2013年03月12日
IZU Trail journey 旅でした。
IZU Trail journey、このレース、スタートが松崎町、しかも港の埠頭なので、本当に海岸です。すぐ横が海でした。そしてゴールが修善寺の独鈷の湯の公園。普通に車で移動しても50kmくらいあるんです。まさしく旅ですね。
スタートは午前6時。やっと明るくなってきた頃にスタート。
天気予報では、晴れで気温もかなり高めとのことでしたが、実際はどんより曇ってます。
しかも、稜線では相当強い風も予想されるとのことで、スタート前から防寒対策だけはしっかりとするようアナウンスされてました。
それでも、気温はそれほど低くないので、Tシャツにアームカバー。下も短パンにゲイターっていつものトレランスタイルです。
スタートすると、いきなりのロードの登り。3kmくらい続きます。みなさん速いです。どんどん抜かされます。最近の走力の低下もあって、非常に苦しい走り、こんなところで無理してたら後が続かないのでマイペースを維持。
途中から登りのトレイルへと変わり、やっと歩きを混ぜることが出来て一息つけました。
宝蔵院のエイドは、まだまだ序盤の8km地点、水もまだたっぷり持っているのでスルー。
八瀬峠まで登りきると、いよいよ前半の山場の林道です。
いや~この林道にやられました。それまで前後してたランナーが、林道へ出てからもいいペース。それにつられてついつい頑張って走っちゃいました。もう少し余裕をもって走らなければいけないはずなのに、ちょっと無理してるのが自分でもわかっていました。
第2エイドへの下りパートで、その集団からも引き離され、第2エイド過ぎの林道の登りではかなりのペースダウン。走っては歩き、歩いては走るの繰り返し。なんとか二本杉峠への登り口のトレイルへと到着し、ここからはトレイル、頑張るぞ~なんて思っていましたが・・・・
まあ、ここのトレイルは走れます。ってか走れすぎ~!!
やっぱり林道でのダメージを引きずって、思うように走れず、抜かされるいっぽうです。何度も後続に道を譲りながら、それでも走れる所は走っていますが、ペースはがた落ちです。
でも、この区間のトレイル、いいですね~。脚さえ元気ならものすごく気持ち良く走れるのに・・・景色楽しむ余裕もあまり無し。
特に、追い越し禁止区間の滑沢峠以降、猫越岳周辺までのブナ林のトレイルは極上です。ぜひツーリングでのんびりと走りたいです。
そしてやっと仁科峠の見えるところまでやってきました。ここで一気に視界が広がります。これぞ伊豆西稜線って感じ!!一気にモチベーションが上がる瞬間です。ここだけは元気に下って仁科峠のエイド!!
ここでのうどんは美味かった~。しばしの休息。しかし、ここからは風という新たな敵に立ち向かわなければいけません。
それまでは樹林帯に守られて、木々の揺れや音からしか風の強さが判りませんでしたが、仁科峠からは熊笹の稜線。思いっきり風が吹き抜けています。
さあ、後半戦!ここからは強風で体感温度が下がってきたのでレインジャケットを羽織ってのレースとなりました。ほんと熊笹の稜線はハンパ無い風なんです。
稜線の風だけじゃなく、こんな段差の大きな木階段もところどころ現れれきます。登りもつらいですが、下りも大変。腸脛靭帯炎の人はかなり苦しんだんじゃないかな。
棚場山の大きなピークを下れば船原峠、ここまで来るとゴールが見えてくる感じ。
あと少しで最後のエイドの土肥駐車場だ~なんて思っていたら、そこまで行くロードが長かった~しかも延々と登ってるんです。ここも走ったり歩いたりで苦しんでやっとこさでエイドです。
ここでは、温かいスープやコーヒーなどを飲みながら、チョコレートも頬張って、十分に休息&エネルギー補給をしました。
さらに、一つだけもっていたお守りのベスパを補給!!これが効いたのか、この先、かなり走れるように。
伽藍山を登り切れば後は、達磨、小達磨を越えるだけ。やる気も十分、脚もしっかり残ってます。
最後のボスキャラって感じの達磨山ですが、標高差そのものはあまりないので、少し頑張れば山頂です。(土肥駐車場への登りのほうがよっぽど辛いです)
しかし、それでもさすがボスキャラ達磨山!!風の強さは今回のコースで一番でした。思わず奇声をあげながら駆け下ってしまいました。さらにその先のロードでは思わず吹き飛ばされるんじゃないかと思うくらいの風、体を斜めにしながら走りました。(マジで)
戸田峠で、レインジャケットを脱いで、さあダウンヒルです。ここから修善寺温泉まで10kmを一気に駆け下り。
脚が残ってて良かった~。結局ゴールまでに10人くらいはパス出来たんじゃないかな。気持ち良~く下れました。
温泉街が近づくにつれて沿道で応援してくれる人たちも増えてきて、やっとゴールだ~って盛り上がってくると小さな公園がゴールゲート。千葉さんと鏑木さんが迎えてくれます。UTMFのゴールみたいな華やかさはないですが、温泉街のど真ん中、なんとも言えない安堵感のあるゴールです。
9時間27分、松崎から修善寺への長い旅が終わりました。
最後までしっかり走り切れたので、途中の苦しい区間も忘れるほどの達成感があり、面白かった~って言えるレースだったと思います。
土肥駐車場の関門で終わった仲間も数人いましたが、ほとんどの人が時間内にゴールを達成。制限時間が厳しいって前評判だったわりに完走率は良かったんじゃないかな。ハセツネと同じような距離、累積標高差で制限時間14時間。そんな難コースでみんな精一杯走った証拠ですね。
さあ、来週は新城ロングだ~。ちゃんと走れるかな?
スタートは午前6時。やっと明るくなってきた頃にスタート。
天気予報では、晴れで気温もかなり高めとのことでしたが、実際はどんより曇ってます。
しかも、稜線では相当強い風も予想されるとのことで、スタート前から防寒対策だけはしっかりとするようアナウンスされてました。
それでも、気温はそれほど低くないので、Tシャツにアームカバー。下も短パンにゲイターっていつものトレランスタイルです。
スタートすると、いきなりのロードの登り。3kmくらい続きます。みなさん速いです。どんどん抜かされます。最近の走力の低下もあって、非常に苦しい走り、こんなところで無理してたら後が続かないのでマイペースを維持。
途中から登りのトレイルへと変わり、やっと歩きを混ぜることが出来て一息つけました。
宝蔵院のエイドは、まだまだ序盤の8km地点、水もまだたっぷり持っているのでスルー。
八瀬峠まで登りきると、いよいよ前半の山場の林道です。
いや~この林道にやられました。それまで前後してたランナーが、林道へ出てからもいいペース。それにつられてついつい頑張って走っちゃいました。もう少し余裕をもって走らなければいけないはずなのに、ちょっと無理してるのが自分でもわかっていました。
第2エイドへの下りパートで、その集団からも引き離され、第2エイド過ぎの林道の登りではかなりのペースダウン。走っては歩き、歩いては走るの繰り返し。なんとか二本杉峠への登り口のトレイルへと到着し、ここからはトレイル、頑張るぞ~なんて思っていましたが・・・・
まあ、ここのトレイルは走れます。ってか走れすぎ~!!
やっぱり林道でのダメージを引きずって、思うように走れず、抜かされるいっぽうです。何度も後続に道を譲りながら、それでも走れる所は走っていますが、ペースはがた落ちです。
でも、この区間のトレイル、いいですね~。脚さえ元気ならものすごく気持ち良く走れるのに・・・景色楽しむ余裕もあまり無し。
特に、追い越し禁止区間の滑沢峠以降、猫越岳周辺までのブナ林のトレイルは極上です。ぜひツーリングでのんびりと走りたいです。
そしてやっと仁科峠の見えるところまでやってきました。ここで一気に視界が広がります。これぞ伊豆西稜線って感じ!!一気にモチベーションが上がる瞬間です。ここだけは元気に下って仁科峠のエイド!!
ここでのうどんは美味かった~。しばしの休息。しかし、ここからは風という新たな敵に立ち向かわなければいけません。
それまでは樹林帯に守られて、木々の揺れや音からしか風の強さが判りませんでしたが、仁科峠からは熊笹の稜線。思いっきり風が吹き抜けています。
さあ、後半戦!ここからは強風で体感温度が下がってきたのでレインジャケットを羽織ってのレースとなりました。ほんと熊笹の稜線はハンパ無い風なんです。
稜線の風だけじゃなく、こんな段差の大きな木階段もところどころ現れれきます。登りもつらいですが、下りも大変。腸脛靭帯炎の人はかなり苦しんだんじゃないかな。
棚場山の大きなピークを下れば船原峠、ここまで来るとゴールが見えてくる感じ。
あと少しで最後のエイドの土肥駐車場だ~なんて思っていたら、そこまで行くロードが長かった~しかも延々と登ってるんです。ここも走ったり歩いたりで苦しんでやっとこさでエイドです。
ここでは、温かいスープやコーヒーなどを飲みながら、チョコレートも頬張って、十分に休息&エネルギー補給をしました。
さらに、一つだけもっていたお守りのベスパを補給!!これが効いたのか、この先、かなり走れるように。
伽藍山を登り切れば後は、達磨、小達磨を越えるだけ。やる気も十分、脚もしっかり残ってます。
最後のボスキャラって感じの達磨山ですが、標高差そのものはあまりないので、少し頑張れば山頂です。(土肥駐車場への登りのほうがよっぽど辛いです)
しかし、それでもさすがボスキャラ達磨山!!風の強さは今回のコースで一番でした。思わず奇声をあげながら駆け下ってしまいました。さらにその先のロードでは思わず吹き飛ばされるんじゃないかと思うくらいの風、体を斜めにしながら走りました。(マジで)
戸田峠で、レインジャケットを脱いで、さあダウンヒルです。ここから修善寺温泉まで10kmを一気に駆け下り。
脚が残ってて良かった~。結局ゴールまでに10人くらいはパス出来たんじゃないかな。気持ち良~く下れました。
温泉街が近づくにつれて沿道で応援してくれる人たちも増えてきて、やっとゴールだ~って盛り上がってくると小さな公園がゴールゲート。千葉さんと鏑木さんが迎えてくれます。UTMFのゴールみたいな華やかさはないですが、温泉街のど真ん中、なんとも言えない安堵感のあるゴールです。
9時間27分、松崎から修善寺への長い旅が終わりました。
最後までしっかり走り切れたので、途中の苦しい区間も忘れるほどの達成感があり、面白かった~って言えるレースだったと思います。
土肥駐車場の関門で終わった仲間も数人いましたが、ほとんどの人が時間内にゴールを達成。制限時間が厳しいって前評判だったわりに完走率は良かったんじゃないかな。ハセツネと同じような距離、累積標高差で制限時間14時間。そんな難コースでみんな精一杯走った証拠ですね。
さあ、来週は新城ロングだ~。ちゃんと走れるかな?
Posted by ひでたろう at 12:36│Comments(2)
│トレイルラン
この記事へのコメント
75kmの旅 楽しく読ませてもらいました
あの日は風が強かったですが ただでさえ西伊豆は強風地帯
想像するとゾッとします!
伊豆のナイストレイルを全国に知らしめた素晴らしい大会になったようですね
同じ静岡県民として嬉しく思います
それにしても来週もレースってとこがひでたろうさんらしい(笑)
ナイスランでした
ゆっくり休んでくださいね!
あの日は風が強かったですが ただでさえ西伊豆は強風地帯
想像するとゾッとします!
伊豆のナイストレイルを全国に知らしめた素晴らしい大会になったようですね
同じ静岡県民として嬉しく思います
それにしても来週もレースってとこがひでたろうさんらしい(笑)
ナイスランでした
ゆっくり休んでくださいね!
Posted by カルマ at 2013年03月12日 18:34
カルマさん
前評判とは違って、運営もまずまずだったし、ボランティアの人たちも非常に温かいもてなしや応援で気持ちよく走れました。さすが、観光の町、やる時には凄いパワーを持っています。
玉川も負けないようなパワーで3回目の大会を運営してほしいと思いました。
今週もがっつり行きますよ~。
前評判とは違って、運営もまずまずだったし、ボランティアの人たちも非常に温かいもてなしや応援で気持ちよく走れました。さすが、観光の町、やる時には凄いパワーを持っています。
玉川も負けないようなパワーで3回目の大会を運営してほしいと思いました。
今週もがっつり行きますよ~。
Posted by ひでたろう at 2013年03月13日 22:28