2016年07月24日

夏の居酒屋 満観峰

満観峰での宿泊体験って企画から、いつの間にか山頂での宴会って目的に変わりつつある、この企画。
早くも1年がたち、二年目の夏です。

参加人数も徐々に多くなり、一つのテーブルでは納まりきらないくらに。




いつものように日が暮れてからの登山。これも恒例。



山頂のテント村も恒例。だんだん張る場所がなくなってきましたね。




今日は、見知らぬ先客がいつものテーブル近くでテント泊をしていたので、離れたテーブルで宴会でした。
このメニューもだんだんアップグレードしてきて、かなり豪華な内容です。10時から2時間の宴会、相変わらずの楽しい会でした。




12時過ぎまで飲んでたのに、朝4時には全員起床。
この時期にしては涼しくて宴会も就寝も快適でしたね。



朝日を見ながらの撤収作業。5時過ぎには下山開始で、6時にはスタート地点の宇津ノ谷道の駅で解散。
土日が仕事の私には、非常にありがたい企画。次は秋ですかね。  

Posted by ひでたろう at 08:28Comments(0)山登り

2016年07月21日

夏山一発目!白根三山!

2016年一発目の夏山は、白根三山です。
トレイルランナーの間では、かなり定番のルートだと思いますが、25kmほども距離があり、また3000m峰をいくつも越える為、距離の割には時間がかかるルート。一応目安としては、温泉の受付終了18時30分までに下山完了。12時間がタイムリミットです。
私も、野沢のレースから中2日、そんなに速くは進めないでしょう。



奈良田発のバスに乗って広河原まで、支度をして6時30には出発です。
天気予報は晴れのち曇り、まだまだ、空には雲が無く晴天。このままの天気でいってくれれば嬉しいんですが。

メンバーは水曜休みチームの5人。のんびり行きましょう!
二俣までは沢沿いの樹林帯、グイグイ高度を稼ぎます。





二俣まで来れば少しづつ低木&高山植物に植生が変化。高山植物を楽しみながら森林限界を目指します。



ただこのあたりから、少しづつ雲が湧き始めました。景色が楽しめるかちょっと心配。




と思ったのですが、稜線に乗っかると見事な景色が!
今登ってきた東側の斜面で雲が湧いていて、反対側の西斜面は雲の無い絶景が広がっていました。初めて北岳に登るメンバーも大興奮でした。



絶景を楽しみながら、肩の小屋経由で一気に山頂へ。



日本第2位の北岳です。今年は富士山に登頂済なので、1位2位制覇。この後、3位の間ノ岳にも行くので、1・2・3位の制覇ですね。




ご覧のとおり。稜線から東は雲が湧いていて景色なし。鳳凰三山も朝一見えただけで、もう雲の中。でも稜線上は晴れているので3000mの散歩道は快適に歩けそう。






北岳からの急な下りは少し慎重に歩いて、北岳山荘を越えれば、ユルユルと高度を稼ぎながら間ノ岳へ。この区間が一番気持ちの良い稜線。空気は薄いですが、楽しく歩けました。




間ノ岳まで来ると、かなり雲が湧いてきて、農鳥岳はなんとか見えますが、塩見岳以南はもう山頂は雲の中。時間も予定よりかなり過ぎてしまっているので、写真を撮ってエネルギー補給をすれば、すぐ出発。農鳥小屋でも、ほんのトイレ休憩のみ。時間が遅いので、小屋のおじさんにも小言をピシャリ。先を急ぎます。

最後のボスキャラ西農鳥&農鳥岳。農鳥小屋から見上げるとけっこうな登り。でも登り始めると、高度を増すごとに大きな塊になっていく間ノ岳を見ながらの登りなので、あっという間に西農鳥岳。





ここまで来ると、南アルプスの南部の山々が見えるんですが、今日はかなりの山がガスの中。ちょっと残念。農鳥岳まで移動して、最後の山頂で記念撮影&コーヒーブレイク。12時間前に沸かしたお湯ですが、けっこうな熱さで程よく美味しいコーヒーでした。

さてさて、ここから大下りの始まりです。時間も15時を過ぎてしまってかなりヤバい時間に突入。暗くなる前にせめて林道には出たい所です。

大門沢の下降点から少し下ると10人ほどのパーティーを追い抜きました。ご高齢のパーティーのようで、下るペースもかなりゆっくり。すでに時間は15時45分ほど。大門沢の小屋に泊まるとの事のようですが、おそらくこのペースだと19時を過ぎそう。ちょっと心配だったので、大門沢小屋に寄って小屋番さんには連絡を入れておきました。





さて我々も暗くなる前に下山しなきゃ。
写真だとまだ明るく写ってますが、この頃にはかなり薄暗く。最後に渡渉した沢を過ぎた所で、念のためにヘッドライトも点灯。でも、すぐに吊り橋に到着して程なくして林道に。



なんとか明るいうちに林道に出ることが出来ました。結局、奈良田の駐車場には19時を少し過ぎた頃に到着。温泉受付には間に合わず残念。25km、12時間45分の長旅となりました。


なんとか下山できましたが、走力のバラバラなメンバーでアルプスに入るようなら、20km位を最長の距離として計画しないと、ちょっと余裕が無さすぎですね。反省です。でも予想以上に天気がもってくれて、終始景色を楽しめる稜線歩きができて大満足です。他のメンバーも、大門沢の大下りには苦労したようですが、満足してくれたようで計画して良かったです。
  

Posted by ひでたろう at 12:42Comments(0)トレイルラン山登り

2016年07月18日

今年の夏レースは、野沢温泉で。


夏を告げるレース、おんたけウルトラ。今年はうっかりしていてエントリー出来ず。で、代わりにエントリーしたのが、「The4100D マウンテントレイルin野沢温泉」

今年で7回目の開催だと思うんですが、第1回に参加して以来の6年ぶりの参加です。まだトレイルランを初めて2年くらいで出たんですが、運よく年代別3位に入れた、縁起のいい大会。さて、今年はどうなんでしょう?

会社の休みは日曜の1日だけ。今年から当日の朝受付が出来るようになったのでなんとか参加できます。仕事が終わり次第現地へ、22時には現地に着いて仮眠。朝4時まで、けっこうちゃんと寝れました。


静岡の仲間は軒並みおんたけに出場なので、知り合いはほとんどいなくアウェイ感たっぷりでスタートです。


6年前も後半の第3セクションで苦労したので、初めは抑え気味に、そんな感じで走り始めました。朝起きた時には晴れ間が覗いていた空が、あっという間に曇天に。しかもスタートして1時間もしないうちにパラパラと。林道からトレイルに入る10km地点を通過する頃には本降りに。せっかく沢越えで靴を濡らさない様に飛び越えてたのに、本降りの雨であっという間にグチョグチョ。山頂に到着しても、本降り&ガスで寒いです。ゴンドラ駅のエイドでもバナナ1本だけ頂いて、速攻下山。

しかも、この雨の影響で、ゲレンデの斜面及び風ごうろへの下りのトレイルはどろどろ。なんど滑って転んだ事か。かなり苦労した区間です。

前回は、梅雨明けしてしまい非常に暑い中のレースだったので、冷気の出てくる風ごうろはオアシスみたいな所でしたが、雨の下りで暑さを感じない今回はかえって寒いくらいでしたね~。


抑え気味に入ったつもりの第1セクション。終わってみれば2時間54分とかなり良いペース。ちょっと速すぎる感じもあるけど、疲れはほとんどないので気にしないで第2セクションへ。


6年前はこの途中で水切れして大変な目にあいましたが、今回はちゃんと補給してスタートしたので大丈夫でしょう。小菅神社の登りも淡々と登れて、下りのトレイルもそれなりには気持ち良く下れたと思います。天気も回復して楽しく走れた区間でした。


第2セクションが終わった段階で、まだ走れる感じはあったのですが、補給をして装備を詰め直してリスタートしてみると、見事に走れません。とにかく心肺が苦しくて・・・

しかも、一番天気が回復してほしくないタイミングで晴れてきてしまって、一気に気温が上昇。日陰の少ない登り区間、ダメダメモードで登って行きます。


登りながら睡魔が襲ってきます。睡眠不足っていうよりは、脳が走るのをやめさせようとして睡魔をおこしているんだと思います。これに無理して対抗してもなかなか睡魔は取れないし、パフォーマンスも上がらないのでペースもダダ下がり。一旦横になって1分でも目を閉じていれば脳が騙されて、睡魔解消なんです。でも、日陰で横になれそうな良いところがなかなかなくて苦労しましたが、灯篭木峠に着く前にちょっと仮眠で睡魔は追い出せました。


かと言って、完全に回復したわけでもなく、だらだらとロードを登っていって、巣鷹湖あたりまでやってきて、なんとか走れるまでには回復。1度目は寒さから水すら飲まなかったゴンドラ駅のエイドでは、水を駆けつけ3杯一気飲みでした。


ここまで来れば後は下りメイン。1ヶ所だけいやらしい登り返しはありますが、どんどんペースアップして走れるように。長いロード区間もそれなりのペースで下って、最後のトレイル区間へ。ここまで来ると、あ~長いレースももう少しで終わるな~って気持ちになれて、少しだけ安堵感が湧くんですが、今回は、女子トップがすぐ後ろに迫ってきてたんです。しかも同じアラジントレラン部のアサハラさん。ぬ~ここまできて負けるわけにはいかないぞ~的な気持ちで飛ばします。

スキー場脇のロードも、下り基調も手伝ってぐんぐん走って、残り1km地点では、少しだけ余裕の距離に。最後1kmだけ登り返しのロードなんですが、少し歩きを交えて息を整えていると、やっぱり走って登ってきました。最後の300m、もう一回必至に走りきって、なんとか逃げ切れました。あ~疲れた。



ゴール後に座り込んでしまって動けなくなるレースは久しぶりです。満足の充実感。記録も6年前よりは12分早くゴール。年代別も3位をゲットできました。


みなさん、ポイントゲットの意味もあるんでしょうが、おんたけに人気が集中しています。でも、M度から言ったら野沢も負けてません。ってか、おんたけの100kmなら、野沢の65kmのほうがキツイかも。ぜひ、梅雨明けした激暑の野沢で苦しんでみませんか。走り終わった後の温泉も格別ですよ~。
  

Posted by ひでたろう at 21:16Comments(0)トレイルラン