走ったり登ったり・・・

先週の忍野に続き、今週は八重山トレイルレースです。

八重山って言っても、遠い南の島じゃなくて、山梨の上野原です。


心配していた天気も回復傾向にあって、降っても小雨程度、ほとんど気にならないどころか、かえって暑くなくて走りやすかったくらいです。


八ヶ岳スリーピークスに出れなかった負け惜しみで言うわけじゃないけど、いいレースですよ、八重山トレイルレース。これぞトレイルレースって感じで、とにかく登りも下りも走れる区間が多いんです。第一関門のあとの二本松への登りを除けば、登り区間も傾斜は緩やかで、まさしくトレイルランニングが出来ます。また、一部ハセツネのコースも走りますが、新緑のこの季節の昼間に走れるんで、とっても新鮮でしたし、気持ちよく走れました。

特別なものは無いですが、エイドのスタッフや誘導員の人たちも親切で、みんなを温かく応援してくれます。また、民家の庭先がエイドだったり、庭先そのものがコースになっていたりと、初めて参加すると驚きのコース設定です。


さて、レースのほうですが、序盤からそこそこのペースで行きまして・・・後半苦しみました。坐骨神経痛からその後、どうにかトレイルも走れるようにはなったけど、ロングの練習やスピード練習なんてしてません。唯一のスピード練習が、野辺山の10ｋｍのロードレースと先週の忍野のレースくらいです。

このレース、大きく分けて、3つの山域を走ります。　序盤と最後に、スタート直後の八重山～能岳。これは標高差も2～300ｍ程度で小手調べ。その次に日原峠～土俵岳～丸山までのハセツネ区間。標高差700ｍの登り＆下りです。そして一旦下った後の二本松への650ｍくらいの登りからの尾根下り。


丸山までは、かなり快調でした。登りもけっこう走りました。でも頑張り過ぎました。


坐骨神経痛の影響で、左脚がまだうまく踏ん張れない時があり、かなり慎重な下りになってしまいます。へんな力も入っているのか、股関節周りの筋肉も痛くなってくる始末。丸山からの下りも、それなりに頑張ってしまったので、二本松の登り～その後の尾根下りにかけてかなりスローダウン。相当な人たちに抜かされまくり。この区間は抜かされる事はあっても、抜かすって事は無かったです。

それでも、最後の山越えとなる能岳の登りでも集中力を切らすことなく登り続けて、それでも数人はパスしながらゴールへと向かえました。



結果としては、総合30位、年代別7位と、後半失速した割には、まずまずの結果。当初5時間切りが目標でしたが、結果は4時間55分43秒、なんとか目標も達成です。