2020年10月26日

MAMMお手伝い


去年はお休みしていたMAMM。今年再開しました。
新型コロナの事もあるし、かなり規模を縮小しての開催。

ただ、今までのトレイルランニングレースから趣向を変えて、ナビゲーションレースへと変貌です。


ルールが面白い!OMMのストレートとスコアをミックスしたような感じですかね~。
基本的には、オリエンテーリングやOMMのストレートのように、決められたチェックポイントを順番に廻って、そのタイムで順位が決まるんですが、ボーナスポイントが点在していて、それは任意に取れるんですが、点数じゃなくて短縮できるタイムがそれぞれのポイントに配分されているんです。

-5分のポイントがあったとして、それを取る為に5分以内で済むのか、それ以上かかりそうなのかを、地図を見て、さらに現地で確認して、どうするのかを判断しなければなりません。いくら多くのボーナスポイントを廻っても短縮できる時間以上に余分な時間がかかればそれは無駄な行動になってしまうし、かなり頭をつかうレースになるんだと思います。





ちなみに私はボラスタッフ。装備チェック及び、前半のポイントにあるコントロールの回収を請け負いました。





久しぶりに不動の滝キャンプ場が会場。相変わらず雰囲気の良い場所ですね。寒いですが・・




9時30分からスタート。3分前に地図を配布、1分間隔で2組づつのスタートです。今回は50組ほどなので、30分以内には全組スタート終了。





静かになったキャンプ場で,不動の滝を見にいったり、昼食を摂ったりしてのんびり。11時にはコントロール回収の仕事に出発。ここの林道も久しぶりに登りましたが、一気に500mちかく登るんで、やっぱり大変。でも、最初は林道沿いには無いコントロールばかりなので、地図を見ながら楽しく歩けました。中にはどう行っても10分以上はかかるだろう~みたいな-4分のポイントもあって、案の定踏み跡はほとんど無くて、みなさんパスしたんだと思います。




山の中で4箇所回収。下のロードに降りれば、後は2ヶ所ロード沿いのコントロールを回収して完了。2時間程度で終わるかと思ってましたが、3時間近くもかかってしまい、レースそのものの難易度をかなり感じました。


会場に戻った時には、スタート開始から4時間~4時間30分経ってましたが、6箇所全てのポイントを廻って帰ってきている選手はまだいなかったです。制限時間内の完走の難しさを実感できたし、やはりな~って思いも感じました。



それでも、14時を過ぎたあたりからは、完走・未完走それぞれですが、ぼちぼちと選手が帰着、皆さん苦労したんだと思いますが、楽しそうに走って帰ってくるのはホッとしますね。
戻ってきた会場のあちこちで地図を広げながら、あ~だこ~だ言い合っているのが楽しそうでなによりです。


結局最終は16時30分過ぎでしょうか?7時間もの時間をたっぷり楽しめたんだと思います。



今回はスタッフでしたが、皆さんの楽しそうな笑顔を見ていると、来年は選手として参加するのもいいかも~って思いました。今回のレースが評判になれば、同じようなルールのレースも全国に広がるかもですね。
  

Posted by ひでたろう at 18:24Comments(0)トレイルランロゲイニング

2020年10月22日

入笠山の日の出から鹿嶺高原へ。


かなり前から気になっていたんだけど、なんとなくきっかけがなくて行けなかった鹿嶺高原への稜線。やっと行けました。


天気予報も良さそうだし、雲海からの日の出も期待して早めに出発。富士見パノラマのゴンドラでは間に合わないので、標高1450mの沢入の駐車場をまだ真っ暗な5時に出発。今日の最高地点の入笠山まで+300mアップ。らくちん山行です。(入笠山までは・・・)






日の出10分くらい前に入笠山山頂に到着。寒いですね。確実に氷点下です。





間に合いました、奥秩父方面からの日の出







やっぱり早朝に登って正解‼️
快晴の空の下に八ヶ岳や、北〜南のすべてのアルプスがくっきりと。雲海も薄めながらも広がっていて、まさしく絶景。
寒さも吹き飛びます。





5~6人だけの静かな山頂。みなさん寒さのなか、一生懸命にシャッターを切ってました。





さて、今日のメインはここじゃないので、名残惜しいですが、ひと通り景色を堪能したら出発。黒川林道入口付近の登山口へ。
路肩の水たまりが凍ってます。寒いわけですね。





ここが登山口。稜線までもほんのわずか、御所平からいよいよスタートです。







御所平からの稜線、予想以上にフラットなトレイルなんですね。緩やかで幅の広いトレイルが続きます。まだ日が当たらないので、下草は霜がびっしり。とても寒い。





高座岩で小休憩。伊那方面の景色の中、ホットココアで一息つきます。
ここでウインドシェルとロングパンツを脱いでトレランスタイル。少し寒いですが、風がほとんど無くて、走るには丁度良い寒さ。


すれ違う登山者も無く(結局往復とも誰とも会わず)、気ままに走り、歩き、写真を撮り、とても楽しいトレイルランニングを楽しめました。







コースの感じは、静岡の県民の森から山伏へのトレイルがちょっと雰囲気が似ているかも、多少のアップダウンはありますが走れる区間が長くて、牛首峠で一度高度を落とした後にキツイ登りが待っているのに似た感じ。鹿嶺トレイルでは、半対峠がそれに当たります。ただ、牛首の登りほど急な登りでもなく、終始快適トレイルが鹿嶺高原まで続くんですよね~。







紅葉も綺麗でした。特に半対峠付近は真っ盛りな感じ。それ以外も綺麗な紅葉が点在していて飽きることなく歩けます。




ただ、展望がそれほど良くはなく、高座岩以降では、1ヶ所だけ伊那谷が見える場所があるのと、鹿嶺高原の少し手前で、仙丈ヶ岳と北岳が見えるピークが1ヶ所。北岳が見えたのはここ1ヶ所だけかも。




高座岩から2時間近く歩いていたら、いきなり視界が開けて、鹿嶺高原のキャンプサイト。後は林道を1kmほど走って展望台へ。




こんな立派な展望台。






登れば、伊那谷の向こうに中央アルプス、振り向けば北アルプス、南アルプスは、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳が並んで鎮座。




甲斐駒と仙丈がこれほど対照的に並んでいるのを見れるのってここだけでしょうか?なかなか迫力がありました。




この前登った地蔵尾根もバッチリ。やっぱ長いな~この尾根は。



さて、高座岩まで同じルートで引き返し、行きよりも楽に感じた。時間も少しだけ早かった。疲れている後半に走れると楽しさ倍増ですね。



高座岩からは別ルート。一度黒川林道へ降りて、そこからテイ沢を詰めて大河原湿原へ。
ここはもうトレッキングモードでのんびりと。






この沢、なかなか雰囲気があって良かったし、大河原湿原も初めて訪れましたが、入笠湿原よりも静かな感じが良かったです。花の時期にも来てみたいな。




帰りはロードで入笠湿原まで戻るつもりでしたが、予想タイムより早いし、脚も残っているんで再度入笠山へ寄り道。





いや~混んでますね昼間の入笠山は!水曜日でこの混雑なら、週末は大変な事になっているんでしょうね。わずか1分で速攻下山です!




あとはのんびり駐車場まで下山。行きは暗い中だったんでわからなかったですが、ここの紅葉もかなり綺麗でした。駐車場から入笠山頂まででも十分に景色も紅葉も楽しめますね。




13:00丁度に下山完了。36kmで8時間。入笠山以外は、ピークハントが目的じゃない、純粋にトレイルランニングが楽しめる鹿嶺トレイル。いいんじゃないですかね~。
夏は、アルプスでの山登りが楽しいですが、秋の紅葉の時期は、こんなルートがおすすめかも。

ただ、ずっと稜線で片道12kmの鹿嶺トレイル、水場は途中に無いです。鹿嶺高原はキャンプ場なんで水は手に入るとは思いますが、勝手に汲んで良いのかは未確認です。(私は500mlのペットボトル1本で半日は遊べるので、今回もそれ1本+お湯のポットから作ったココアとラテ各1杯のみ)





  

Posted by ひでたろう at 18:04Comments(0)トレイルラン山登り

2020年10月08日

秋はやっぱり紅葉。今年は白駒池


アルプスや八ヶ岳も、稜線付近の紅葉は今週がラストチャンスだよなーって思っていました。
天気は、午前中は晴れ予報、午後からは崩れる予報。山の天気は平地より早く崩れるので、あまり期待はせずに午前勝負で出かける事に。どこに行こうかと散々悩みましたが、白駒池ほとりの紅葉をもう一度見たくて、北八ヶ岳へ。

いつもなら、渋の湯あたりに車を停めて登って行くのですが、せっかくなので日の出をどこか山頂で拝めないかと考えて、麦草峠まで車でズルして、そこから高見石。その後でゆっくり白駒池へと行く計画。その後はニュウ~天狗岳付近をトレッキング。



5時に麦草峠の駐車場出発。暗いです。寒いです。今回はトレッキングなので、ロングパンツに長袖、20Lザックにミラーレスカメラも持参。白駒池の駐車場までロードでそこからトレイルにて高見石。




40分くらいで高見石。丁度日の出前に到着できました。
日帰りでここまで楽々登れるなんて国道299最高!





程なくしたら東の空が明るく光り出して日の出です。別に初日の出じゃないけど、やっぱり山の上から望む日の出はいいですね~。若干の雲が高い場所にありますが、それ以外は低い雲海のみ、しばらくは天気は崩れ無さそう、天狗岳までもってくれればいいんですが。




さて、この後は今回メインの白駒池の紅葉。そそくさと下っていきます。






まだ雲が多くて太陽光はほとんど差し込まないので、映えるほどの色は感じませんが、それでも真っ赤に染まった葉っぱが見事です。平日にもかかわらず多くの写真マニアの方々が大きなカメラに三脚をセットして撮影されていました。
ゆっくり写真を撮りながら池を1周半したら、ニュウへ。



相変わらず急な登りを頑張って登りきると、突然視界が開けてニュウです。高見石に負けないくらいの小さなピークですが、西側がスパッと開けているのでとても展望の良いピーク。






今日は、またすばらしい絶景が待っていました。
天狗岳や硫黄岳の勇姿や、北八ヶ岳の広々した風景はもちろんなんですが、西方面に広がる雲海が見事!!




その向こうに見える奥秩父の山々や、遠くに見える富士山が、島のように浮かんでいます。
いや~これを見れただけで、今日この山域を選んで良かったな~って思える瞬間でした。






ここからはのんびり稜線トレッキング。徐々に天気も良い方向へ向かって青空が広がってきます。点在する紅葉の木を眺めながら天狗岳まで。







今日は、東天狗だけでなく、久しぶりに西天狗にも。ここまで来ると南八ヶ岳たちが勢ぞろい。






すっかり晴れ渡った天気のなか、周りは全て雲海。その向こうにさっきも見えていた奥秩父の山々だけでなく、南アルプス~中央アルプス~北アルプスまでが、ズラ~っと雲海の向こうにそびえていて、最高の景色を堪能できました。






まだまだ晴天の中山でカレーメシの昼食を、景色を堪能しながら頂いて、あとは丸山経由で下山です。

駐車場に戻ったのが12時過ぎ。帰りがけの高見石小屋でもまだ晴れていたのに、駐車場に着いてみるとすでに曇り空になりかけていました。しかし標高2100mで下山完了って楽ですね~。





麓の縄文の湯でひとっ風呂浴びて、向かいのアイス屋さんで花豆とミルクのアイスで満足感アップ。




帰りの高速に乗る頃にはすでに雨が。やはり午前中勝負が正解でした。
でも、麦草峠まで車であがっていって、累積標高差は17kmの距離に対して1300m程度(エプソンウォッチより)と、かなりイージーな感じですが、と~っても疲れました。途中不整脈が続いたりしたのもあり、体調があまり良くなかったのかなとも思いました。それもあり、楽ちんトレッキングで良かったなと。



今後は、紅葉の標高も下がってくるので、近場の山々でも楽しみたいです。
  

Posted by ひでたろう at 17:43Comments(0)山登り