2024年03月29日
箱根でトレッキング
今週の水曜日は、水曜メンバーにてユルユルトレッキング。
トレランではなくてトレキング。みなさんロングパンツにトレッキングシューズ。
たまには、こういうのいいですね~。走る気一切なしです。
箱根外輪の一部、金時山~湖尻峠までのワンウェイです。
朝に湖尻の駐車場到着でバス移動。仙石バス停からスタート。
天気は上々。朝はちょっと寒かったですが、風もなく気持ち良くハイクアップできます。
徐々に景色も見えだして、大涌谷や仙石原越しの芦ノ湖など、そんな景色を楽しんでいるうちに、あっという間に金時山です。
ここで富士山がで~んと見えますし、芦ノ湖方面も絶景!
今週の平日は、天気の良いのは今日だけ。すごくラッキーな日に登れました。
しかもとても空いているので静かに景色を楽しめました。
ちょっと休憩して、いよいよ外輪の西側を縦走です。
とても開けている稜線なので、右に富士山、左に箱根の景色。とても贅沢な稜線。
乙女峠からは、富士山だけがぽっかり見えます。
丸岳までやってきました。
ここは、箱根側の景色が素敵。
さらに、その向こうに伊豆半島越しの伊豆七島(利島、新島かな?)、そして房総半島まで。雨上がりなので遠くまで見渡せます。
立派なテーブルとベンチもあったので、時間も10時40分、ちょっと早めのお昼休憩
食後にはドリップコーヒーまで頂いて、ちょっとリッチなランチになりました。
ここからも、景色を楽しみながらの緩いアップダウンの稜線。ワイワイガヤガヤと賑やかな一行でした。
最後の景色ポイント、富士見ヶ丘公園。ここで富士山とはお別れで、この先の湖尻峠で、芦ノ湖側へと下山です。
下山後も、ちょっとロードを歩けば、朝停めた駐車場です。11kmちょっと、とにかく景色が楽しめて、トレイルも凄く整備されて歩きやすくて快適。なんかガツガツ走るのがもったいないところでしたね~。
駐車場すぐ近くのホテルの日帰り温泉でさっぱりできたし完璧です。
(ホテルの温泉なので、とても空いていて良かったです。)
ホテルから出た時には、すっかり曇り空。静岡に帰ってくるとすでに雨模様。
まさしく、水曜日の午前中だけの快晴で、なんてラッキーなんだ!
2024年01月04日
今年のお正月2024
明けましておめでとうございます。
今年の冬休み、恒例の年忘れトレイルランは、大晦日にまさかの雨で中止ということで、年内はダラダラした感じでした。
そして、2024年、今年も、しまだ元旦マラソンからスタートしました。
今年は、例年よりも暖かく、そして風もほとんどなくて、とても走りやすかったと思います。
去年はキロ4を維持する事も難しく、40分38秒と思ったような走りができませんでしたが、今年は4~5kmだけは4分5秒/kmとなりましたが、他の区間はキロ4を切って走れ、走っている感覚も無理なく心拍を上げていける感じで、かなり良かったかと思います。
結果、39分44秒と久しぶりに40分を切って走れました。
1年のスタートとしては良い走りでした、静岡マラソンまでには、もうワンランクくらい上げて走れるようにしたいですね。
知合いが多いので、走った後もワイワイできるのも良い。
後は帰ってからはニューイヤー駅伝をのんびりテレビで。
2日は、サクライさんのお誘いで、丸子アルプスのトレイルラン。昼前から用事があったので、半周だけのお付き合い。
まずは、宇津ノ谷の道の駅から満観峰。しかし、走り始めた頃から小雨が・・・・
今日は、私よりも速い人達ばかり。先頭を頑張って走ります。(後ろだと置いていかれてしまうので・・・)
満観峰の山頂では、多くの人達が。昨日の初日の出は山頂一杯の人で溢れますが、2日でもけっこう登る人が多いんですね。(雨なのに)
というか、朝6時30分に道の駅をスタートした我々よりも早いってことは、山頂泊の人達なのかも。
ここからは朝鮮岩までは、案外快適なトレイル。ピークを踏まないトラバース路で繋げば、ほとんど走れるトレイルなんですよね。
来月開催の丸子アルプストレイルレースで整備が入っているのもあって、以前よりより走りやすくなっている感じです。
雨の朝鮮岩。空気が澄んでいるのか、伊豆半島がクッキリ見えました。
ここから下って、丸子川沿いのロードを走れば、丸子アルプストレイルレースのスタート&フィニッシュ地点の駿府匠宿。当日はコース誘導でお手伝いします。
私はここで離脱。国一を走って道の駅にてフィニッシュです。
午後は箱根駅伝を追っかけ再生で観戦。と浅間神社に初詣。
3日は朝から箱根駅伝観戦でのんびりしていました。
2日は昼過ぎまで雨、3日も夕方から雨。こんなに天気の悪い正月も初めてですね~。
冷え込みも無いし、雨まで降るし、なんからしくない正月でしたね。
今年の冬休み、恒例の年忘れトレイルランは、大晦日にまさかの雨で中止ということで、年内はダラダラした感じでした。
そして、2024年、今年も、しまだ元旦マラソンからスタートしました。
今年は、例年よりも暖かく、そして風もほとんどなくて、とても走りやすかったと思います。
去年はキロ4を維持する事も難しく、40分38秒と思ったような走りができませんでしたが、今年は4~5kmだけは4分5秒/kmとなりましたが、他の区間はキロ4を切って走れ、走っている感覚も無理なく心拍を上げていける感じで、かなり良かったかと思います。
結果、39分44秒と久しぶりに40分を切って走れました。
1年のスタートとしては良い走りでした、静岡マラソンまでには、もうワンランクくらい上げて走れるようにしたいですね。
知合いが多いので、走った後もワイワイできるのも良い。
後は帰ってからはニューイヤー駅伝をのんびりテレビで。
2日は、サクライさんのお誘いで、丸子アルプスのトレイルラン。昼前から用事があったので、半周だけのお付き合い。
まずは、宇津ノ谷の道の駅から満観峰。しかし、走り始めた頃から小雨が・・・・
今日は、私よりも速い人達ばかり。先頭を頑張って走ります。(後ろだと置いていかれてしまうので・・・)
満観峰の山頂では、多くの人達が。昨日の初日の出は山頂一杯の人で溢れますが、2日でもけっこう登る人が多いんですね。(雨なのに)
というか、朝6時30分に道の駅をスタートした我々よりも早いってことは、山頂泊の人達なのかも。
ここからは朝鮮岩までは、案外快適なトレイル。ピークを踏まないトラバース路で繋げば、ほとんど走れるトレイルなんですよね。
来月開催の丸子アルプストレイルレースで整備が入っているのもあって、以前よりより走りやすくなっている感じです。
雨の朝鮮岩。空気が澄んでいるのか、伊豆半島がクッキリ見えました。
ここから下って、丸子川沿いのロードを走れば、丸子アルプストレイルレースのスタート&フィニッシュ地点の駿府匠宿。当日はコース誘導でお手伝いします。
私はここで離脱。国一を走って道の駅にてフィニッシュです。
午後は箱根駅伝を追っかけ再生で観戦。と浅間神社に初詣。
3日は朝から箱根駅伝観戦でのんびりしていました。
2日は昼過ぎまで雨、3日も夕方から雨。こんなに天気の悪い正月も初めてですね~。
冷え込みも無いし、雨まで降るし、なんからしくない正月でしたね。
2023年10月20日
千曲川源流から甲武信岳へ
昨日の水曜日は秋晴れの快晴予報。山に行くしかないでしょ。
当然、こんな時期なので紅葉が満喫できる場所。
で、川上村の毛木場から千曲川を遡って源流経由で甲武信ヶ岳へ、下山は三宝山から十文字峠へと。
6時30分前にに毛木場へ。標高は1450mくらい、気温は氷点下?。前日から駐車している車は凍ってます。
そそくさと準備して6時40分頃に出発です。
最初は、千曲川沿いをゆるゆると登っていきます。
もう、周りは紅葉した樹木がそこらじゅうに。
気温も低いのでちょっとペースアップして登っていきます。谷沿いで日陰なのでいつまでも寒くて、ついこの前までTシャツ姿で行動していたのが信じられない。
源流までは多少の巻き道はあっても基本渓谷沿い。紅葉を楽しみながら、こんな滝もあったりして、楽しく高度を上げていけます。
ずっとユルユル高度を上げているので、気が付けば標高2200m越え、あっという間に千曲川源流へ到着。2時間もかからないくらい。
源流はこんな感じ。川床から染み出しているいるのが千曲川の最初に1滴。
ここからはいきなり急登。標高差100mちょっとをグイっと登れば稜線です。
ここまで登れば甲武信ヶ岳はすぐそこ。一気に登ります。
標高2475m、甲武信ヶ岳到着。
東側の展望は樹木に遮られていますが、富士山~南アルプス~八ヶ岳~北アルプス~浅間山まではグルっと見渡せます。
絶景ですね。快晴、風も穏やか。気温は低いはずですが、とても心地よい山頂でした。
ここからは十文字峠へと三宝山経由で下っていきます。
三宝山までは、とても穏やかなトレイル。標高が2400mもあるなんて思えないくらい。
景色の無い三宝山へはあっという間。ここが埼玉県の最高峰なんですね、2483m。知らなかった。
ここからは、トレイルの表情が一気に変わります。
2200mラインまで下ると、岩尾根のアップダウンがあったりして急にテクニカルなルートに。
こんな岩峰があったり、
鎖場の下りが続いたり。
もちろん、ちゃんとルートが作ってあるので怖くはないけれど、初級者ではちょっと手こずる箇所もありますね。
途中の岩峰の上でカッコつけてますが、360度のパノラマを堪能してます。
十文字峠にある小屋で小休止。
今日は小屋番さんは歩荷で留守でしたが、ベンチでランチタイム。
ここからは一気に標高を下げていきます。
八丁坂を下って、沢底まで降りると、再び紅葉の見事なエリア。
だいたい、標高1600~2000mくらいが一番紅葉が綺麗だったかと。
最後に下りきったところの紅葉。これが今日一の見事な紅葉でした。
12時30分過ぎには下山完了。
登りの渓谷沿いの紅葉、そして千曲川最初の1滴、甲武信ヶ岳の展望、テクニカルな尾根、そしてまたまた紅葉と、いろいろな景色を堪能できたトレッキングとなりました。
今年は、もう1回くらい紅葉を楽しめる山行ができるでしょうか?
2023年09月28日
秋の甲州アルプス
今週の水曜日は、甲州アルプス。
大菩薩嶺から牛奥ノ雁ヶ腹摺山の主稜線と、反対側の走れる稜線を結んだ周回コース。
まだ紅葉には早いですが、稜線まで上がると冷たい風が心地よくて、しっかり秋を感じる山行でした。
スタートは、上日川峠。すでに標高は1600m。大菩薩嶺までの400mちょっとのアップで本日の最高嶺に到着です。
まずは雷岩に到着、主稜線に乗りました。振り返れば大菩薩湖越しに富士山、そして甲府盆地。曇り予報が良い方に外れて大絶景。
大菩薩嶺はすぐそこ、展望もないのでサクっとピストン。
ここから牛奥ノ雁ヶ腹摺山までの主稜線がメインディッシュ。
小金沢山手前に岩場の連続する区間が少しありますが、その他は笹原や気持ちの良い樹林帯の穏やかなトレイル。肌寒さが丁度いい!
小金沢山。ここからも富士山。
そして牛奥ノ雁ヶ腹摺山。日本一長い名前の山に到着。
相変わらずの大展望。
みんなで記念写真です
ここからは一気に、すずらん昆虫館まで下ります。
なかなか不明瞭なトレイルですね。踏み跡もわかりにくいし、テープもそれほど多くない印象。でも、ここって甲州アルプストレイルレースのリリールートの下山路ですよね。まあ大会では誘導テープが増えるから問題ないんでしょうね。
下ってきました。木陰で広い場所があったので、倒木に腰かけてランチタイム。
この後は、ロードで対岸の稜線まで登り返し。とは言っても300mも登らずに稜線です。
ここからは、多少のアップダウンもありますが、ほぼ走れるトレイル。しかもフカフカトレイル。あっという間に上日川峠の駐車場に戻ってこれます。
ただし、蜘蛛の巣が非常に多くて、先頭は蜘蛛の巣との戦闘が大変でした。
絶景のトレイルと走れるトレイル。この二つを一度に楽しめて、距離20km、累積標高差1300m。半日ちょいで十分楽しめるナイストレイルでした。
2023年09月16日
三峰神社から雲取山へ2023
今週も暑いので、スカッとアルプスって思ったけど、関東周辺が一番天気が良さそうだったので、5年ぶりくらいに雲取山へ。
今回も三峰神社からのピストンで。
サクライさんと二人で、6時15分くらいに三峰神社をスタート
とっても良い天気、気温もけっこう涼しくて樹林帯の尾根道は終始気持ち良く歩けました。
スタートが1000m、雲取山が2017mの標高差1000m程度で、途中、霧藻ヶ峰、前白岩山、白岩山、芋木ノドッケのピークを少しずつ高度を上げながら越えて行く稜線。最終の累積標高差は2000m。急登も多少はありますが、基本は歩きやすい稜線なので、片道10kmもあっという間に歩ける感じ。
あまり途中の景色はありませんが、霧藻ヶ峰、前白岩山や白岩小屋前の展望台からは、西方面の展望が開けています。
とても立派な雲取山荘。ここの天然水が美味しいです。
ここからは、10~15分くらいで山頂へ。1kmもないはずです。
山頂でいきなり開けて大展望。最高の天気で気持ち良かったです。
アルプス方面は雲の中ですが、奥秩父や奥多摩、丹沢の山々などは、全て見渡せました。
山荘まで戻って、カップ麺ランチ。
帰りは下り基調なので、ゆるーく走ったりして、ほんとうにあっと言う間。
まだ時間も早いので、三峰神社の奥宮のある妙法ヶ岳へ寄り道。
水曜日なので、ここまでほとんど人に会わなかったのに、ここだけはとても賑わっています。ちゃんとした登山装備の人から、三峰神社への参拝ついでに来ちゃったって感じの人まで。ただ、けっこうな岩場もあるし、最後は鎖場もあるしでそれなりの登山スキルが無い人には、ちょっとしたアドベンチャーですね。
最後に神社に参拝してから駐車場でフィニッシュ。神社もけっこうな混雑ぶりでした。
往復23km、7時間のトレッキングでした。
フィニッシュ地点の三峰神社のお風呂が休止中なのが残念ですが、駐車場も広いし、トイレも綺麗だし、神社には売店もあったりして、とても利用しやすいところですね。
2023年08月15日
栂池から蓮華温泉〜朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳の周回、2日目
今日も長丁場、しかもガスが出る前に白馬岳までは行きたい。
そんなわけで4時出発のために3時起き。と思ったら3時前から周りのテントはガサガサうるさくて、2時50分起床。
ガスがかかっているかと思っていたけど満天の星。
今日持参のコンデジではこれが限界。一応星も写ってます。
結局3時50分には出発。山頂で日の出のつもりが、30分も早く登頂。
昨日に引き続きの朝日岳。
富山の夜景も見えました。
朝日岳で朝日は見たいので、少し降ったところで待つ事に。
5時丁度くらいに出てきました。
妙高の山からの日の出ですねー。昨日の日の入りといい、今回は良いものが見れます。
小屋からの水平道と合流すると、しばらくはトラバース。
この道はいいですねー。ほとんどアップダウンもなくて、のんびり歩けました。振り返れば朝日岳、向かいは雪倉岳。
沢を一つ越えて、ガレを越えれば、最低鞍部。2000mまで降りました。ここからは雪倉岳へ一気に600mアップ!
2000mですでに森林限界越え、暑い日差しの登りはなかなか大変。
雪倉岳です。いよいよ白馬岳方面が大きくなってきました。ガスもまだまだ出る気配もなくて、素晴らしい稜線歩きが続けられそう!
200mほど降って避難小屋。けっこう立派な小屋ですねー。
さて、ここからまた、白馬岳に向かって500mアップの登りです。今日はひたすら登っている感じ。
三国堺の分岐まで来れば、あと少し。
しかし、一気に人が増えますねー。荷物を背負った縦走組や、白馬大池からの軽装ピストン組など、様々な人達です。
私もひたすらの登りで、かなり疲れてきましたが、もう一踏ん張り頑張ります。山頂直前では雷鳥も。
昨日の朝日岳、今朝の雪倉岳、そして白馬岳。今回は雷鳥によく会う山行です。
やっと白馬岳到着。今回の最高峰。
後立山連峰や、剱岳、そして今日歩いた縦走路。
さらにこれから歩く小蓮華岳。見事なパノラマです。
小休止したのち下山開始。と思って歩き始めたら、見覚えのある顔が、なんとカオリンが登ってきました。まさかこんな場所で会うなんて。お互いビックリでしたー。
小蓮華岳への縦走路は、登りも下りも緩やかな路。軽装ならトレイルランも気持ちがいい所。今日は人が多いから、走りにくいけどね。
白馬大池まで降れば周回終了。缶コーラでエネルギー補給をして、後は栂池へと降るだけ。
丁度、白馬岳の頂上小屋組の下山と重なったのか、白馬乗鞍からの降りが大混雑。大きな岩のコースに皆さん苦労をしてるみたい。
申し訳ないけど、邪魔にならないようなコース取りで、少しづつ抜かしながらの下山になりました。
12時20分下山完了。
今日は23km、8時間30分の行程でした。
2日間で45km、16時間強のまずまず歩き応えのあるコース。天気も良くて、景色も良くて、小屋周辺の雰囲気も良くて、また歩きたくなる素敵な路でした。
台風の影響を気にして、14日〜16日の予定を急遽変更、せっかく予約した山小屋もキャンセルして、12日〜13日にして、行き先もテント場の予約不要な朝日小屋にしましたが、結果大正解だったと思います。
2023年08月14日
栂池から蓮華温泉〜朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳の周回、1日目
今年のお盆休みは北アルプス。その一番北のはずれの朝日岳へ。
栂池ロープウェイを利用して白馬大池、そこから蓮華温泉へ降ったあと五輪尾根からの朝日岳。朝日小屋でテン泊したら、雪倉岳経由で白馬岳。小蓮華岳から白馬大池、そして栂池ロープウェイへの周回コース。
朝一番のゴンドラ&ロープウェイのつもりが、ロープウェイはギリ間に合わず10分後の二番ロープウェイ。7時50分にロープウェイ山頂駅をスタート。
天狗原までは順調。
その後の急な岩の斜面、こんなキツかったっけ?
最後の雪渓もすっかり溶けて夏道でした。
平らな山頂の白馬乗鞍岳、そして降って行けば白馬大池が眼下に広がります。
賑やかな白馬大池小屋で一服。
ここからは蓮華温泉へと降ります。せっかく2400mまで登ったのに、一気にダウンヒル。
標高1500mの蓮華温泉。クラフトビールのキッチンカーには惹かれましたが飲んでる場合じゃありません。朝日岳に向かってリスタート。
林道をしばらく歩くと登山口。
ここから登ると思ったら、さらに350mほど降るんですね〜。
途中こんな湿原を通ってさらに降ります。
瀬戸川の出合いの橋で1150mほど、やっと降りきって登りに転じます。
白高知沢の橋のたもとに石のベンチがありました。ここで小休止。見上げるとこれから登る尾根!
1600mを超えると草原に。この辺りから五輪高原って言うんですねー。ずっと木道で歩きやすいです。
花園三角点を過ぎてしばらく登ると、木道が二手に。右に行くとすぐに水場。尾根道なんで貴重な水場。冷たくてとても美味い!
そのうち五輪山を廻るようなトラバース路に。もう一つの水場があって、朝日岳も目の前に大きな姿を見せます。やっと近づいてきた感じ。
ひたすらの登りなので、かなりお疲れモード。
吹上のコルに近づくと、また素敵な草原。風もかなり涼しくなって気持ちいい。
やっと吹上のコル。目の前には朝日岳、北を向けば栂海新道。次は栂海新道で日本海まで歩きたい。
ラスト300mアップで山頂。途中にはまだこんなに大きな雪渓も。
やっと朝日岳山頂!ガスで何も見えませんが、北アルプスの北のはずれにやっと来れました。
あとは朝日小屋へ降るだけ。
途中、雷鳥にも会いながら、30分もかからずに朝日小屋。出発時間も遅かったので、3時30分くらいに到着。お盆シーズンの土曜日なのに、まだテントを張るスペースがあって良かったです。
朝日岳の肩にあたるような台地に小屋とテント場、周りはお花畑。とっても素敵なテント場です。気に入りました!
とりあえずテント張って1杯‼️
夕飯は棒ラーメン。
さて、後は寝るだけなので、まったりしていたらなんとも幻想的な日の入り。
初日は22km、7時間30分くらい。
明日も良い天気を期待して寝ます。
2023年07月27日
今年の富士登山
昨日は、午前中の半日だけ時間が取れたので、そこで行ける範囲って事で、富士山に。
駐車料金の掛らない西臼塚からがいいんだけど、ちょっと半日では難しい。
1000円払って水ヶ塚からの往復に。
富士山って5合目までの樹林帯が良い感じなんで、バスで5合目なんて考えは無くて、5時30分くらいに水ヶ塚出発。
今日も晴れるかと思ったけど、朝は雲が多め、ほとんど日差しは無く涼しい中、高度を稼いでいきます。やっぱり富士山麓の樹林帯はいいですね~。
宝永第二火口の縁まで登れば、火口の迫力と大きな富士山。このコースのハイライトです。
さらに急登を登って、富士宮口の6合目に合流。1時間30分を少し切るくらい。ちょっと速すぎ、後半もバテなければ3時間切りで登れるんだけど・・・
やっぱり速すぎたようで、すぐに息があがりはじめる。山小屋ごとに休憩をいれながら、そして学生さんの集団登山の列を少しづつ譲ってもらいながら、なんとか登頂。
富士宮口山頂まで3時間18分。けっこうラスト頑張りました。
もっとガスの中かと思いましたが、思った以上に雲が無くて景色もあるので、剣ヶ峰まで往復。風も穏やかで居心地のいい山頂でした。
セブンで買った、富士マウンテンを山頂で喰らう。
下山は御殿場口から。
富士宮口と違って登山者も少なく、嫌な岩場やガレもあまりないので下りやすい。
もうすぐ登山駅伝なので練習のランナーが多くいました。
あと、赤ふんどし一丁のイケメンマッチョな若者が登ってきてビックリでした。
あっという間に宝永山。
山頂はガスの中ですね。さっきよりも景色は無さそう。ちょうど良い時に登れたのかな。
幕岩方面に火口の縁を下って、ラストは樹林帯の心地よいトレイル。
この幕岩~水ヶ塚は本当に最高な場所ですよね。幕岩から太郎坊方面も良いので、時間があれば太郎坊まで大砂走りで下ってから、樹林帯を水ヶ塚まで戻りたいくらいでした。
11時15分くらいに下山。帰りにお風呂に寄っても13時過ぎには静岡に帰れそう。
半日の富士山トレイルでした。
駐車料金の掛らない西臼塚からがいいんだけど、ちょっと半日では難しい。
1000円払って水ヶ塚からの往復に。
富士山って5合目までの樹林帯が良い感じなんで、バスで5合目なんて考えは無くて、5時30分くらいに水ヶ塚出発。
今日も晴れるかと思ったけど、朝は雲が多め、ほとんど日差しは無く涼しい中、高度を稼いでいきます。やっぱり富士山麓の樹林帯はいいですね~。
宝永第二火口の縁まで登れば、火口の迫力と大きな富士山。このコースのハイライトです。
さらに急登を登って、富士宮口の6合目に合流。1時間30分を少し切るくらい。ちょっと速すぎ、後半もバテなければ3時間切りで登れるんだけど・・・
やっぱり速すぎたようで、すぐに息があがりはじめる。山小屋ごとに休憩をいれながら、そして学生さんの集団登山の列を少しづつ譲ってもらいながら、なんとか登頂。
富士宮口山頂まで3時間18分。けっこうラスト頑張りました。
もっとガスの中かと思いましたが、思った以上に雲が無くて景色もあるので、剣ヶ峰まで往復。風も穏やかで居心地のいい山頂でした。
セブンで買った、富士マウンテンを山頂で喰らう。
下山は御殿場口から。
富士宮口と違って登山者も少なく、嫌な岩場やガレもあまりないので下りやすい。
もうすぐ登山駅伝なので練習のランナーが多くいました。
あと、赤ふんどし一丁のイケメンマッチョな若者が登ってきてビックリでした。
あっという間に宝永山。
山頂はガスの中ですね。さっきよりも景色は無さそう。ちょうど良い時に登れたのかな。
幕岩方面に火口の縁を下って、ラストは樹林帯の心地よいトレイル。
この幕岩~水ヶ塚は本当に最高な場所ですよね。幕岩から太郎坊方面も良いので、時間があれば太郎坊まで大砂走りで下ってから、樹林帯を水ヶ塚まで戻りたいくらいでした。
11時15分くらいに下山。帰りにお風呂に寄っても13時過ぎには静岡に帰れそう。
半日の富士山トレイルでした。
2023年07月13日
中央アルプスの三ノ沢岳へ
昨日は中央アルプスへ。
前々から行きたかったけど、なかなか行く機会に恵まれなくて、今回初登頂の三ノ沢岳。
天気は、下界は晴れ、2600m以上の稜線は雲の中。景色は望めそうもありませが、花の時期まっただ中。千畳敷カール内もそうだけど、三ノ沢岳の山頂直下もお花畑が綺麗だというので楽しみです。
今回は、ユルユル登山。ロープウェイで一気にカールまで。標高2600mのカールは完全に雲の中。極楽平へ向かって登って行きます。
カールの中もいろいろな花が咲き乱れています。
標高差200mのアップで極楽平。ここからしばらくは中央アルプスの主稜線を歩くんですが、ガスに加えて強風。一気に寒くなってきます。
そんな時、ライチョウの親子がひょっこり。数年前から、絶滅したライチョウを復活させるための移植・保護がみのりつつあるのでしょう。
この分岐まで歩いたら左方面の尾根を下ります。
この先もずっとガズの中。2650mくらいまで下ってから、2846mの三ノ沢岳へと登り返しです。ガスの中なので地形がよくわかりませんが、けっこう痩せた尾根をアップダウンしながら通過。けして歩きにくいほどではないですが、ハイ松が左右から迫ってきて細くなっている部分も多く、ハーフパンツだとけっこう脚が痛い。中央アルプスって、木曽駒ヶ岳周辺と、空木岳以外は、どこも同じような感じ。距離もわりには進むのに時間がかかります。それでも、主稜線での強風が、三ノ沢岳への尾根に入ったとたんに止んで、意外と快適に歩けました。
標高も2800mを越えてもうすぐ山頂かな~って時に、いきなり御花畑が現れます。
ハクサンイチゲやシナノキンバイを中心に、いろいろな花が咲いていました。
それほど広いエリアではなかったですが、これは見事です。
その後も、山頂までのトレイル周りは、多くの花々に囲まれていて素敵な空間でした。
山頂周辺で、これだけの花が咲き乱れる山も、めったにないですよね。
御花畑から数分で山頂。控えめな山頂標識と、今回のメンバーです。
しかも千畳敷カールから近い割に、主稜線から外れているので、訪れる登山者も木曽駒ヶ岳に比べればはるかに少ないと思うので、のんびり景色を楽しみながらの昼食とか最高です。山頂周辺も風が穏やかで良かったです。
本当なら、ここから中央アルプスの絶景も見えるはずだったんですが、お楽しみは次回に。
さて帰りです。基本はピストンになります。
行きに比べて、ほんの少しだけ雲の位置が上がったようで、これから進む尾根道が見えるように。
振り返れば、三ノ沢岳が一度だけ見えました。
尾根道もこんな感じだったんですね。雲の中には宝剣岳や木曽駒がいるんですね。
そして再度登り返して主稜線へ、こちらは相変わらずの強風。カールへの下りまではやっぱり強かった。
カール内は、さっきまでの強風がウソのように穏やか。千畳敷ホテルが見えてくればあっという間。
無事フィニッシュ。出発の時に比べると、雲が少し上がってますね。カール内がなんとか見えるように。
結局、宝剣岳も木曽駒も一度も見ることなく下山です。
ロープウェイ利用なので、往復でも7km。累積標高差も700mちょっと。
ちょっと岩場歩きがあるので、初心者には大変だけど、多少の山歩き経験があれば、十分楽しめる良い山ですね。
2023年06月25日
今年も花の八ヶ岳へ
ほぼ毎年のように6月は八ヶ岳。
去年も6月30日に登っていて、なんとかツクモグサに間に合いましたが、今年はどうでしょう?
コースはいつもの美濃戸口から、阿弥陀岳~赤岳~横岳~硫黄岳の周回。6時スタートです。
天気予報は、ちょっと雲多めの予報。登りながらも山頂付近はガスがかかってます。
阿弥陀岳には1時間50分ほどで。山頂は晴れてますが、まわりは見えたり隠れたり。
南アルプス方面が一番晴れてた。
赤岳が顔を出しました。幻想的。
横岳方面も、なんとかガスが取れそうな雰囲気。
一旦下ってから今日の主峰の赤岳。
山頂は雲の上。周りはガスで展望無しでした。
その内、雲が取れだして、まずまずの展望の中の稜線歩きとなり、気分上々です。
ここからは花メインの散歩です。
今回見てきた花たち。
ツクモグサはかろうじて2~3輪残ってました。
ウルップソウも丁度な感じ。
気の早いコマクサも、ほんの少しだけ。
去年同様、いろいろ楽しめました。
硫黄岳まで来ると、10時30分。お昼ご飯の人達で賑わってました。
展望はこんな感じ。また雲が増えてきたような。
さて後は下るだけ。
赤岳鉱泉への下るトレイル。雪の残っている年もあるけど、もうすっかり無くなってました。
ただ、石が湿っていてけっこう滑るので、今日は慎重に。
最後の林道も、おんたけの練習と思い頑張って下って12時フィニッシュ。6時間の周回となりました。
今日は珍しく土曜日の山行となったので、花の時期というのもあり、かなりの賑わいでした。
たまには、賑やかな山ってのもいいですね。たまにはですが。
帰る時には、美濃戸口の駐車場もほぼ一杯でしたね。
2023年06月15日
雨の雨乞岳
ちょっと怪しい天気の水曜日
森林限界を超えるような高山は楽しくないと判断して、それでも2000mくらいの山には登りたい、そんな6月の水曜日。
気にはなっていたけど登ったことの無かった雨乞岳へ。
雨乞岳山頂っていうより途中の水晶ナギへ行きたかった。
今日は、100マイラ―の走れる女性陣2人と。
登山口は、石尊神社側。そしてビレッジ白州側へ下山の周回コース。
いや~これだけフラットな登山道も無いですよね~ってくらい段差のないトレイルが続きます。スタートが標高800mくらいで、水晶ナギへの分岐が標高1700mちょっと。この間段差のある登山道っぽいところは1ヶ所くらいで、あとは遊歩道?って感じ。知らないうちに標高を稼げる道。下りで使えばかっ飛ばせますね。
実際、マウンテンンバイクと思われるタイヤ痕もありました。
分岐に到着。左に行けば水晶ナギ。ほんの5~10分で着きます。
水晶ナギ到着、日向山と同じ花崗岩の山肌。ただ、切れ落ちた尾根なので日向山のような白い砂浜のような感じではない。
急な尾根なので先に進むのはけっこう怖い。
今日は、ガスで景色は無いですが、真正面には日向山が見えるみたい。
是非、また天気の良い日に訪れたい場所。
分岐に戻って雨乞岳へ。ここからは今日唯一の急登。300mくらいのアップ。
ロープも設置してある所があるくらいの急登ですが、25分も頑張れば山頂です。
2037m雨乞岳。シトシトと雨は降っているし、ガスで展望も無し。
写真だけ撮って下山ですね。本当なら、ここからは甲斐駒や鳳凰の展望が・・・・
ビレッジ白州側へのルートも快適トレイルが続きます。石尊神社側ほどでは無いけど、ひたすら飛ばせるトレイル。
ただし、最後1/4くらいは木の階段とトレイルが交互に続きます。この階段、とっても歩きにくい。八ヶ岳横断歩道の階段みたい。
ビレッジ白州側の登山口到着。こっちのほうが距離は短い、たぶん5kmくらいなのであっという間。
ここからは、下り基調の舗装された林道を7kmくらい。歩いたり走ったりしながら50分くらいかけてフィニッシュ。
5時間くらいかかるかと思ったけど、登りも下りも思いのほかハイペースで動けたので4時間20分くらい。7時スタートで午前中に下山できました。
結局、本降りにはならずにレインを着込むほどでもなく、展望が無かった以外は快適トレイランが楽しめました。
帰りには、白州道の駅近くの美味しそうなパン屋さんで買い物して、炭酸泉の韮崎旭温泉入って、それでも16時には帰宅。
帰宅してからもまだ十分に明るいので、妻と清水駅のジャカランダを観に行けたし、有意義な時間を過ごせた休日となりました。
次は、天気の良い秋の紅葉の季節に行きたいな。
2022年10月13日
秋の乗鞍岳トレッキング
今年最初で最後の北アルプス。とは言っても乗鞍岳なので、いわゆる北アルプスっていうより単独峰的な山ですよね~。
この時期なら、まだバスが動いているので、畳平まで一気に登ることもできるんですが、それじゃあ3時間程度のトレッキングになってしまう。
車で登れる最高点の三本滝バス停の駐車場まで車で登ってからの登山開始。
1800mまで車なので残りは1200m程度。
さすがに10月も中旬、1800mってかなり涼しいです。山頂はどうなんでしょう?天気もどうでしょうか?
まずは三本滝へ。2度目の訪問ですが、相変わらず素敵な空間。じっと滝を眺めていたくなります。
ここからのトレイル、途中何度かロードと交差しながら高度を上げます。途中、位ヶ原山荘で休憩しながら、紅葉の山を楽しみます。今年はちょっといまいちな感じの紅葉でしたが、2000m~2300mくらいの紅葉が丁度な感じでしたね。
2500mくらいからは森林限界。チングルマやナナカマドの赤い実が印象的でしたが、紅葉はもう終わり。冬の直前って感じです。
上を見上げれば乗鞍岳の剣ヶ峰が、そして乗鞍高原の向こうには穂高連峰が顔を出してきました。森林限界を越えても風が穏やかなので、ベースレイヤーに長そでTシャツで十分です。
肩の小屋まで登れば、畳平からの一般ハイカーと合流で、とっても賑やかに。
とても10月の平日の標高3000mとは思えない混雑ぶりでした。
山頂まであと250m。気持ち良く高度を稼げます。
狭い山頂は多くのハイカーでいっぱいでした。
景色は最高。
山頂からは360°のパノラマ。目の前には御嶽山。
そして雲が多めながら空が高く空気も澄んでいるので遠くの山々まで見渡せます。
北アルプスは遠く白馬や剣まで一望。
南アルプスもよく見えて、北岳のすぐ横には富士山も頭を出しています。
そのままのんびりと富士見岳経由で畳平へ。
ここからの下山はそれぞれ別々に。
バスで途中まで下山して残りをロードでラン組
トレイルメインで下山組
ひたすらロードで下山組
わたしはひたすらロード。再来週のしまだ大井川マラソンの脚作りです。
4分/km程度のペースで!
行きのトレイルより下りのロード沿いの紅葉のほうが良かったので、何度か立ち止まって写真を撮りながら。1時間かからないくらいで三本滝駐車場まで下って来れました。とても気持ち良かったです。
以前、妻とのこ時期に来たときは、登りはタクシーで、下りだけロードランでしたが、登りものんびり紅葉を楽しみながら登っても、6時間ちょっとで帰ってこれるので、この時期おすすめプランだと思います。
帰りはもちろん乗鞍で温泉。
今回は、無料のせせらぎの湯を利用しましたが、川沿いのひっそりとした小さなお風呂。静かでおすすめです。
2022年09月29日
久しぶりにコース整備に参加~八ヶ岳スリーピークス~
今週もまた山梨は八ヶ岳方面へ。
八ヶ岳スリーピークスのレースコースの整備があるというので参加。
ただせっかく八ヶ岳まで行くんだし、集合も9時だし、朝一でどこかのお山へ。
集合地点に近くて、先々週に登っていなかった編笠山へ、観音平からのピストン。
6時スタート。ひたすらの急登を詰めて行き、距離4km・累積標高1000mあまりを70分で登頂。
なかなか手強い登りでした。本番のスリーピークスの良い練習となったかな。
登りはじめから上空には雲。登るにつれて雲の中に。
しかし山頂に着いてみれば、南側だけが雲が取れて、雲海の絶景。
富士山や、南アルプスも雲の間から部分的には見えていて、頑張って登ってきた甲斐があるというものです。
しかし寒いですね~。先々週に西岳~権現岳へと登った時より格段に気温が低かったです。すっかり秋の空気。
下りは青年小屋経由。濡れた岩場が多くて、けっこう怖い。滑らない様に注意しながら下りますが、それでも数回尻もち。岩に強打した右臀部がまだ痛い。
下りも1時間かかりました。
そして今日のメインイベントのトレイル整備は、八ヶ岳横断歩道の整備。片斜面の九十九折れの下りが狭くてちょっと怖い箇所。
法面を少しだけ削って道を広げて、さらに斜めになっていたトレイルも水平補正して下りやすくなったかと思います。ただまだ土が固まりきってないので、残り3週間で安定してくれたらと思います。スリーピークスのレース前週には別レースでここを通るそうなので、そこでしっかり踏み固められればいいですね。
草狩り部隊も、快適に走れるようにきっちり刈り込んでいました。
お昼過ぎには作業終了。まだ時間に余裕があるので、帰り際、いつも気になっていた御勅使川沿いの、御勅使南公園内のクロスカントリーコース。ちょっと走ってきました。
公園内に1周2kmちょっとのコース。ほぼ森の中なので日差しも気にならなくて、暑い季節でも走りやすそう。適度なアップダウンもあって、芝生と土が半々くらいのコースがとっても良かった。こんな公園、そしてクロカンコースが近くにあれば通うのに~。そんな素敵な公園でした。
朝の登山、トレイル整備、そしてクロカンコースでのジョギング。とっても充実した一日となりました。
2022年09月15日
秋山と思ったけど、暑くてまだまだ夏山でした。西岳~権現岳の周回
天気の良い水曜日、しかし気温は高い予報。
ならば高い山に行けばと思い、八ヶ岳へ。
走る事が日常になってから15年、毎年のように八ヶ岳は行っているが、ここへは行っていなかった。西岳。
走る前には2度ほど訪れていますが、主稜線から外れていて、かと言ってわざわざ行くほどでもないという思いが強くて行けずじまいでした。
単発で行くと、あっという間に下山してしまいます。一般的には富士見高原から編笠山と絡めて登ることが多いと思いますが、今回は権現岳を絡めた周回としました。
なので、富士見高原ではなくて、小淵沢道の駅を基点に富士見高原経由で西岳、そして権現岳の先は三ツ頭から観音平へ下って、そこから道の駅へ下山です。
5時45分頃に道の駅をスタート、棒道を経由して富士見高原へ。棒道も3年前のスリーピークス以来。
富士見高原のゴルフ場横、ここが登山口。しばらくはトレイルと林道を交互に登ります。
不動清水からは本格的な登りのトレイルへ。
富士山南麓のトレイルに良く似た感じ。ゆるい斜面を直登していきます。雰囲気は最高。
富士山と同じように傾斜がどんどんキツくなって、植生も段々と低くなって、ひょっこりと西岳山頂に到着。ギリギリ森林限界を越えないくらいの場所。山頂も南側だけが開けています。
南アルプスと、権現岳から編笠岳と、遠くに富士山の展望地。
ここから青年小屋へは初トレイル。
西岳と青年小屋ってほとんど標高は変わらないので、ゆるくアップダウンを繰り返すと青年小屋へと行けます。とても快適な稜線でとても気に入りました。
青年小屋手前の水場でしっかり補給して権現岳へ。今回、編笠岳は見上げるだけでスルー
ここからは展望も開けてくるので気持ち良く高度を稼げます。
いつもはスルーしているギボシも初登頂。
権現岳、そして赤岳や阿弥陀岳方面の展望も。
一旦下って、権現岳へ登り返す頃には雲が湧きだして、登頂した時には雲の中。展望はなしでした。
おにぎり1個だけ食べて、そそくさと下山です。
三ツ頭まで下って振り返ると、雲は多めながら南八ヶ岳の山々の展望は良好でした。
さて、ここからは八ヶ岳スリーピークスのコースと被ります。今年は逆走なので、まさしくレースでもここを下っていきます。今年は招待選手としてエントリーさせてもらっているので、試走ってほどでもないですが、初めての下りなので、当日の事を頭に入れながら下ってみました。
やはりヘリポート跡までの前半のテクニカルな下りは大変そうです。ただヘリポート跡でもまだ標高は2100mくらい。まだまだ1000m以上も下るのでしっかり脚を残しておかないと、途中の観音平前後の登り返しを含めて、かなりしんどい後半の走りになりそう。
特に、防火帯の下りは長くて単調。ゲレンデの下りが苦手の私は、やっぱりここも苦手。最後の最後で苦労しそうです。
道の駅に戻ってみれば29.5km。6時間ちょっとの山行でした。
小淵沢の道の駅は、温泉もあるし、買い物も出来るし、食事も出来るし。登山基地としては最高ですね。
2022年08月16日
光岳ヘ、テントを背負って。
お盆休みの15日〜16日、どこかヘ1泊テントで。
前線の影響で北や中央アルプスはイマイチな予報。なるべく前線から離れている南アルプスでも、さらに南部の光岳に決定。2日目の天気が良ければ上河内岳のピストンも追加で。
15日、5時過ぎにスタート。まだ晴れ間が出てるし、稜線も見えています。せめて茶臼岳までは晴れていればと急ぎます。
去年は工事中だった吊り橋も綺麗に掛け替えられて、これで安心して渡れます。
やっぱりと言うか、茶臼小屋まで来ましたが、上はガスの中。雲の切れ間からの景色を期待して稜線へと登ってみると・・・暴風です
流石にTシャツに短パンは非常識かと思い、上だけウィンドシェルを羽織って風を防ぎながら登頂。
ガスだけならいいですが、風が半端なく、写真を一枚だけ撮って先を急ぎます。
茶臼岳から少し降れば、二重稜線になるのでウソのように穏やかに。雰囲気の良い稜線なのでガスの中でも歩いていて気持ちいいです。
希望峰の手前でもう一度だけ暴風の稜線がありますが、その先はずっと樹林帯。
木に付いたガスの露が風に煽られて落ちてくるのが、少しだけ気になりますが、濡れるほどでもないので、涼しくて快適です。この区間のトレイルは走れるような所も多くて、こんな天気でも樹木が風を遮るので今日みたいに強風の日でも楽しく歩けます。
易老岳を越えて2200mの鞍部まで下れば、ここからは光岳への登り返し。まずは250mアップで静高平の水場ヘ。
ガレた岩がゴロゴロの沢沿いのルート。岩が濡れているので滑らないように注意。帰りが怖いです。
ちなみに帰りにここでスマホで通話できたのはビックリ。沼平にドコモの基地局が建ったのが影響してるのでしょうか?
静高平で水補給。テン場で使う分も入れていきます。高山植物はもう少ないですが、トリカブトはいっぱい咲いていましたね。
登りきってもガスの中。光小屋もあと少し。
7時間ちょっとで小屋に到着!
テン場もまだテントは一つだけ、自由に場所が決めれるので一番奥に。
2時間後にはぎっしりでした。
テントを張った後に、光岳山頂と光岩、やっぱりガスですが、たまに雲が流れて晴れ間も見えたりしてました。
イザルヶ岳も初めて行きましたが、やっぱりガス。ここは晴れていればパノラマの景色なのに。
夕方一時的に雨が降りましたが、その前後には少しだけ景色が。今回唯一の展望を楽しめました。
小屋からすぐの水場降り口のところで景色を楽しめましたが、スマホの電波もここならバッチリ。
今回の夕食。メスティンで炊いたご飯にレトルトのサンマ。それにアマノフーズの野菜カレー。
おかわりで、アマノフーズのクリームパスタを追加。
ビールは350缶が800円なので、1本だけ。
翌朝、4時起き。隣の高校の山岳部のパーティーはもう出発した後。私も山岳部時代に暗い中ヘッドライトで出発したのを思い出してました。
朝食は、またまたアマノフーズ。にゅうめんです。
2日目は、昨日以上の強風。
この時点で上河内岳は断念。のんびり戻ります。
希望峰を越えて、樹林から森林限界ヘ。
凄い突風!まるで台風みたい。雨が降ってないのが救いですねー。
茶臼岳を越えたら、雷鳥さんが。この天気だから出会えるかな〜って思っていたら目の前に、って感じて現れました。しばらく登山道を先導してもらえました。
茶臼小屋まで下れば平和が待ってました。
2200m地点の倒木ベンチでレインも脱いでいつものTシャツ短パンに。
あとはひたすら下ってフィニッシュ。
帰りは6時間15分くらいでした。
沼平に出来たドコモの中継局
これは非常に助かりますね〜。
お昼に下山だったので、白樺荘ではお風呂プラスしてお昼ご飯も。カツ丼美味しかったです。
天気はイマイチでしたが、急な山行でもテン場の予約がいらない光小屋は正解でした。行き帰りの樹林帯も快適だし、光小屋周辺もいろいろ散策出来て楽しめました。
でも次は快晴の光小屋からの展望も楽しみたいですねー。
2022年08月04日
甲斐駒ケ岳~黒戸尾根からのソロ登山~
たぶん5年ぶりくらいの甲斐駒そして黒戸尾根。
はじめてソロでの黒戸尾根なので、今の自分の力でどの程度で登れるのかも知りたくて、登りはけっこう頑張って登りました。
4時55分駐車場出発。参拝を済ませて5時頃に吊橋からいよいよ登りはじめ。
天気は良さそう。ただ午後は雲が出ると思うので、早めに登頂して景色を堪能したい。
最初の取付きの急登を登って尾根に乗れば、快適な尾根歩き。ちょっとオーバーペースぎみかもしれませんが、行けるとこまで頑張るつもり。
刃渡りまで来れば景色も広がり、涼しい風も気持ち良い。
ここからは梯子や鎖も出てきて、いよいよ黒戸尾根核心部へと入っていきます。
一旦、黒戸山をトラバースして五合目小屋跡で一息ついたのち、さらに梯子でグングン高度を上げて、七丈小屋へ。この区間が地味にキツいです。七丈小屋で水分補給。
ここまで2時間30分。まあ予想どおり、あと1時間で登りきって3時間30分で登れそうな気がして、やる気全開。
まだ余裕があるかと思っていたけど、ここから先の登り、かなり苦労しました。空気が薄くなってきたのもあるのか呼吸がかなり苦しいし脚も上がらず。
でもどんどん景色も広がってきて、振り返れば八ヶ岳、左には鳳凰三山越しの富士山。
正面には甲斐駒山頂が徐々に近づいてくるし、苦しい中でも頑張れます。
さて、北沢峠からの分岐まで登って、山頂までわずか数十メートル。
3時間28分。余裕でしょ、と思って横をみたら、
ライチョウの親子。思わず写真をパチパチと数枚。かわいいですね~。癒されます。
でも残り1分で3時間30分!慌てて山頂を目指して!
3時間30分ジャストで登頂。(吊橋からだと3時間25分)
天気も良かったので、写真撮りながらのんびり登山が良かったはずが、なんだかTTっぽく登ってしまいましたが、それはそれで楽しく登れました。ソロ登山ならでは。
涼しい風が気持ち良く、パンを2つほど食べてエネルギー補給。
いつもガスの中や雲ばかりで景色のない甲斐駒でしたが、ここまで景色を堪能できたのは初めてかも。(高校生の時に登ったときは天気が良かった記憶はあるのですが・・・記憶がはっきりしません。まあ37年くらい前の記憶なんで)
帰りは、無理しない程度のペースで気持ち良く、と思っていたのですが、刃渡りを過ぎたあたりで速いトレイルランナーの方に抜かされて、ついつい私もペースアップ。最後は踏ん張りが効かないくらい脚が疲れたのでした。いい刺激でしたね。
11時30分には下山完了。途中お風呂に入りながら帰りましたが、14時30分には無事帰宅。その後、映画に行ったりして充実の1日となりました。
2022年07月07日
念願の越百山へ(南駒ヶ岳~仙涯嶺~越百山の周回)
越百山と書いてコスモヤマ。コスモの響きがかっこいい。
静岡からだと、アクセスの良い伊那側からの場合、空木岳からのピストンに。これかなりハードなコースになります。去年、仙涯嶺までは行きましたが、帰りの行程を考えると越百山までってのは二の足を踏みます。
今回はソロではなく、総勢5名のパーティーなので、登山口までのアクセスも含めて楽しく行けそうなので、木曽谷側からのアプローチにて南駒ヶ岳~仙涯嶺~越百山をまとめてぐるりの計画で行ってきました。
天気が心配で前日から天気予報とにらめっこをしていましたが、長野県南西部は比較的安定していそうなので、午前中に稜線から離れれば大丈夫だろうと言う事で決行です。
伊奈川ダム手前の駐車スペースを4時5分頃、やっと明るくなり始める頃にスタート。まずは林道を登山口まで。以前はダムの先まで車で入れましたが、道路が一部崩れているので、今はプラス2kmほど歩きが長いです。
ここが、南駒ヶ岳への登山口。駐車スペースから6kmくらい。
けっこう急な登りが続きますが、足場はそれほど悪くなくて気持ち良く高度を上げていけます。
そのうち展望が開けてきて、まずは御嶽山。左奥には白山も。
2411mの三角点で一服。ここからは、これから向かう越百山がよく見えます。
徐々に高山帯の植生に変わって、2500mを越えてしばらく登ると目の前に南駒ヶ岳、左手には空木岳の大きな姿、そして仙涯嶺も見えてきます。
左手は木曽駒から三ノ沢岳さらに後方左奥には乗鞍岳から御嶽山。
右が越百山から遠くにには恵那山。
絶景です。
さてもうひと登り、のつもりで登っていきますが、ハイ松が煩く岩場の多くてなかなか進みません。ここは思った以上に時間がかかりましたね。まあ楽しかったですが。
やっと登頂。南駒ヶ岳。
ここまで登ると、正面には南アルプスも一望。
ただ、この頃になると少しづつ雲も多くなってきて、すでに木曽駒ヶ岳方面は雲の中。越百山方面も雲が湧きだしました。
さて、仙涯嶺へと進みます。
一旦ガツンと下っての登り返し。急登あり、崖あり、鎖場ありと、かなり写真映えする場所が多いですが、実際には思ったほどの怖さもなくけっこうあっさりと仙涯嶺へと登り詰めることができます。
仙涯嶺登頂です。南駒ヶ岳方面も雲が、そして仙涯嶺の周りにも雲がモクモク。
南アルプス方面もかなり多くの雲に覆われ始めました。
さて天気が崩れないうちに越百山へと。
ここからは、ハイ松こそ足元で煩い感じで、脚は傷だらけですが、ゆるいアップダウンのトレイルが続くので、あっという間に越百山への登りに。
なんとかガスに包まれる前に登頂できそう。鞍部からは100mもないくらいの標高差を登れば広い山頂に到着。
遮るものがないので晴れていれば360度の最高の展望を楽しめる山頂ですね。
それでも、それなりに展望は楽しめたので、来た甲斐があったというものです。
風も穏やかだし、のんびりお昼タイムとかにしたいですが、遠くでは雷の音が聞こえ始めましたので、急いで下山開始。
途中、真っ赤な屋根のかわいらしい越百小屋で一休み
こちらのコースも、山頂からの下りはじめこそ荒れた感じで歩きにくかったですが、小屋を過ぎたあたりから歩きやすくなり始めて、後半はかなり快適なトレイルとなりました。
中央アルプスって稜線はけっこう歩きにくいところが多い印象ですが、登山道はどこも歩きやすいですよね。
ここが下山口。帰りは4.5kmほどで駐車スペースに戻れます。
林道が行き返りで10kmくらいあるので、山道そのものは15~6kmくらいです。
11時間くらいでの周回。楽しく歩けました。(今回は林道を含めて走っていません、トレッキングです)
結局最後まで雨にも降られず、そしてそれぞれの山頂でもガスに包まれることはなくて、我々が山頂を後にすると、その山頂はガスの中というとんでもなくラッキーな山行でした。
ただ、車での帰り道、岐阜県~愛知県にかけての道中は、いままで体験したことのないくらいの豪雨、雷、そして雹。怖いくらいでした。
最後に今回出合った花たちです。
2022年06月30日
梅雨明けで一気に夏山到来~南八ヶ岳周回~
気がついたら前回の山行から1ヶ月も経っていました。まあ天気的な事もあったし用事もあったしで、おとなしくしていました。
と思ったらいきなりの梅雨明け宣言!行くしかないでしょ
この時期だと、花が良さげな八ヶ岳の横岳かな~
で、いつもの阿弥陀岳~赤岳~横岳~硫黄岳の周回に、天狗岳と峰の松目をプラスしたプランで行ってきました。
距離も30kmくらいにはなりそうなので、ちょっと早めの4時40分スタート。御小屋尾根をグングン高度を上げて阿弥陀岳へと一気に登り詰めます。
この尾根は良いですよね~。気持ちのよい尾根道を登っていって、展望台以降視界が開けてきて振り返ると、南アルプス・中央アルプス・御嶽山・北アルプスの見渡せて、足元は茅野の平野から諏訪湖を見下ろす絶景。
2時間ほどで阿弥陀岳。誰もいない山頂を独り占めでした。富士山も良い感じ。
次は赤岳、まずは鞍部まで降りてかっこいい阿弥陀岳を振り返る。
山頂部以外は風裏だったのか穏やかでTシャツ1枚で十分だったのに、鞍部に着いたとたんに突風です。まだ早朝なので風も冷たくて寒いくらい。阿弥陀山頂もそれなりには風が吹いていましたがそれほどではなかったのに。
鎖場のある山頂直下は風裏なのか少し穏やか。でも稜線に出たらやっぱり突風。赤岳山頂では山頂標識の写真だけ撮って、山頂小屋側で風裏探して休憩です。
赤岳山頂からの下山区間が一番風が強かったかもしれません。ちょっと怖いくらいでした。
写真だと穏やかそうに見えるんだけど。
さていよいよ今回の核心部の横岳。花が楽しみです。
今回もいろいろな花を楽しめましたが、かろうじてツクモグサも間に合いましたし、ウルップソウは丁度見頃、そして気の早いコマクサも少しだけど見ることができて、来た甲斐があるというものです。
横岳到着。
この後、硫黄岳山荘への下り、そして硫黄岳への登り、吹きっさらしのトレイルなので、突風との戦いって感じで楽しく歩けました。
硫黄岳までやってきました。
いつもならここから赤岳鉱泉へと下山ですが、時間のも余裕もあり天狗岳へと歩を進めることに。
夏沢峠付近まで下れば樹林帯、強い風と強い日差しからやっと逃れる事ができて、ほっと一息。箕冠山まではのんびりハイキングですね。暑いのでウィンドジャケットもやっと脱げます。
東天狗登頂、そして西天狗へもピストン。天狗岳はけっこう賑やかでした。水曜日ですが、梅雨明けの情報に皆さん一斉に出かけてきたのですかね。
さて折り返しです。帰りは峰の松目へと寄りたいので、一旦オーレン小屋へと下ります。
けっこう疲れてきました。
オーレン小屋、たぶん20年ぶりくらいに訪れました。
ここから最後の登りで、峰の松目を目指しましょう。
峰の松目も。オーレン小屋と同じで20年ぶりくらい。
急登だし景色無いしって記憶で、すっかり脚が遠のいている山頂です。
たしかに途中えげつない急登はありましたが、記憶の中の急登ほど距離もなくて思ったよりあっけなく山頂へ。
山頂は記憶どおりの樹林帯。狭い山頂です。
わずかな木々の隙間から阿弥陀岳だけは眺めました。
あと100mも標高が高くて森林限界を越えていれば、阿弥陀~横岳の展望が良いはずなので人気が出るんでしょうけど。
ここから尾根通しで登って行けば、いつもの赤岩の頭。もう一度南八ヶ岳の絶景を楽しんで、いよいよ下山。赤岳鉱泉でペットボトルを1本購入して休憩した以外は一気に美濃戸口へ、林道もおんたけの練習にと思い、それなりのペースで走って下山です。
予定では3時30分くらいの下山としていましたが、2時過ぎには下山完了。5時スタートでも良かったですね。
今から梅雨が明けると、夏山を楽しむ時期が長くなるので、これからどこに行こうかいろいろ考えるのが楽しみです。
2022年04月07日
久住山稜から只間沢山へ!
昨日は、どこか山に行きたいっていうリクエストにお応えして、思いっきり自分の趣味から一般道でない低山を徘徊。ここ1~2年好きで通っている水見色・新間川周辺の山を36kmで繋いでみました。
前月も登った新間川出会いから入山の久住山稜、そして高山から大山への東海自然歩道、その後一旦、水見色の集落へと下ってからの只間沢山への登り返しで、谷津のバスターミナル直下へと下山。そんなコースです。カシミールで確認した時は累積3000mくらいでしたが、実際の計測では2600m越え程度でした。
取り付き近くの新間川、桜と菜の花と青空のコントラストが見事!
ここが取り付きですが、来るたびに崩れてきています。別の取り付き場所を探さないと。登りはじめこそ薮ですが、すぐ上の鉄塔から先はそれなりに気持ち良い尾根に。
所々羊歯の薮がありますが我慢で突破。短パンはダメですよ、脚が傷だらけになります。
少し登った所の鉄塔。前半では唯一の景色のあるところ。
とりあえず一息入れますか。
ここが342のピークでしょうか?久住山稜の看板(読みにくいですが)
ここで一般道に合流、ほっとします。後は後半の只間沢山までは快適トレイルランです。
今日は天気も良く、気温も丁度いい感じ。グイグイと高度を上げて高山山頂からは景色が最高。
富士山もこの前の雪で真っ白。南アルプスも真っ白でした。
標高差500mの急登を登って大山山頂。ここで中間くらい。登ってきた尾根、これから下る尾根が一望。
ここから藁科方面の尾根を下って、途中からトレイルレースで使っている尾根にて水見色の集落へと下山。
ここの下り、急な尾根を一気に下る感じなので、初心者でレース参加する人にはかなり怖い下りなんだと思います。
水見色で唯一?の商店まえにて水分補給。貴重な自動販売機。
そのままレースコースにて高山方面へ。上部のロードに出たら右。水見色と新間へと下り分岐までロードラン。
分岐からまたトレイルですが、この分岐の桜がとっても綺麗でした。
ここからまたルート不明瞭なトレイルで只間沢山へ。それでも中電の巡視路もあったりするので、なんとなく尾根筋を外さなければ迷う事は少ないと思います。今回はヤマレコにルート設定して来たので、わかりずらいピークではアプリで進行方向の確認で進みました。便利な世の中になったものです。
只間沢山ピーク到着。だだっ広いピーク。森の中。人気が出ないのもわかります。
小さな道標が一つついているだけ。
そのまま尾根を外さず南下して行くと視界が開けて、茶畑の向こうに藁科川と新東名。
ここを下って、最後にほんの少しだけトレイルを下れば下山完了です。
ネオパーサのぷらっとパークに車を停めさせてもらったので、最後のロードの登りが意外としんどかったりします。
8時間で周回予定でしたが、8時間30分。まあ誤差の範囲内で計画できたのではないでしょうか。一緒に行った二人も喜んでもらったようで良かったです。
それなりに走れるメンバーで行ったのでこれくらいの時間でしたが、距離と累積標高差以上に大変なコースなので思った以上に時間がかかると思います。
2022年02月15日
浜石岳にハイキング
フルマラソンから中一日、息抜きに浜石岳でのランチハイキング。
いつもの興津からさった峠経由にて
峠では桜が綺麗。風も弱くてポカポカ陽気で、ハイキング日和。
いつもなら帰りに寄る立花池も、天気が良いうちにと思い、行きに寄りました。
大正解。陽射しが差し込んで素敵な景色に出会えました。
もう少しで山頂ってとこで先週積もった雪。わずか数日でほとんど消えてしまったんですね。
2時間ほどで山頂。
残念ながら富士山は見えず。雲が富士山をすっぽり覆ってます。
今日はここでランチ。カレーライス。
メスティンでご飯を炊きながら、その熱を利用してレトルトカレーを温めます。
さらに持ってきたポットのお湯でアマノフーズのオニオンスープ。
さらにゆで卵をトッピングして完成。
ダイソーの小さめのメスティンだと一合にカレーだとギリギリでした。
ガツガツ走らずの山歩き、久しぶりにのんびりできました。