーなどで喉を潤して、最終区間の鳳来寺山へと突入です。
さすがに脚はかなりやばい状態で、ちょっとした登りで太ももは攣るし、右ひざの腸脛靭帯も疼きだしてます。激下りを慎重下って鳳来寺山を目指すんですが、下り基調だと高をくくってました。またまた激登り、最低鞍部から300m近くも登り返すんですね。(もっとしっかり地図見とけよっ!)
300m近い登り返しとは言っても、実際には細かなアップダウンの連続帯で、やっぱり岩場&鉄梯子。大変です。
やっとのことで鳳来寺山です。
ここで、「後は全部下りで~す。」のアナウンス。しかも「後3km」のアナウンス。
両方とも嘘でした。
実際には、後5kmくらいあったし、
鳳来寺まで下った後も、階段の登りや、行者越えの登り。
それでも、すぐそこにゴールが待っているのは確かなので、最後の力を振り絞ってペースアップです。パークウェイの橋を渡れば、トレイルは尾根から沢沿いに、さらに道も広がって、気がつけば林道に。
もう、前も後ろもランナーは見えません、気配も無く、まったくの一人旅。すると静かな沢沿いの林道を下っていくと数人の人が登ってきます。こんな時間に登山者?と思いきや、地元愛知のジャスミンのメンバー達でした。今回は、スタッフとして裏方で大活躍していた模様。お疲れ様です。ここで今回最大の声援をいただいて元気MAXです。ラストスパートにさらに力が入ります。
やがて谷が開けると宇連川沿いのロード。後は宇連川を渡るだけ。
宇連川に下っていけば、真っ赤なつり橋。(フォトby寺田さん)
もうゴールは数十メートル先。つり橋からは登りですが全開でゴール!!
9時間13分35秒。総合28位、年代別10位で完走です。
こんなやりきった感の大きなゴールは久しぶりです。やっぱりレースも楽しいですね~。
ちなみに、27位には梅さんがゴールしてました。宇連山で完全に引き離されたかと思ってましたが、結果2分差でゴールできました。後半の下りで、膝に不安があって攻め切れなかったですが、登り区間では最後までへこたれる事はなく、これほど最後まで粘って走れたことは大きな収穫でした。
これから、5月の野辺山、7月のおんたけと、ハードなウルトラが控えてますが、それに向けての良いスタートが切れたかと思います。
しかし、完走率30%、かなりヤバいレースが誕生しましたね。
食べるもの食べて、出すもの出して、ここからが本番のトレイルレース。
たしかに、ここまではトレイル・林道・ロード、それぞれ1/3ずつって感じで、しかも下りパートはほとんどロードか林道。トレイルレースって感じよりウルトラに近い感覚。まさにここから本番です。
さて、小松エイドを出ますと、かる~く山登り→ロード→山下り、で一旦麓に降ろされます。そこから今回のレースの山場、岩古谷山~鞍掛山の縦走。地図で見ると、それほど大変でもないかと思うのですが、稜線までの九十九折れのトレイルを登りきると、いきなりですが鉄階段。
こんなです。さらに
こんなです。そして
こんな岩尾根も登ります。
新城トレイルレースの岩尾根もそれなりだとは思っていましたが、これは凄いです。楽しいです。アルペンムード満点。レースじゃなくて楽しみで歩きたい山域ですね~。
と、初めは楽しさのほうが上回ってましたが、岩古谷山を過ぎて鞍掛山への稜線を走り始めると楽しさよりもしんどさが上回るように。
果てしなく続くアップダウン、しかも、そのすべてが直登、直下りの連続。さらに急なんです。石川さんが、この区間が最もタフですよ~と説明会で言ってましたが、納得。前半下りで脚を使いましたが、ここではさらに登りの脚を酷使します。
そんなこんなでヒーヒー言いながらも、頑張って走っていると、タコウズ川で颯爽と抜かされた梅さんをロックオン。登りの苦手な梅さんにやっとこさ追いつけました。
下りで離され、登りで追いつきを、結局宇連山の分岐手前まで繰り返してました~。苦しいなかでも、頑張れるモチベーションがあったのはとても良かったです。
鞍掛山からは一気に下って、こんな素敵な森を抜けると
千枚田のエイド。
おにぎり2ヶ、レッドブル、マグマ1袋の補給で再出発。
緩い登りの林道を走りきれば、仏坂トンネルから再びトレイル。次に麓に降りるときがゴールだと思うと気合が入ります。
ここから一気に300m以上のアップ。今回のレースで最大の登りでしょう!もちろん気合いで登ります。さすがに後半戦での急登、前後するランナー皆さん苦しんでます。
ただ、ここの登りさえクリアすれば、その後は徐々にアップダウンが少なくなっていって走れる区間が多くなって、気がつけば知ってる場所。新城トレイルレースでもおなじみの宇連山から棚山高原への分岐です。
やっと走れる区間です。
山腹のトラバース路から林道、東海自然歩道と走り継ぎ、棚山高原のエイドです。
東海自然歩道のトレイルは今回初ですが、それでも唯一の知っている区間、先が見えるんで気持ちは楽に走れました。
さて、棚山高原では美味しい梅サイダーなどで喉を潤して、最終区間の鳳来寺山へと突入です。
さすがに脚はかなりやばい状態で、ちょっとした登りで太ももは攣るし、右ひざの腸脛靭帯も疼きだしてます。激下りを慎重下って鳳来寺山を目指すんですが、下り基調だと高をくくってました。またまた激登り、最低鞍部から300m近くも登り返すんですね。(もっとしっかり地図見とけよっ!)
300m近い登り返しとは言っても、実際には細かなアップダウンの連続帯で、やっぱり岩場&鉄梯子。大変です。
やっとのことで鳳来寺山です。
ここで、「後は全部下りで~す。」のアナウンス。しかも「後3km」のアナウンス。
両方とも嘘でした。
実際には、後5kmくらいあったし、
鳳来寺まで下った後も、階段の登りや、行者越えの登り。
それでも、すぐそこにゴールが待っているのは確かなので、最後の力を振り絞ってペースアップです。パークウェイの橋を渡れば、トレイルは尾根から沢沿いに、さらに道も広がって、気がつけば林道に。
もう、前も後ろもランナーは見えません、気配も無く、まったくの一人旅。すると静かな沢沿いの林道を下っていくと数人の人が登ってきます。こんな時間に登山者?と思いきや、地元愛知のジャスミンのメンバー達でした。今回は、スタッフとして裏方で大活躍していた模様。お疲れ様です。ここで今回最大の声援をいただいて元気MAXです。ラストスパートにさらに力が入ります。
やがて谷が開けると宇連川沿いのロード。後は宇連川を渡るだけ。
宇連川に下っていけば、真っ赤なつり橋。(フォトby寺田さん)
もうゴールは数十メートル先。つり橋からは登りですが全開でゴール!!
9時間13分35秒。総合28位、年代別10位で完走です。
こんなやりきった感の大きなゴールは久しぶりです。やっぱりレースも楽しいですね~。
ちなみに、27位には梅さんがゴールしてました。宇連山で完全に引き離されたかと思ってましたが、結果2分差でゴールできました。後半の下りで、膝に不安があって攻め切れなかったですが、登り区間では最後までへこたれる事はなく、これほど最後まで粘って走れたことは大きな収穫でした。
これから、5月の野辺山、7月のおんたけと、ハードなウルトラが控えてますが、それに向けての良いスタートが切れたかと思います。
しかし、完走率30%、かなりヤバいレースが誕生しましたね。
Posted by ひでたろう at 21:29│Comments(2)
│トレイルラン
この記事へのコメント
はじめまして。
奥三河パワートレイル上位での完走素晴らしいですね。
宇連山、棚山、鳳来寺山にはよく登りますが、歩いてもたいへんなところです。そこを走ってきたとは尊敬します。
当日、湯谷で写真を撮りブログに載せました。このブログを拝見したとき、同お顔があったので、勝手にまた載せさせていただきました。問題があればご連絡ください。
<ブログ名>新城勝手に応援隊
http://shinshiroouenn.dosugoi.net/
奥三河パワートレイル上位での完走素晴らしいですね。
宇連山、棚山、鳳来寺山にはよく登りますが、歩いてもたいへんなところです。そこを走ってきたとは尊敬します。
当日、湯谷で写真を撮りブログに載せました。このブログを拝見したとき、同お顔があったので、勝手にまた載せさせていただきました。問題があればご連絡ください。
<ブログ名>新城勝手に応援隊
http://shinshiroouenn.dosugoi.net/
Posted by 夏目 at 2015年04月16日 15:10
夏目さん
ブログ拝見しました。
勝手に掲載OKですよ~。素敵な写真ありがとうございます。
ブログ拝見しました。
勝手に掲載OKですよ~。素敵な写真ありがとうございます。
Posted by ひでたろう at 2015年04月19日 12:50