2019年10月28日

初開催、井川マウンテンマラソン。サポート業務でした。



昨日は、初開催の井川マウンテンマラソン。レーススタッフとして関わってきました。
井川マラソンが昨年で終わってしまい、今年新たにトレイルランニングの大会として生まれ変わったレースです。
小規模だけど、とってもアットホームな大会だった井川マラソンからの井川マウンテンマラソン。レースに参加したかった思いもありますが、同じ静岡市の人間として、井川を盛り上げる手伝いが出来たことが嬉しかったです。




しまだ大井川マラソンと同日開催だけど、こんなにも大勢の人達が井川に来てくれました。天気も曇り空、予報では段々と晴れに変わっていくようなので景色も楽しんでくれればと思います。




今回の役目は、マウンテンコースの後半のスイーパー。
でも、その前にひと仕事。まだ誘導テープが不十分な場所があるというので手分けして作業しました。すでに選手がスタートしている最中のテープ付けだなんて初めての経験。私は、第2エイドから先の下りのトレイルを担当。





ちょっと注意が必要な場所には、誘導テープを使って注意喚起のテープ張りも。





スタートから2時間15分くらいで先頭選手通過、距離の割には時間がかかりますね~。ってか、ここまでほとんど登りなんですよね。ここからダウンヒルが始まるんです。







出走選手も120人ちょっとなんで、それほどエイドが大混雑することもなく、のんびりと応援しながら最終選手を待つ感じ、マッタリできてとても良かったです。でもけっこう寒かったんで、しっかり防寒具持ってきてよかった~。
ちなみにエイド食は、地元の食材を使った手作りクッキー、自然の味わいが美味しかったです。





かなりキツめなコースなんで、当初より30分関門時間を延ばしたんですが、本来の制限時間よりも15分も早くに最終ランナー到着。スイーパー業務を引き継いで、やっと仕事開始。





何度かスイーパーをやってきましたが、今回の最終ランナーさん、かなり下りが上手で、楽しくツーリングしているみたいな感じでゴールまで行けました。いつもだと疲労困憊状態だったりして、大丈夫??みたいな感じになるんですが、終始にこやかに、楽しそうに走ってもらい、そのままフィニッシュ。スイーパーも楽しく最後までお供できました。


5時間30分かかりましたが、最終フィニッシュ時間も1時間延ばして6時間としていたので、無事完走となりました。



地元の人達も温かくもてなしてくれるし、サポートしていたボランティアの人たちも楽しんでいたし、なにより参加した選手が楽しそうに走っていたのがなによりですね~。




ぜひ1回限りで終わらずに、井川に多くの人が遊びにきてくれるといいですね~。
  

Posted by ひでたろう at 22:00Comments(0)トレイルラン

2019年10月23日

今週末は井川マウンテンマラソン

初開催の井川マウンテンマラソン
このレース、スタッフとして関わらせてもらいます。


まだ一度もコース全体を走ってないので、本日試走&コースチェックで、マウンテンコースを走ってきましたので、簡単にコース紹介も交えて。




スタートは、井川の自然の家
これは、トレイルのマウンテンコースも、ロードの林間コースも一緒。





たぶんこのあたりがスタートになるんんですかね?
林間コースはこの林道をひたすら走ってゴールの田代キャンプ場へ17km
マウンテンコースは3km近く、下り基調のロードを走った後に、トレイルへと突入。





ここが登山口。まずはここから標高差600mくらい勘行峰へとグイグイ登ります。






まずは急登のトレイル、しばらく頑張れば、開けた林道に出ます。






少し登って、振り返ると!!
井川の村とダム、そして天気が良ければ南アルプスも見える大展望。ちょっとだけ休憩して景色を楽しむ余裕がほしいところ。




またちょっとだけトレイルがあって、すぐにまた林道。





ちょうど5km地点で、県民の森へと続くロードへ出ます。ここで標高1370mくらい、500mくらい登ってきました。






1kmほどロードを走れば、勘行峰への林道へ。
ここからは走れる林道、頑張って走りましょう。





最後にちょっとだけ階段を登れば勘行峰。エイドステーションのあるリバウェル井川がすぐに見えるので、そこまで頑張りましょう。







第1エイドです。まだまだ登りが続くので、水分補給・エネルギー補給忘れないように。
山頂に着いた気になってしまいますが、まだ7kmすぎ、14kmの笹山までは登りが続きます。






リバウェル井川の入口ゲート付近で右に入ると稜線のトレイルへと入っていきますが、初めはかなり不明瞭なトレイル、マーキングをしっかり追っていきましょう。




県民の森に近づいて来ればトレイルもかなり明瞭になってきます。






階段のトレイルを登って行けばアツラ沢の頭、このあたりはかなり整備されていて走りやすい区間。もちろん登り基調ではありますが。









雰囲気の良いトレイルが続きますが、このあたりの階段はかなり古く、腐っている場所も多いので、特に下りは注意しましょう。







笹山手前はちょっと急登ですが、頑張って登ればすぐに山頂。






山頂からは、それほど景色はありませんが、今まで走ってきたスキー場からの稜線は眺めることができます。
紅葉はまだ少し早いようですが、それでも少しだけ。






山頂から下ってすぐの所に展望所が、井川ダム方面の展望がグッド!!天気が良ければ富士山も見えるかも。






あっという間に百畳峠へと向かうロードに出ます。
ここが第二エイド。景色も楽しめるのでのんびりしましょう!!






少しだけロード走って、ここから本格的にダウンヒルが始まります。
ここから標高差900mを一気に下っていきます。







もともと道が無いところにルートを作っているので、うっすらしかトレースがありません。しっかりマーキングのテープを追ってください。少しだけ登り返しがありますが、基本下りだけです。






途中からダブルトラックへと変わりますが、台風の影響もあって、落石や枝が多数あります。特に最初のほう。
足元にかなり気を付けて下ったほうがいいと思います。






林道の終点からは最後のトレイル。初めはかなり痩せた尾根。岩も多いので気を付けて。








しばらく下れば、段々と走りやすいトレイルに。九十九折れのトレイルになればあと少し。
程なくロードが見えてきます。







後はロード2km。ショーゴさんの実家のある小河内集落を抜けて田代のキャンプ場までラストスパート!!








キャンプ場でゴール!! 23kmの面白いトレイルもここで終了。






今日は、試走なので私は、まだ自然の家まで帰らなければいけません。バスもありますが、まだまだバスの時間まではかなりあります。
もちろん走って帰ります。






井川大橋を渡って、そこから林間コースへ合流すれば11kmほどで帰れるのでそのルートへ。




ところが、井川大橋を渡って2kmほど行った林間コースの合流地点。がけ崩れで通れません。もちろんレースまでには通行できるように補修しているようですが、今日はどうにもならないので再度井川大橋へ戻ります。

走って帰るには、井川ダムまで走ってから自然の家に戻るルートしかないのですが、かなりの遠回り。



しかし、井川湖には渡船があるんです。井川の町中を湖畔へと降りていくと渡船場。
無料で、しかもいつでも出航してもらえます。






ちょっと休憩も出来て、井川湖をアッという間に渡れました。






ここからは大日古道をひたすら登ります。1.7kmほどで自然の家に帰って来れました。ロードを走っていたら、さらに1時間以上かかっていたでしょう。渡船を思い出して良かったです。
渡船にも乗れたし、井川側の大日古道も初めて歩けたし、がけ崩れに感謝です。





笹山まではひたすら登っていくので、前半かなり大変ですが、気持ちの良い稜線、そこからのダウンヒル、かなり楽しめるコースだと思います。後は、当日の好天を祈るだけですね。

  

Posted by ひでたろう at 21:12Comments(0)トレイルラン山登り

2019年10月10日

やっと秋山へ!櫛形山


チャレンジ富士五湖から中2日、久しぶりの山です。8月のアルプス以来なので、1ヶ月半以上も山に登っていませんでした~。


メンバーは二人、たまたま水曜日に休みが取れた横チンと。



行先は、櫛形山。紅葉には少し早そうなんですが、天気は良さそう。富士山や南アルプスの展望が楽しみ。




伊奈ヶ湖の駐車場からスタート。一気に1000m以上の標高差を登っていきます。途中の林道までは桧の植林メイン。歩きやすいですが、少し暗いイメージで淡々と登るしかないですね。




林道を越えると、自然林メインの明るい尾根道へと変わってきて、標高が高くなってきたのを感じます。


避難小屋の分岐点を越えてもうひと頑張り、櫛形山とアヤメ平への分岐点に到着。時計回りで周回予定なので、まずは櫛形山山頂へ。





もう大きなアップダウンは無く、緩やかな稜線をしばらく進めば、あっという間に櫛形山山頂。景色は富士山だけ。ただ三角点はこの先の2052m地点です。





三角点を過ぎれば池の茶屋登山口まで200mのダウンヒル。この途中のベンチから南アルプスの大展望です。北は甲斐駒ケ岳から白根三山、そして南部の3000m峰たち(悪沢・赤石・聖)まで見渡せます。なかなかの絶景ポイント。


池の茶屋登山口からは西斜面をアヤメ平までトラバース。北岳展望台までの遊歩道も、その後のトラバース路も、モミジ沢への下る階段以外は、歩いたり走ったりのトレイルランに最適な路が続きます。




やはりまだ早かった紅葉、モミジ沢っていうくらいで、モミジの木が多いので、紅葉の時期はかなり綺麗なんでしょうね。





アヤメ平もすっかり秋、薊やトリカブトが少しだけ咲いていました。ここで昼食休憩。カップ麺が美味しい時期になってきましたね。






裸山での展望。ここからは南アルプスと富士山が同時に楽しめる唯一の場所でしょうか?



裸山から最初の分岐まではあっという間、あとは標高差1000mのダウンヒルだけ。整備されたトレイルなので下山も走りやすくて、50分ほどで下山完了。



約5時間、20km程度のトレイルです。最初と最後の標高差1000mが大変ですが、初心者なら池の茶屋登山口に駐車しての稜線部分だけの周回も楽しめます。
同行した横チンも初めて行く山でしたが、走れるし走りやすいし、景色も楽しめるしで、喜んでもらえました。これから11月くらいまでが、この山でトレイルランを楽しむ一番いい時期かと思います。もちろん、雪が積もればスノートレッキングも楽しそうな山だと思います。
  

Posted by ひでたろう at 18:17Comments(0)トレイルラン山登り

2019年10月07日

7年ぶりのチャレンジ富士五湖

昨日は、チャレンジ富士五湖。
秋のトライアルレースってことで、初の秋開催だそうです。

ウルトラマラソンは、野辺山ばかりに出ているので、富士五湖は7年ぶり2回目の出場です。
前回は112kmの部(今は118kmに延びています)今回は100km、本栖湖だけは廻らない4レイク。


4時30分のスタートですが、春の時期より日が短いので、暗い時間帯が1時間くらいあります。念のためライト持参ではしりましたが、ロードなので暗いなかでもなんとかなりそうな感じでした。


予定としては、9時間30分は切りたいなと思っていて、ペース的には5分30秒/kmを基準(10kmで55分程度)で走るつもりでスタート。



とりあえず山中湖。ちょうど明るくなるタイミングでなかなかの景色。朝一の清々しい空気の中を走れるので、気持ちがいいですね。ペースも順調。


折り返して、一旦北麓公園近くを通過、71kmの部とも合流するので、一気に賑やかになります。登り返しがありますが、まだ元気なのでここも問題なくいいペース。
河口湖へと一気にダウンヒル。ちょっと脚を使いすぎたか?



これで2レイク目。湖北側を走っている途中で50km地点。
4時間30分で通過。野辺山の50km通過と同じタイム。林道の山越えのある野辺山と同タイムなのはビックリですが、野辺山は長い下りがこの区間にはあるので、こんなものなんでしょう。


ちょっと疲れが出始めました。ドロップのある56km地点までは、それでもペースを崩さすに到着。ヘッドライトを預けて、後半のジェルを補充してリスタート。



3レイク目の西湖。このあたりから、いつもの不整脈が出始めて、走るのが息苦しくなってきました。ペースも維持しにくくなり、何度か立ち止まったり、歩いたり。



4レイク目の精進湖。この頃が一番キツイ時間帯でした。エイドでの滞在時間も長くなって、ペースも6分台/kmが当たり前。リタイヤも考えた70km過ぎのエイドで、一旦大休止をすることに。5分以上もブルーシートに寝転がって身体を休めます。時間的にはまだサブテンペース内に納まっているので、この後ゆっくりと進んでも十分に完走には間に合います。取合えずリタイアは保留にしておいて、再びスタート。


精進湖民宿村のエイドで折り返して、再び西湖へと戻ります。ここが後半の最初の山場。2.5kmくらいの登り返し。ところがさっきまでの息苦しさは何処やら。グングン走れます。どうやら不整脈が鳴りをひそめているようで、不思議なくらい調子が戻りました。いつまで続くかわからないので、とりあえず登りきるまでは頑張ってみました。


その後は、絶好調は続かず、普通にウルトラ後半の疲れの中のランって感じのペースに戻って、6分ちょっと/kmくらいのペースで淡々と。


西湖を通過している時に、残りの距離を残りの時間を計算すると、サブテンが微妙な感じ。
河口湖に戻ってきても、やはり微妙なタイム。最後の登り坂を考えると、ちょっとオーバーかも。


93km最後のエイドで再確認。残り44分。距離は7km。
6分/kmで走りきれば間に合う計算。しかし、ほとんど登り坂。やっぱり微妙。



ところが、この後、ちょっといいペースで走る人に抜かされ、なんとなくその人に付いてペースアップ。意外とそのペースで走れる自分。そして運動場の交差点を曲がるといよいよ最後の坂道。さらにペースを上げますが走れるんです。嘘みたいな本当の話。サブテンという目標がはっきりしたので、最後の力が出たみたい。不整脈もおきません。

それまで平坦でも6分ちょっと/kmのペースだったのが、この坂で5分45秒/kmくらいまでペースを上げての力走。登りきって残り2km。この時点で9時間45分。あとは平坦からの最後の下りだけ、100kmの余韻を楽しみながら、程よいペースでフィニッシュしました。





9時間55分48秒。目標だった9時間30分には遠く及ばなかったですが、最後の追い込みでなんとか達成できたタイム、今日はこれで大満足です。



野辺山に比べればサブテンなんて余裕だよね~と思って参加しましたが、やっぱり100kmって距離は、簡単には走らせてもらえませんね。ウルトラの面白さを再認識しました。
  

Posted by ひでたろう at 18:28Comments(0)マラソンウルトラレース