2013年04月29日

UTMF2013 完走記①

今年のUTMF、3日間とも好天を告げています。楽しく旅が出来そうな予感。


ところが会場に着いてみると黒い雲があちこちに。小雨も降ったり止んだり。
結局本降りになることもなくて良かったです。


UTMF2013 完走記①
しかし、予想以上に肌寒い。風がかなり冷たいです。今夜どのくらい冷え込むのでしょう。
スタート直前までウィンドブレーカーを着こんでました。


前回の会場とは1km離れた八木崎公園が今回のスタート・ゴール。

UTMF2013 完走記①
メーカーブースもちょっとしたお祭り会場みたいになってて雰囲気はいいですね。


UTMF2013 完走記①
開会式では、今回も頭を丸めて「怪我なし=毛が無し」祈願の村越先生。ただ、その頭のことには一切触れてませんでした。寂しい。


UTMF2013 完走記①
スタートの瞬間です。この頃には雲も取れて、最高の天気の始まりです。
今年は、海外からも多くの有力選手が出場。日本の選手がどう戦うかも見ものです!


UTMF2013 完走記①
まずは五湖台越え、ウォーミングアップって感じでしょうか。ガツガツ行くっていうよりは、体をトレイルに慣らしていく感じ。周りのペースに釣られない様にマイペースで。


UTMF2013 完走記①
五湖台を過ぎて鳴沢のエイド。そしてその先の国道区間です。
去年は、ラストの区間。痛い足を引きずって、満足に走れなかったこの思い出します。
今回はまだ序盤、走ろうと思えばもっとスピードを出せますが、かなりセーブ。硬いアスファルトのダメージは後で響いてきますからね。ここで早くも梅さんに抜かされます。かなり好調なよう、あっという間に見えなくなりました。

さあ樹海の中の快適なトレイルを抜けると本栖湖です。
A2エイドに到着。まだまだ元気。だけどいつもほどの好調ではなく、胃の調子もいまいちなんです。
先週からの胃腸の不具合、薬を飲んで回復に努めましたが、完全には良くなっていないみたい。

UTMF2013 完走記①
それでも食べなきゃ走れない。幸いここではお粥がでました。けっこうな量でしたが、この後は登りです。走らなくていいので、どんぶり一杯のお粥、美味しく頂きました。

本栖湖エイドを出る段階ではまだ明るいですが、いつでも夜間走行が出来るようにヘッドライトをセット。ポールもここから使用できるので、まずは竜ヶ岳の登りで使えるようにセットします。

竜ヶ岳へと登り始めると、足の調子がイマイチなユミコさんが追いついてきました。下りが不安なので登りで稼ぎたいと。じゃあ一緒にガツンと登りますか~って感じで引っ張っていったら・・・山頂で疲れきりました。私が・・・。

UTMF2013 完走記①
山頂から、今日眺める最後の富士山をパチリ、ってしてる間に一人旅状態。
やっとA沢貯水池へと降りてきて、さあここから走れる区間だぞ~って頃から、胃の調子が悪くなりだして、走るペースがガクンと落ちてしまった。竜ヶ岳からの下りで調子の悪い胃をシェイクしてしまったようです。

富士山の脇から満月が昇って、最高の景色を眺めながらのナイトランですが、気持ちよく走れないのが残念。早くW1の麓に着きたいって気持ちが大きく膨らむ一方です。さらに睡魔まで襲ってきて、思うように進めない・・・さらにさらに、右足の小指に痛みまで、靴摺れのようです。途中で絆創膏を巻きますが、もう真っ赤になってました。

竜ヶ岳から麓までが、前半で一番苦しい区間となってしまいました。

なんとかW1の麓に到着。本来は水だけのウォーターステーションのはずでしたが、ちょっとした食べ物もあって、立派なエイドです。応援の人も多くとても賑やか。フジヤマユナイテッドのサポート隊も待機してもらっていて、胃の調子の悪い私には、温かなトン汁を出してもらいました。ハラさんありがとう。胃がやられたときは温かな飲み物に限りますね。体の中から温めることで胃の動きを回復させることが出来るんです。

しかし、日が暮れてから気温がグングン下がってきました。稜線ではかなりの寒さが予想されます。ウィンドブレーカーを着こんでスタート。

さあ、ここからは一気に800mの雪見岳への登り区間。走らなくていいので、キツイ登りですが、胃の調子が落ちた私には、走れる平地よりよっぽどマシです。

まず、第一段階の雪見岳。そこから一旦下って登り返して熊森山の激登り。
熊森山で小休憩してリスタート。ここからの稜線はけっこう走れるんですが、段々と調子を取り戻して普段の走りに戻っていく感覚が。

右足の小指の痛みはありますが、徐々にスピードアップ。天子からの下りも快適に。そのままロードに出でもペースを緩めることなく、しっかり走りきってA3の西富士中のエイドへ突入!!


UTMF2013 完走記①
ここでもフジUの仲間に支えられて、温かなレモネードや、レッドブルなどを頂き、当然ですがご当地メニューの富士宮焼きそばも。
胃の調子も上昇中です!

長者ヶ岳から、ここ西富士中、そしてこどもの国までが、前半の絶好調区間となりました。

西富士中を過ぎると、去年苦労した送電線下の区間。いやらしいアップダウンでボディーブローのように効いてくるはずでしたが、階段の登りのある場所を除けば、ほとんど走りきってW2の栗倉に到着。コーラを2杯だけもらって直ぐにリスタート。好調なうちに進めるだけ進もうと・・・

この後の林道区間も、こどもの国の手前の最後の登り区間を除けば、そのまま好調を維持して走ることができ、日の出前にこどもの国に到着!!一応、予定どおりの時間で、前半を折り返せたと思います。

こどもの国では、ちょっと長めの休憩。後半の為に鋭気を養います。
相変わらずのフジUサポート。本当に頭が下がります。こんな仲間の中に入れて、こんな素敵な旅をさせてもらって、感謝でいっぱいです。
カップヌードルを食べ、後半の食料をザックに詰めて、40分程度の長い休憩の後、後半戦に突入です!!

後半へと続く。


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Posted by ひでたろう at 18:20│Comments(0)トレイルラン
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